khaos10さんの映画レビュー・感想・評価

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ミッキー17(2024年製作の映画)

3.0

アイデアは新しいんだけど、展開が普通というか、もっとひねくれた感じがほしかったかな。どうでもいいサイドエピソードが多いのにも疲れてしまった。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

人種差別的表現と女性蔑視はまあ、時代なので横に置いておけば、全体的にはおもしろかった。オードリー・ヘップバーンとムーンリバーが最高。

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.0

時代といってしまえばそれだけなんだけど、最後はえーーー!それはないっしよ!ってなった。まあ、オードリー・ヘップバーンは野生味あふれるころもかわいいし、レディになってからは美しい。さすが。映画館で観れて>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

5.0

だいぶ前に観たけど、あんまり内容覚えてなくて楽しめた。ノーランは昔から時間の操り方がうまい。

ブルータリスト(2024年製作の映画)

5.0

長いし、重たい映画だけど見ごたえがあってよかった。古めかしいビジュアルと建築資材の重厚さ、それにぴったりの音楽で没入できる。演者の素晴らしさは言わずもがな。

アイム・スティル・ヒア(2024年製作の映画)

4.0

ブラジルでこんなことがあったなんて知らなかったし、衝撃だった。家族が仲睦まじく暮らしている場面が長めに丁寧に描かれていて、その後が余計につらい。音楽もよかった。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

長く感じてちょっとしんどかったけど、詩的な映像は好み。テキサスなのにヨーロッパ映画っぽいのはやっぱりヴィム・ヴェンダースだからでしょう。映画館で観れてよかった!

Sarah Bernhardt, la divine(原題)(2024年製作の映画)

3.0

もっとサラ・ベルナールのキャリアとか人間性にフォーカスして欲しかったなあ。個人的に恋愛沙汰には興味がわかないので。

Joli joli(原題)(2024年製作の映画)

3.0

悪くないけど、テレビの前でダラダラしながらでもいいかな〜というクオリティ。

Black Box Diaries(2024年製作の映画)

5.0

ああ、日本ってこういう国だったよな、と思い出して悲しくていらだたしい。詩的な映像が優しくて少し救われるかな。ただのルポにとどまらないナラティブな構成に他人事に終わらせない強さを感じた。

ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

4.0

近すぎず、遠すぎず、2人の関係性がとてもよい。淡々としたストーリーの中で、心の機微が丁寧に描かれていた。あとティルダ・スウィントンおしゃれ。

We Live in Time この時を生きて(2024年製作の映画)

4.0

よくあるテーマで似たような展開の映画はいっぱいあると思うんだけど、役者がよかったかな。

Bird(原題)(2024年製作の映画)

4.0

ベイリーの強さと優しさが、眼を背けたくなる現実の中できらきらと輝いていて、バードとの友情が心を温かくしてくれる、そんな映画。重たいシーンが多いけど、音楽がバランスを取っていてあまり気落ちせずに観れた。

The Balconettes(英題)(2024年製作の映画)

4.0

コメディ調ながらも内容はシリアスで、でも大それたフェミニズムというよりは、もっと日常に寄り添った、日々の抑圧からの解放という感じ。女性目線だとスカッとする作品ではあるけど、クソ野郎しか出てこないのでだ>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

写真ってやっぱいいな〜と思わせてくれる映画。記録から記憶が呼び起こされる。あと、気の強めな黒木華かわいい。

Grand Tour(原題)(2024年製作の映画)

4.0

植民地時代と現代のアジアが折り重なって、不思議な雰囲気。ストーリーは平凡というか、あまり重要ではないような気もする。

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

4.0

ロジャーラビットだけかと思いきや、ファンタジアの面々とかトゥイーティーとか、有名キャラクター勢ぞろいで楽しかった!違和感なくアニメと実写が混ざっていて、完成度高い。

Rabia(原題)(2024年製作の映画)

5.0

いろいろ考えさせられる作品。今も現在進行形で、このような少女たちとその子どもたちの帰国問題が続いているらしい。洗脳されて酷い目にあって帰りたくても帰れない、それを搾取する大人、世界は全然美しくない。

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

法廷のシーンは観てるこっちが緊張した。主要登場人物はすごくよかったんだけど、今どきの若いものはと憤慨するおばあちゃんとか、靴の話をしだす若い女性とか、他がクリシェすぎて少しガッカリ。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

映画と映画館への愛が詰まった美しい作品。最後の上映シーンは、微笑ましい伏線回収で温かい涙が出ました。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

前作未視聴。ツッコミどころ多すぎて話に集中できず、なんかよくわからないまま終わった。

The Story of Souleymane(英題)(2024年製作の映画)

5.0

リアリティがありすぎて辛かった。フランスの都市圏に住んでいるとテント暮らしの移民や難民を日常的に見かけるけれど、自分も含めて見てみぬふりする社会が搾取の構造に加担しているような、やりきれない感じで、観>>続きを読む

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.0

セックスシーン多すぎな気もするけど、ほどよく笑えるシーンもあっておもしろかった。ただ観賞後はなんだか悲しくてやるせない気持ちになる。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

4.0

最初ホラーかと思いきや、少年の成長物語でちょっと拍子抜け。良くも悪くも勧善懲悪、子ども向けのストーリー展開で物足りない気もするけど、テンポ良く進んで最後まで飽きずに観れた。

Beating Hearts(英題)(2024年製作の映画)

3.0

だいぶ長く感じた。ノスタルジーな映像はよかったけど、この話(愛があればなんでも許すしなんでも受け入れるのか?)を今この時代にあえてやる意義がわからなかった。豪華キャスティングだし、エンターテイメントと>>続きを読む

チェ 39歳 別れの手紙(2008年製作の映画)

3.0

パート1はチェ以外にもカストロとかカミロとか他の登場人物が賑やかだったけど、パート2のメインはチェだけで他の人物は影が薄い。それを狙っていたのかもしれないけど、単調すぎて眠気と闘う時間がけっこうあった>>続きを読む

チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

4.0

できるだけ自然光で撮ることにこだわったとあって、その土地の空気感が伝わってくる映像。話はちょっと長く感じた。白黒の使い方がオッペンハイマーと一緒で、別に新しいアイデアじゃなかったのかと知る。
Fest
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

マフィアとか輩とかの話なのに、映像と音楽で美しい映画になるのが不思議。でも、ライアン・ゴズリングもオスカー・アイザックも自分勝手すぎてイラっとした笑
Festival Lumière 2024 - 6
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

考えすぎずに映画の世界に浸るといいよ、と言われてから観たものの、やっぱり意味を探してしまう笑 それぞれのシーンに繋がりがないような、あるような、夢の中にいる感じの作品。
Festival Lumièr
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

10周年記念に編集された35mm版を視聴。汚い言葉遣いとか暴力的なシーンも多いのに、美しい映画に仕上がっているのはさすがドラン。感情のぶつかり合いがリアルで、とにかく3人の演技に圧倒された。

Fes
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

4.0

速いテンポとキッチュでグロテスクな映像で、観てるこっちがおかしくなりそう。最初ジョニー・デップってわかんないぐらい役にハマっていたし、太ったベニチオ・デル・トロもすごかった。
Festival Lum
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パッション(1982年製作の映画)

3.0

ゴダールの実験的な作品はやっぱりちょっと苦手(朝9時に観たせいでもあるけど笑)。映像とかセリフ回し、間の取り方なんかはゴダールだな〜って感じでよかった。
Festival Lumière 2024 -
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.0

途中ちょっと冗長に感じるシーンもあったけど、最後の三船と山崎努のシーンは引きこまれた。画面上での人の配置が毎回おもしろい構図になっていて、その辺はさすがの黒澤。
Festival Lumière 20
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.0

ホアキン・フェニックスのジョーカーはやっぱり魅力的だし、レディ・ガガも悪くないんだけど、途中だいぶ退屈してしまった。アーサーという人物を描くのに、恋愛の部分が邪魔だったような気もする。