不穏で美しい映像・音楽と淡々としたシナリオ、セリフのバランスがとても良い。衝撃の最後には館内しばらく誰も動かず、みんな唖然としている感じでした。笑
可愛くてキッチュで、もし10代の頃に観てたら絶対髪型真似してるわーっていう感じ。ちょっと長く感じるシーンもあったけど、軽めのエンタメとしてとても良かった。
前作は好きだったんだけどなあ。ツッコミどころが多すぎて、入り込めず。特殊効果もチープで残念。
ツッコミどころもあるっちゃあるけど、全体的によくできたシナリオで、フェミニズムとか貧富の差とか真面目な題材をエンターテイメントにするのが上手だな、と思った。あとは映像も音楽も衣装も美術も、不協和音が共>>続きを読む
たくましいというか、主人公もオスカーも苦しいなかでもちゃんと学校に来て、闘っている感じがかっこよかった。私なら耐えられなくて引きこもるわ〜と思いながら観ました。
予告編の方がおもしろかった。中身がありそうでないシナリオ(に私には見えた)。キャストは結構よかったのになあ。
原作未読ですが、たくさんのエピソードを詰め込みすぎな気が。置いてけぼり感があったので、もう少し減らしてそれぞれを掘り下げてくれた方がよかったかなあ。映像美と迫力、音楽は最高。
ボブ・マーリーの曲は昔から好きでよく聴いてきたけれど、背景とか信条をこの映画で初めて知った。家族のお墨付き映画ということでだいぶ格好よく描かれているとは思う。でも平和を目指すメッセージは響いたし、やっ>>続きを読む
ミステリーかと思ったら意外と社会派でした。若者とか子どもたちがたくましいのが救い。
映像が美しいのはいつものことだけど、シナリオがとてもよかった。あともちろん坂本龍一の音楽。
あの年代って大人が思っているほど子どもじゃないけど、悲しさとか苦しさを背負いきれるほど大人でもなくて、子ども>>続きを読む
ニコラス・ケイジのもっさり感がよくて、コメディシーンは結構笑った。アリ・アスターがプロデューサーだからなのかな、後味は良くない。笑
あの辺の歴史に疎いうえに初三銃士のため、背景を理解するのに時間がかかった。よくできたエンターテイメントだと思う。悪役のエヴァ・グリーン好き。
クリスマスコメディだと思って観に行ったら、意外にちゃんとしたドラマでとてもよかった。クリスマスって実は1番悲しさが際立つ時期だったりする。
彼らのような美しい思い出は特にないけど、昔の思い出について回る切なさはわかる。わたしもヨーロッパに移民した身なので(夢も野望もないが)、いろいろノラに共感。
とても詩的な作品。選曲が素晴らしくて、映像も美しい(トイレなのに)。平山の人生への満足と後悔が溢れてくるような最後のシーンはさすがでした。
こんな事件がアメリカであったとは知らなかったー。弟(兄?)の憎めない感じがたまらない。シナリオも音楽もテンポがよくてエンタメとして楽しめた。
胸糞悪い話ではあるんだけど、端々で描かれているオセージ族の生活の様子が美しい。家で嵐が去るのを静かに待つときのモリーが好き。ちょっと冗長に感じたシーンもあったけど、細かいところまで描くにはこの長さは必>>続きを読む
全体を通して笑えるシーンが多いけれど、よくできたシナリオとソン・ガンホの妙演でただのコメディでは収まらない作品。
質の良い演劇を観ている感じ。実際の裁判ではあんなに弁のたつ弁護士は稀なようですが。時代の空気感もよく出ていて、史実を知らなくても法廷ドラマとしておもしろかった。
ウェス・アンダーソンの世界観とカンバーバッチの組み合わせは最高なんだけれど、セリフが多すぎて字幕で観るにはしんどい。
3時間の長さを感じないテンポの良さ。最初は登場人物が多くて、あれ誰だっけとなるけれど、見分けがつくようになると、それぞれの人生の繋がり具合が巧妙でおもしろくなってくる。
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戦前とは思えないモダンな作り。テンドン?的なくり返されるやり取りとかセリフ、お茶目な登場人物たちが軽やかで、とても良いコメディだと思う。山中貞雄の作品は現在3作しか観られないそうで残念。
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サイレント映画風がおもしろい。ダイナミックな動きとセリフ回しがとてもよかった。監督曰く山中貞雄への恋文らしいのだけど、彼の鼠小僧次郎吉は現存してないらしい。観てみたかったな〜
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アンソニー・ホプキンスの怪演とそれに負けないジョディ・フォスターがすばらしい。シナリオの展開もよくできていて、タイトルの意味にはなるほど〜そうきたか、と合点。もっとホラーかと思っていたけど、サイコスリ>>続きを読む
ジャック・レモンの道化っぷりとその裏の切ない顔がよい。笑って笑って最後はほっこりするラブコメの良作。
Festival Lumière 2023 - 5作目
もっとお涙頂戴なラブストーリーかと思っていたら、結構人間くささが出ていてそこがよかった。クリニックのサイドストーリーもおもしろい。
Festival Lumière 2023 - 4作目
チープな世界観とブルース・ウィリスが真面目なのかギャグなのかよくわかんない作品。イケメン枠から自由になったブラピがいい味出してる。
Festival Lumière 2023 - 3作目
ナチ党員とその家族の視点から描かれたアウシュビッツ。塀の中の惨状(直接描写はほぼなく、音と立ち昇る煙のみ)と、そのすぐそばで花を愛でたりしながら暮らす所長の家族たち。迫害していた側も普通の人間である、>>続きを読む
ストーリーはよくあるギャングスターもの(下っ端から成り上がって栄光を極めたのち没落または死)だけど、アル・パチーノがすごい。こういう役ぴったり。
Festival Lumière 2023 - 1作目
ブルックリン99好きなので、ジェイクにしか見えず。おもしろいけどいまいち決め手にかけるかな。
外見の問題を抜きにしても、学校ってこういうことあるよね、っていう苦い思い出が蘇る。でもそれぞれの機微を丁寧に描いていて最後は温かい気持ちになれる作品。あんな家族に囲まれていたら幸せだ。
大人たちの行動がいまいち理解できなくて共感できなかった。デイヴィッドはかわいかった。