女の子たちがみんなとてもかわいくて、不幸な環境を強いられながらもそれでもきらきらしていて、それがかえってかなしくて、しあわせになってほしいなあ、と思いながらみていました。
五人姉妹のうち、肉食で奔放な>>続きを読む
おもしろいんだけど、笑えない!笑えないよ!って気持ちにだんだんなってくる感じ。
でも総統閣下シリーズのぶっこみには心の底から笑いました。
ポスターに犬をちょこんと載せているのがブラックすぎる・・・
自意識をこじらせたひとばかりでてくるのがつらい。ふつうの家族のふつうの日々の暮らしのなかに、手料理がいっさい出てこず、コンビニ弁当や宅配ピザしかでてこないのがつらい。
「野火」とおんなじで、胃にくる緊>>続きを読む
闇のパープルアイでした。
映像はとてもきれいだったけど、最後はちょっと、いいのかなあ、それでいいのかなあ、と思いました。
しかしヨーロッパ映画ってたまにエンディングロールで映画のテイストとけっこうちが>>続きを読む
「無難なことをくりかえすだけの毎日なら、いっそなにもしなくていいわ」といいきれるところはやっぱりすごくかっこいいし、なにより、つねにどこか品のよさをナチュラルにまとっているところがすてき。
ロマンポルノっていいな、昭和っていい時代だったんだな、みたいなことを思いました。
なるほどドグラ・マグラとはこういう話だったのか、とわかりやすさとチープさにちょっとおどろきつつ。
原作小説はとちゅうで読むのをあきらめてしまった気がするので、もう一度読んでみようと思いました。
実際に体験していないできごとにまつわる感情は、私はやっぱりすみずみまで共有はできないとおもうけど、共有しあえなくても想像できるようでありたいとおもう。
そして、瑛子先生は大学内のいろんなところでいつも>>続きを読む
佐村河内さんはエヴァンゲリオン(テレビ版)のシンジくんに似ているようにおもった。
他者に自分をわかってほしいし、認めてほしいし、人のことが気になってしょうがないけど、他者と感覚をまるまる共有することは>>続きを読む
古舘寛治さんの不器用で粗野な感じがすごくよかったけど、ときどき「オッス!オラ悟空!」がちらついて、SICKSめ・・・と思いました。
淡々とした骨太で社会派のいい映画でしたが、邦題はもうちょっとなんとかならなかったのかなあとちょっとおもいました。
「めんどくさいから殺していい?」ってコピーがついてるけど、その「めんどくさい」すら感じてなさそうな森田剛の無表情さがこわかった。
そして、あの高校の教室のシーンでの森田剛の目つきがとんでもなくて、彼は>>続きを読む
べつに露出がおおいわけでもないのに、ほんのりあふれだす長澤まさみのエロさよ。
ロシア国立図書館のロックな感じとか、ソーク研究所のたたずまいのコントラストとか、オスロ・オペラハウスの無口な雄弁さとかかっこよかった。
宇多丸さんが「ソウルジェムがにごってしまった魔法少女の話」っていってたみたいだけど、たしかにソウルジェムがにごったまま魔女にもなれず救済もないままオトナになっちゃうとこうなる、みたいな話でした。たぶん>>続きを読む
異常にダサいへんなかたちのグレーのタイトスカートを何も考えずに履きつづけている主婦の感じとか生々しくてこわかった。鈍感でいることはとてもらくちんで、でも不意にめのまえの日常を奪われるといろんなことがむ>>続きを読む
なんとなくおもってたのとちがうわりと超展開シネマでした。セリフにあった「絶対空間」ってなんだろうっておもってwikiったらニュートンとかエーテルとかでてきてますますよくわからなくなったりしつつ。
エー>>続きを読む
朝長美桜ちゃんはふんわりおっとりしていると思っていたのだが、意外と闘争本能むきだしな感じがすごくよかったし、指原さんの視点もフラットで一歩ひいた感じがとてもよかったです。
なぜナレーションがこのひと?と思ったり、いやそこがそうならあっちやこっちはどうなってしまうの・・・的なあやうい矛盾を感じたり、りりかさんの朗読はへたくそだけどかわいいなあと思ったり、ふうちゃんにはしあ>>続きを読む
ドキュメンタリーとしてみる映画ではないかな、と思いますが、さすがに中学生の女の子にまっしろなワンピースを着せて豊島美術館に座らせるのはちょっとあざとすぎるかなあ、と思いました。
豊島美術館はとてもとて>>続きを読む
川瀬陽太さんの憎めないダメ人間さかげんと、柳英里紗さんのほどよいエロさかげんがすばらしかったです。
あまりにもいいひとしかでてこないので、なんかものすごくひどい罠が待ちうけているのでは・・・このひとほんとはものすごい悪人で、最後の最後でものすごく手ひどく搾取されてしまうのでは・・・と、はらはらしなが>>続きを読む
ラテンのいきおいとパワーがものすごくて、みているぶんにはすごくおもしろかったけど、実際もこんな感じだったら、ラテンのノリちょうこわい・・・と思いました。
稲垣吾郎さんもなにかの雑誌でいっていたとおり、リザが30歳にみえない。とおもったら、演じている役者さんの実年齢が40歳で、だったら映画内の年齢設定も40歳でよかったんじゃないかなあ、とたしかに思いまし>>続きを読む
死んだ母が、愛する娘に「クリムゾン・ピークに近づいたらだめ」と伝えるだけなのに、なぜあんなにもおどろおどろしい手段をとってしまうのか・・・
私はもう少しソフトな手段で娘に警告できる亡霊になりたいと思い>>続きを読む
おもいがけずしあわせな気持ちになるドキュメンタリーでした。
もう、まりんが卓球と瀧と電気の音楽が大好きなのはほんとによくわかったから!
ちょっと期待値がたかすぎてしまって。後半すこし失速してしまったような気もする。
グザヴィエ・ドランはやはりとてもすばらしかったけれど。
トム・アット・ザ・ファームのちょっと薄汚れたグザヴィエもいいけど>>続きを読む
寒い国の映画のつめたい閉塞感というか絶望感はすごいなあとおもう。手話はぜんぜんわからないけど、みていてとても息苦しかった。
服を着たいひとに対して生産される服の数があまりにも多すぎるのかもしれない。表現として、全体的にちょっと過剰にあおりすぎている感はあったけど、うちすてられた山積みの服はやっぱり衝撃的でした。