ききさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

きき

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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.5

女の子たちがみんなとてもかわいくて、不幸な環境を強いられながらもそれでもきらきらしていて、それがかえってかなしくて、しあわせになってほしいなあ、と思いながらみていました。
五人姉妹のうち、肉食で奔放な
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

おもしろいんだけど、笑えない!笑えないよ!って気持ちにだんだんなってくる感じ。
でも総統閣下シリーズのぶっこみには心の底から笑いました。
ポスターに犬をちょこんと載せているのがブラックすぎる・・・

葛城事件(2016年製作の映画)

4.5

自意識をこじらせたひとばかりでてくるのがつらい。ふつうの家族のふつうの日々の暮らしのなかに、手料理がいっさい出てこず、コンビニ弁当や宅配ピザしかでてこないのがつらい。
「野火」とおんなじで、胃にくる緊
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獣は月夜に夢を見る(2014年製作の映画)

3.0

闇のパープルアイでした。
映像はとてもきれいだったけど、最後はちょっと、いいのかなあ、それでいいのかなあ、と思いました。
しかしヨーロッパ映画ってたまにエンディングロールで映画のテイストとけっこうちが
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.5

「無難なことをくりかえすだけの毎日なら、いっそなにもしなくていいわ」といいきれるところはやっぱりすごくかっこいいし、なにより、つねにどこか品のよさをナチュラルにまとっているところがすてき。

火星の女 /夢野久作の少女地獄(1977年製作の映画)

3.5

ロマンポルノっていいな、昭和っていい時代だったんだな、みたいなことを思いました。

ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

3.0

なるほどドグラ・マグラとはこういう話だったのか、とわかりやすさとチープさにちょっとおどろきつつ。
原作小説はとちゅうで読むのをあきらめてしまった気がするので、もう一度読んでみようと思いました。

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0

自分の子を葬るためになりふりかまわず必死になる絶望感がやるせなかった。

SHARING(2014年製作の映画)

3.5

実際に体験していないできごとにまつわる感情は、私はやっぱりすみずみまで共有はできないとおもうけど、共有しあえなくても想像できるようでありたいとおもう。
そして、瑛子先生は大学内のいろんなところでいつも
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FAKE(2016年製作の映画)

4.5

佐村河内さんはエヴァンゲリオン(テレビ版)のシンジくんに似ているようにおもった。
他者に自分をわかってほしいし、認めてほしいし、人のことが気になってしょうがないけど、他者と感覚をまるまる共有することは
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太陽(2016年製作の映画)

3.5

古舘寛治さんの不器用で粗野な感じがすごくよかったけど、ときどき「オッス!オラ悟空!」がちらついて、SICKSめ・・・と思いました。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.0

淡々とした骨太で社会派のいい映画でしたが、邦題はもうちょっとなんとかならなかったのかなあとちょっとおもいました。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

「めんどくさいから殺していい?」ってコピーがついてるけど、その「めんどくさい」すら感じてなさそうな森田剛の無表情さがこわかった。
そして、あの高校の教室のシーンでの森田剛の目つきがとんでもなくて、彼は
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

べつに露出がおおいわけでもないのに、ほんのりあふれだす長澤まさみのエロさよ。

もしも建物が話せたら(2014年製作の映画)

4.0

ロシア国立図書館のロックな感じとか、ソーク研究所のたたずまいのコントラストとか、オスロ・オペラハウスの無口な雄弁さとかかっこよかった。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.5

宇多丸さんが「ソウルジェムがにごってしまった魔法少女の話」っていってたみたいだけど、たしかにソウルジェムがにごったまま魔女にもなれず救済もないままオトナになっちゃうとこうなる、みたいな話でした。たぶん>>続きを読む

恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

異常にダサいへんなかたちのグレーのタイトスカートを何も考えずに履きつづけている主婦の感じとか生々しくてこわかった。鈍感でいることはとてもらくちんで、でも不意にめのまえの日常を奪われるといろんなことがむ>>続きを読む

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

3.5

なんとなくおもってたのとちがうわりと超展開シネマでした。セリフにあった「絶対空間」ってなんだろうっておもってwikiったらニュートンとかエーテルとかでてきてますますよくわからなくなったりしつつ。
エー
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尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48(2016年製作の映画)

3.5

朝長美桜ちゃんはふんわりおっとりしていると思っていたのだが、意外と闘争本能むきだしな感じがすごくよかったし、指原さんの視点もフラットで一歩ひいた感じがとてもよかったです。

道頓堀よ、泣かせてくれ!DOCUMENTARY of NMB48(2015年製作の映画)

3.0

なぜナレーションがこのひと?と思ったり、いやそこがそうならあっちやこっちはどうなってしまうの・・・的なあやうい矛盾を感じたり、りりかさんの朗読はへたくそだけどかわいいなあと思ったり、ふうちゃんにはしあ>>続きを読む

あえかなる部屋 内藤礼と、光たち(2015年製作の映画)

2.5

ドキュメンタリーとしてみる映画ではないかな、と思いますが、さすがに中学生の女の子にまっしろなワンピースを着せて豊島美術館に座らせるのはちょっとあざとすぎるかなあ、と思いました。
豊島美術館はとてもとて
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ローリング(2015年製作の映画)

4.0

川瀬陽太さんの憎めないダメ人間さかげんと、柳英里紗さんのほどよいエロさかげんがすばらしかったです。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

あまりにもいいひとしかでてこないので、なんかものすごくひどい罠が待ちうけているのでは・・・このひとほんとはものすごい悪人で、最後の最後でものすごく手ひどく搾取されてしまうのでは・・・と、はらはらしなが>>続きを読む

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.5

ラテンのいきおいとパワーがものすごくて、みているぶんにはすごくおもしろかったけど、実際もこんな感じだったら、ラテンのノリちょうこわい・・・と思いました。

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.5

稲垣吾郎さんもなにかの雑誌でいっていたとおり、リザが30歳にみえない。とおもったら、演じている役者さんの実年齢が40歳で、だったら映画内の年齢設定も40歳でよかったんじゃないかなあ、とたしかに思いまし>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.0

死んだ母が、愛する娘に「クリムゾン・ピークに近づいたらだめ」と伝えるだけなのに、なぜあんなにもおどろおどろしい手段をとってしまうのか・・・
私はもう少しソフトな手段で娘に警告できる亡霊になりたいと思い
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DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

4.0

おもいがけずしあわせな気持ちになるドキュメンタリーでした。
もう、まりんが卓球と瀧と電気の音楽が大好きなのはほんとによくわかったから!

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.5

ちょっと期待値がたかすぎてしまって。後半すこし失速してしまったような気もする。
グザヴィエ・ドランはやはりとてもすばらしかったけれど。
トム・アット・ザ・ファームのちょっと薄汚れたグザヴィエもいいけど
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ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.5

寒い国の映画のつめたい閉塞感というか絶望感はすごいなあとおもう。手話はぜんぜんわからないけど、みていてとても息苦しかった。

ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

3.5

服を着たいひとに対して生産される服の数があまりにも多すぎるのかもしれない。表現として、全体的にちょっと過剰にあおりすぎている感はあったけど、うちすてられた山積みの服はやっぱり衝撃的でした。