ききさんの映画レビュー・感想・評価

きき

きき

2016年からの、映画館でみた映画の記録。

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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.5

ひとをしあわせにしかしない、すばらしきインド映画。ムン二のはじけるような愛らしさと、バジュランギおじさんのスイッチの入り方さいこう。ラストシーンがびっくりするほどダサかったけど、それ含めてものすごくほ>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.5

エリナのぱっつん前髪とかボーダーTシャツとかちょうかわいい。なにげない会話のちょっとしたおかしみともの悲しさ。ださかわいいダンスシーン。スタイリッシュに運ばないものごとと人生がそこにあってとてもいい。

エヴァ(2018年製作の映画)

3.5

イザベル・ユペール様のエイジレスなエロさや、ギャスパー・ウリエルのとんでもないイケメンクソ野郎ぶりはじゅうぶん楽しめる。でもそんなにどんどん死なせなくてもよいのでは・・・と少し思ったり。列車がびゅーん>>続きを読む

世界でいちばん悲しいオーディション(2018年製作の映画)

3.5

脱落が決まるときゅうに言い訳をはじめる子が多くて、ひとは敗者になったとたんに敗者的思考に陥るというのがあまりにわかりやすくてみていてつらかった。
エリザベス宮地さんがデスソースのスペシャリストみたいな
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.5

浮世離れした孤高のカリスマデザイナーだと勝手に思っていたのだが、実際はけっこう俗っぽく泥くさくチャーミングなひとなんだなと思った。ヴィヴィアン自身のファッションがともかくいつでもかっこいい!年齢を感じ>>続きを読む

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.5

やっぱりエイドリアン・シェリーがとんでもなくコケットでかわいい。ハル・ハートリーの映画にでてくるキャラクターは悪人でも善人でもなくただ不器用ゆえに黒歴史背負ってるけど、わりと自分のことに無頓着でからっ>>続きを読む

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.0

ちょっと宮藤官九郎ぽい脱力系の小ネタがちりばめられていておもしろかった。エンディングクレジットとかテキストの入り方がシンプルだけどかっこいい。あとはもうエイドリアン・シェリーのコケットなかわいさよ。す>>続きを読む

飢えたライオン(2017年製作の映画)

3.5

ブツ切りの日常がどんどん無表情につみかさねられていき、どんどん暗澹たる気持ちになっていく。生きていようが死んでいようが一度檻の中になげこまれてしまえばただの餌でしかなく、嬉々として弄ばれるしかない、そ>>続きを読む

神と人との間(2018年製作の映画)

3.5

ラストがシュールでおそろしすぎて、なんかもうそれまでのいろいろ、渋川さんのまっかな野球帽とかパンツにシャツインとか戸次さんのチンピラファッションとか、なにをみせられているのだかよくわからない下着パーテ>>続きを読む

富美子の足(2018年製作の映画)

3.5

淵上泰史さんの首元だるだるのTシャツでの狂気のフェチぶりこわい。でも古市さんみたいに唾液の交換て気持ち悪いじゃないですかって感じだったので、脚への執着がものすごくとつぜんだったような。
富美子役の片山
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悪魔(2018年製作の映画)

3.5

吉村界人と前田公輝の気持ち悪さが秀逸。秀逸ゆえに、少女たちがこんなにも気持ち悪げな男たちに興味をもつものかなあ、と釈然としない感じも。大野いとはそれほど悪魔的ではなかったような気もしたけれども、非モテ>>続きを読む

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.5

阿部進之介さんの仄暗く内向きでどこかやわらかく、強そうで弱そうな存在感がとてもよかった。いろいろおもうところはあるけれど、でもやっぱりどんな理由があってもルールを破ることを善とするわけにはいかないんだ>>続きを読む

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

3.5

それでどういう着地するんだろう?って最後まで楽しめたし、うまいことワンカット風密室劇にできあがっていて、三上博史の芝居がかった芝居もうまくはまっていたけど、いちばん衝撃的にすばらしかったのは酒井若菜の>>続きを読む

がっこうぐらし!(2018年製作の映画)

3.5

阿部菜々実ちゃんのシャベルフルスイングすばらしいし、清原梨央ちゃんの据わった目つきもよかったし、長月翠ちゃんの愛らしさや間島和奏ちゃんのたおやかさもすごくきわだってた。たしかに演技はつたない部分もある>>続きを読む

ザ・マミー(2017年製作の映画)

3.5

過酷な日常をおくるメキシコの子どもたちの精悍な顔つきと強いまなざしが印象的。ホラー要素はなくてもよかったのでは・・・と思わなくもないし、お母さん、伝えたいことがあるにしても、いちいちそんなに娘をこわが>>続きを読む

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.5

みている間はうまく物語を咀嚼できなくて、みおわったあといろいろレビューなどを読んで、ああそういうことなのかと何とか消化した。
もう一回みたい。距離感と甘えかたをまちがってしまった母と娘の関係はなんかも
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シークレット・チルドレン 禁じられた力(2015年製作の映画)

3.0

ティモシー・シャラメはよかったです。ほんとうによかったです。でも物語はなんかちょっといろいろ中途半端だったような・・・彼らのもつ「力」もなんか中途半端だったような・・・あまり使い道なさそうな・・・
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

こんな感じでずっと続くんだろうなと思えたそれなりに居心地のよい状況から、ひとりひとりこぼれ落ちるように去っていくのってほんとによくある。いつまでも続いていくことってほんとに少ない。
たんたんと綴られる
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.5

姿勢よく走るチワワちゃんかわいかったし、成田凌や浅野忠信の気持ち悪さもよかったし、玉城ティナがあの美しい顔をくしゃくしゃにしてぶさいくに泣くのもよかった。門脇麦と松本穂香はさすがの存在感。若者たちのこ>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.5

いろいろな甲藤を自分のなかにおしこめていくふみの息苦しさを木竜麻生さんがとてもていねいにまっすぐ演じていて、両親もっとしっかりして!って思ったけど、親である彼らの弱さや不器用さも理解できてつらい。
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

3.5

ニット帽の毛玉とか鬱陶しそうに背負ったリュックのずり落ちかたとか片方だけへんにめくれたズボンの裾とか、落とした手袋を気にも留めないところとか、まっかなほっぺたとか、ただ一瞬だけを生きているこどものどこ>>続きを読む

エリザベス∞エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.5

ともかくアビー・リーの人間離れした造形美がすばらしい。森の中の無機質で生活感のまるでないスタイリッシュな豪邸の密室劇という点では「黒い箱のアリス」とちょっと似てる。ファッションもいちいちエロくて最高。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.5

バンクシーのドキュメンタリーを撮ろうとするひとをバンクシーが撮るドキュメンタリー。仮題「クソのような作品をバカに売りつける方法」がすべてを物語っている、のかな?
どこまでドキュメンタリーなのか、フェイ
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それだけが、僕の世界(2017年製作の映画)

4.0

映画的な性善説でなりたつ物語で、びっくりするような展開はないけれど、安定感のある役者さんと世界観で安心してみていられる、とても韓国映画らしい映画。強くて弱い母親の姿がやるせなく、親でいることはほんとう>>続きを読む

孤高の遠吠(2015年製作の映画)

3.5

アップリンク吉祥寺の見逃した映画特集にて。
こわくて前科もちのヤバい先輩たちが次々でてくる、地方ヤンキー地獄のわらしべ長者。ヘドローバとかもそうだけど、小林勇貴監督のテロップの使いかたはベタだけどおも
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.5

エル・ファニングの凛としたまなざしが印象的。
もうこれそこに愛がなかったらけっこうな地獄では・・・とおもいながらみていたのですが、そこにはたぶんそれなりの愛があったような感じだったのでほんとよかった。
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

おっこがひとりで祖母宅へむかうシーンが印象的で大切なシーンなのはわかるんだけど、この状況で誰も大人がついてこないってどういうこと?両親をなくしたばかりの小学生にだれも気を使わないの?おっこの家庭は社会>>続きを読む

ちょっとの雨ならがまん(1983年製作の映画)

3.5

タイトルがほんとすばらしいなあとおもう。雨の日にひとりで歩いているときにふと「ちょっとの雨ならがまん」てつぶやきたくなる感じ。
この頃のハードコアパンクのことはぜんぜん知らないのだが、ざらざらしたフィ
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.5

ホドロフスキーの語る「私のDUNE」がなんかもうまさに「俺のターン」ってきこえる感じで。
生き生きと夢を語り、だれかに嫉妬したりだれかをディスったりもする、あふれでる現役感がすばらしいとおもいました。

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

ダイナマイト心中する母、長い立ちション、全裸疾走、どんどん病んでいく愛人、テレフォンセックスまみれの職場、とわりとパンチのきいた要素がつぎつぎとぶちこまれてくるわりには、主人公のなんだかよくわからない>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.5

ちょっとなつかしい、チープなアバンギャルドさ。
エル・ファニングがものすごく魅力的でかわいさが完成されていて、だれもが心を奪われてしまうのはわかる。すごくわかる。わかるけど、モデルとしての完成度はアビ
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.5

いろんなものを背負いながら相撲にとりくむ女相撲陣、意外となにもやってなさそうなフリーター集団ギロチン社。
東出さんがああいう芝居がかった役やるの好きだし、大西信満さんは血走った目つきの狂気の軍人役がに
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

3.5

松尾スズキ×ふせえり×阿部サダヲの安定感あるからみと、田中哲司×千葉雄大のからみ(意味深)はおもしろかったです。
カメラワークにちょっと酔った。

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.5

「古きよき名作をディズニーが現代的なアレンジで映画化してみたら」あるある。
ジェンダーや人種にたいして私たちはいつだってフラットです、という制作側のポーズがいちいち鼻につく感はあるのですが、マッケンジ
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

あれ、北川景子も千葉雄大も成田凌もこんなに演技わざとらしかったっけ?というくらい、全体的になんだか薄っぺらさと上滑り感満載。
実力のある役者陣と、いくらでもおもしろくできそうな設定をそろえていたのに、
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

いやもうよくみつけてきましたね!というくらいチャーリー役の女の子がいい。どこか不吉な「ぜったいに何かある」感がだだもれしている。でもその「ぜったいに何かある」感がなんだか尻すぼみになってしまったような>>続きを読む

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