ききさんの映画レビュー・感想・評価

きき

きき

映画(436)
ドラマ(0)

グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.5

イザベル・ユペール様が期待どおりの狂気の大暴れをしてくれるので、クロエさんにももう少し暴れてほしかったような気も。
最後もうひと波乱あるかとおもったけれども、なかったのはちょっと残念。彼女はたぶんあの
>>続きを読む

最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

森七菜ちゃんはこのときいくつだったんだろう。違和感なく小学生にみえたけれども。森七菜ちゃんが戸田恵梨香に成長するのはちょっとむずかしいんじゃないかなあとおもったけれども、楽駆さんはものすごく窪塚洋介に>>続きを読む

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.5

渡辺大知とユースケ・サンタマリアってまさに両手に花ではないですか、なにが不満なのだ、と正直おもったりもしましたが。
だれに好かれても、自分を好きなれない夏帆のバランスの悪さが絶妙で、おにいさんの黒田さ
>>続きを読む

解放区(2014年製作の映画)

3.5

須山くんがあまりにもダメな子すぎて、『わたしたちに許された特別な時間の終わり』でさらしていた太田さんのダメな子ぶりをおもいだして、フィクションをみているのかノンフィクションをみているのかだんだんわから>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.0

管理体制のずさんさにものすごい憤りを感じながらみた。でも映画内でそれを指摘するひとはいない。また、みんな彼女になにかを押しつけるばかりで、あなたはどうしたいのか?と誰も訊かない。誰ひとり彼女を尊重して>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

すごくおもしろかったし3時間飽きずに楽しませてもらったし、虐待だったり毒親だったりLGBT差別だったりいじめだったりDVだったり現代的なある種ひとごとではないあれこれをたくみにさらっとぶっこんでくる真>>続きを読む

ブラック校則(2019年製作の映画)

3.5

主演のふたりの顔がともかくきれい。ひとりは絶妙なヘタレ感がすばらしく、ひとりは『野ブタをプロデュース。』の山下くんみたいな絶妙なゆるふわ感。ヒーローがいないので終始ぐだぐだしてるんだけど、そのぐだぐだ>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.0

少し身勝手で臆病で理屈っぽい、これが大人の恋というものかと思いながらみてたら途中から急に妙に安っぽい展開に。福山さんも石田さんも色っぽくてよかったけど、運命の恋とはこんなにも臆病でぐだぐだでもやもやす>>続きを読む

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.0

ほんとうに日常をとおりすぎていくだけの愛しさとせつなさと心強さが美しくかなしい。ラストショットとタイトルが入るところ、ものすごくきれいだったなあ。それでも夢はみるし、人生は続いていくよね。

キング(2019年製作の映画)

3.5

みる前は骨太なキング的ティモシーばかりだったらやだなあと思ってたんだけど、終始ほの暗く孤独に苦悩している美しいティモシー・シャラメ満載ですばらしかった。とくに前半の長髪さいこう。少ししかでてこないけど>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ホアキンの体型が『ビューティフル・デイ』の半分くらいで驚いたが、返り血を浴びる彼はとにかく最高だった。
結局生まれ育つ環境なのか。問われるのは親の資質なのか。
自分のなかでうっかりうやむやにしそうにな
>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.5

いやこれで生き残るのどうやったって無理じゃん・・・というシンプルに無理ゲー設定で、なにがゴールかもよくわからないので緊張感がすごくて、ずっとびくびくしながらみてた。破傷風になっていないことを心底祈る。>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

本当に申し訳ないが、設定がBL!設定がちょうBL!ってことにけっこう興奮した(設定だけです、ほんとうに申し訳ない)。
ゆるく長く続く人生の滑稽さとものがなしさの話、ということでいいのか。おじさん感満載
>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.5

たぶんスクリーンではじめて吉永小百合をみたと思うんだけど、60年近くぶれずに『吉永小百合』であり続けている貫禄と説得力がものすごかった。天海祐希はさすがの安定感。そしてムロツヨシと賀来賢人が福田作品と>>続きを読む

任侠学園(2019年製作の映画)

3.5

実際の高校生をあまり知らないひとたちが作ってそうだなあとは思いましたが、阿岐本組のみなさんの芸達者さでいろいろ帳消しになった。佐野和真さんの一歩ひいた静かな存在感がとてもよく、エンドロールで、俺もうよ>>続きを読む

108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

3.0

海馬さんのやりたいことはよくわからなかったが松尾スズキの狂気と変態ぶりはよくわかった。あれはぐちゃぐちゃで美しくないのがいいんだろうけど、私はやっぱりもう少しきれいな海がみたかったなあ。

楽園(2019年製作の映画)

4.0

閉塞感。たぶんすべての元凶は閉塞感。ただただ変化を恐れて牙を剥く、息詰まるような閉塞感。閉じた世界にいる人間の狂気。
おっぱい(スペシャルアクターズ )か、曲がったキュウリ(HiGH&LOW THE
>>続きを読む

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.5

・今回はチハルのせいではなかった
・レッドラム工場はもはや現代の蟹工船
・HiGH&LOWに頭いいキャラ出てくるといろいろあったあげく黒塗りの車がつっこんでくるのではないかと心配
・内省的低体温ヤンキ
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

善人だがちょっとダメな子なジャックにちょっといらいらしたり、毒気のなさにすこし物足りなさを感じたりもしたけれど、やっぱり海辺の家での邂逅はさいこうにエモーショナルだった。

ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.5

【霊能頭痛】がパワーワードすぎて気になってしょうがない。
B級ホラーかと思ったらけっこうお金かかってる感。ややチープな仕上がりのヘルボーイにたいして、魔物さんたちのお金のかかった腐り具合さいこう。切っ
>>続きを読む

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.5

世界はマトリョーシカなのか。
デジタルな世界であるのに、へんなとこだけオートマティックでだいじなところはアナログな努力を要するというのが含蓄あって興味深い。
困難をのりこえてなにかをなしとげたいとき、
>>続きを読む

バオバオ フツウの家族(2018年製作の映画)

3.5

派手ではないけれど洗練された映像。
LGBTを隠すとか隠さないとかの段階はとっくに通りすぎてて、そのあとの自分らしい人生をどう実現させていくかの話。いろいろ唐突だな!と思うところは多々あるけれど。自分
>>続きを読む

スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.5

やさしい世界のやさしいおはなし。
どんでん返しがおきるんだろうな、すばらしく伏線が回収されるんだろうな、という気まんまんでどうしてもみてしまうので、それがやっぱりちょっともったいないなあとおもう。意図
>>続きを読む

熱帯魚(1995年製作の映画)

3.5

おかしみのあるのんきな生活にさらりとさしこまれるトゲのようなもの。おかあさんといっしょ的なとてもこどもらしい妄想。ツイッター民を暗示するかのような無責任な外野のひとびと。自由さと不自由さのバランスがと>>続きを読む

鉄男 II BODY HAMMER(1992年製作の映画)

3.0

『鉄男』にくらべて、こちらはわかりやすくややマイルド。
しかし塚本晋也監督はほんとうに生理的な嫌悪感とか不快感とかのラインを的確に心得ていると思う。そのラインをわかったうえで、わりとやすやすと超えてく
>>続きを読む

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.0

金田もアキラもでてこない、鉄雄がふたりでてくる『AKIRA』みたいだった(そして一瞬『E.T.』かと思ったりもした)。
たぶん美術とか特殊メイクとかけっこうチープな感じだと思うんだけど、それを演出と音
>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.0

若者の会話とかリアリティあってよかったのと、チートな設定がちょっと中途半端なのと、青春青空ジャンプはなんかもうそろそろ食傷気味なのと、吉沢亮と吉岡里帆の声はすごくよかったのと。
小学生男子がびっくりす
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

決死の祈りがかんたんに打ち砕かれる、無情な世界。安全な映画館の椅子でみていても、映画的チート展開をもっと入れてくれ頼む・・・と思わずいいたくなってしまうくらい容赦のなさだったけれども、現実はもっともっ>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

明朗でわかりやすく、そしてやさしい世界のおはなし。なまあたたかい目でゆるく楽しむにはじゅうぶん。小池栄子がとてもよい。
エンドロールにラストアイドルメンバーの名前をみつけてちょっと興奮した。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

2.5

タイトルのわりに知恵がはりめぐらされることもなく、いろんな意味でむしろ力技がおおかったのでは。橋本環奈の顔はそりゃもうかわいいし、浅川梨奈のおっぱいは正義。それはたしか。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて。
約50年前にこの映画を撮るセンスよ。片目だけつけまつけるの考えたひとほんと天才。おそらく悪夢についての映画。
アレックスは15歳設定にはみえず、恐るべき子ども感はあまりなかった
>>続きを読む

マイリトルゴート(2018年製作の映画)

4.0

『ホフマニアダ ホフマンの物語』の併映にて。
そもそも併映があるのすら知らずにみにいって、しかも10分の物語にいろいろなものがみっしり詰まっていて、ホフマニアダみる直前にものすごく心かき乱されてしまっ
>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

4.0

カトリーヌ・ドヌーヴの貫禄と、やわらかさとかわいらしさ。
江戸川コナンは「真実はいつもひとつ」というけれど、それぞれの胸にそれぞれがおもう真実がいくつもあっていいのかもしれない。
家族という小さな檻の
>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

3.5

中学生ならではの痛々しさなんだけれども、伊藤健太郎のからだができあがりすぎていて、中学生にまったくみえないのがもったいない。
玉城ティナもそのたぐいまれなる美しさをなんとか封印して鬱々としたあばれっぷ
>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

恒松祐里ちゃんのふつうの女の子っぷりがとてもかわいい。
10年でこどもはおそろしいくらいにいろんな能力を獲得して成長していくけど、おとなってとくに何も変わらず同じ毎日をくりかえすだけで平気で10年とか
>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

淡々と静かに語られる物語だが、じんわりした緊張感がすごい。誰も不幸になってほしくなくてずっと緊張しながらみてた。ことの発端はいくらでもうまくやる方法があったと思うけど、眩しくも微笑ましくもある若者らし>>続きを読む

>|