ききさんの映画レビュー・感想・評価

きき

きき

2016年からの、映画館でみた映画の記録。

映画(204)
ドラマ(0)

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.5

ちょっと社会派の擬似家族ものか家族再生ものかとおもってましたが意外とポップなアオイホノオって感じでした。
性善説でなりたつしあわせなストーリーだったけど、そもそもの理由と目的がわかりづらく私には理解で
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.5

三姉妹はそれぞれすごくよかったし、とくに井上真央は一枚も脱がずにあれだけのエロさをだせるのすごいなとおもったけど、やっぱりそれぞれがそれぞれに日本的なきれいな顔をしすぎていて、あの町、あの店にいる違和>>続きを読む

29歳問題(2017年製作の映画)

4.0

40すぎてしまうと29歳なんてまだまだ若いではないですか、と思ってしまうけど、なにかひとつ節目にして人生をふりかえってみるのも必要なことだと思う。私はぼんやりと年齢をかさねすぎたなあ、と思った。
そし
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

まわりからみたら、ぜんぜん特別じゃないどうでもいい女の子だとしても、その女の子自身にとっては当たり前だけど唯一無二の特別な自分の人生なわけで、そのなかで、暴走したり妄想したり我に返ったり恥じ入ったり浮>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.5

とても韓国映画らしい韓国映画。デフォルメしすぎな部分もあるけれども、誠実さが根底にきっちりとある。
歌謡祭にでたい大学生くんが、麒麟の川島さんによく似ていました。

Vision(2017年製作の映画)

3.5

吉野の山々が息をのむほどにきれい。実写版もののけ姫的なひっそりと猛々しい自然がみごと。LDH映画だがLDHなかなかでてこないので、大丈夫かな、と不安になりました(よけいなお世話だけど)。
ジュリエット
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苦い銭(2016年製作の映画)

3.5

「ザ・トゥルー・コスト」「人間機械」とかアパレルの労働者ドキュメンタリーはついみにいってしまう。
服なんて最低限あればいくらでも生きていけるのに、どうしていくつも欲しくなっていくつも買ってしまって、い
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バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.5

あっというまの3時間弱。
追加されていたカッタッパンチよかった(カッタッパ推し)。
通常版みたときはあまり気にならなかったけど、息子バーフバリが「武器がなければ自分のコブシで、息を嵐に変えて闘え!」と
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

「息子」の祥太くんが、ダメなおとなたちをきちんとフラットにみようとしていて、きちんと疑問をもち、それなりに社会に順応していこうとするところがすごくよかったとおもう。こどもを見くびっていないとおもった。>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

4.0

アルツハイマーの主人公目線で話をすすめるというだけで、すべてにおいて「・・・ま、これが真実かどうかはわからないけどね」という絶妙なつくりにしたことはほんとうにすばらしいとおもう。すき。
別バージョンの
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

ドレスをたのしみにみにいったのに、レイノルズさんのつくるドレスのデザインが個人的にあまり好きじゃなかったという大誤算。でもスタッフ全員白衣で仕立てしてるところはすごく好きだし、もっと職人らしい仕立ての>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.5

追い込むように逃げ込むようにジョーのトラウマが息苦しさを求めるので、みていてとてもつらいし苦しい。音楽がかっこよく「愛はかげろうのように」が流れるシーンのすばらしさよ。(この唄の歌詞を今までよく知らな>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

4.0

過去に誰かを殺したり誰かを殺されたり誰かを傷つけたり誰かに傷つけられたりしたひとびとが、いまをどう生きるか、という話。最近の瑛太は、笑いかたをよくしらない死んだ目をしたおとな役がとんでもなくうまい。蒔>>続きを読む

レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.5

「悪魔のいけにえ」いっこもみたことないのに、なぜかみにいってしまった。痛いところはものすごく薄目にして、がんばってぼんやりみました。
ジェドが誰だかはっきりさせない展開はおもしろかったんですけれども。
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娼年(2018年製作の映画)

3.5

笑ってはいけないAV男優だった。これはこれでそういうものだとおもって楽しむ映画なのかもしれないけど、女性目線のセックス監修とか入ったらまたちがったんじゃないかなあとおもう。
松坂桃李も桜井ユキもまった
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

吹替版でみた。千葉雄大と千葉繁の千葉無双映画だった。
「孤狼の血」でいうと、ピーター=江口洋介(若頭)、カトンテール=中村倫也(鉄砲玉)、マグレガーさん=松坂桃李(潔癖でキレるとやばい若者)みたいな話
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モーリス(1987年製作の映画)

3.5

無修正版リバイバルで。
モーリスのちょっと鈍感でおばかさんだけど憎めないところとか、さいしょ否定的だったわりにはどんどん自分からぐいぐいのめり込んでいくさまとか、後先考えずに自分の感情のおもむくままに
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

一瞬しか映らないけど江口洋介の煙草に火をつける中村倫也がどエロい。ちょうエロい。殴ったりちぎったり打ったり撃ったり電話ボックスにかわいく座りこんでたり、そんなに出番が多かったわけでもないが大暴れしてい>>続きを読む

ラブレス(2017年製作の映画)

4.0

本当にラブがレスだった。愛なんてどこにもなくて、ふたりはそれをまるで気にしていないし、もしかしたら気づいてさえいなかった。どうしてこうなってしまったんだろう?という不満だけが充満していて、冷たく無機質>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.0

スタイリッシュなシニカルさで、脇が甘いゆえに思わぬほうへ人生がころがっていってしまうさまがおもしろかった。
線引きの話なんだとおもうけど、ここまではOKでしょ?という線引きがいいかげんだと四方八方から
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

孤独と独り暮らしはちがう。嫌われるのと、自分の領域になるべく他者を立ち入らせないようにするのもきっとちがう。
アメリカ映画でふと退役軍人が語りだす、戦渦の沖縄での記憶にゆさぶられてしまうのは私が日本人
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

3.5

ディロバン・キコさんの心地よく快活な語りにのせて、凄惨な紛争の傷痕がさらりと映しだされていくのがものすごく衝撃的だった。白くてきれいな街並みの空撮も、近づくとほとんどの建物が破壊されている。戦争を知ら>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

この物語は男子たちだけど、女子たちでもなりたつし、男女でもなりたつ話。みんなそれぞれ自由奔放で、また自由奔放でいることが許されていて、すがすがしいほどの「主人公感」がまぶしい。
あ、これシンジくんだっ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

ほんとにおもしろくて、金田バイクとか心の底からわくわくしたしガンダム扱いよすぎるし森崎ウィンくんには今後ぜひ活躍してほしいし、ヘレンはちょっとシンガーのAIっぽかったし、サマンサちょうかわいいけど、で>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.0

この映画に「HAPPY END」というタイトルをつけるハネケさんのセンスのよさ。ポスターもすばらしいなとおもう。
どこかできいたことある話だなと思ったら、やはり日本の実際の事件がインスピレーションにな
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.5

わりとみんなやっていることがいろいろ雑なので(ストーリー的には緻密に計算された雑さ)、ものすごく雑にものごとが積み重なっていく。
あんなふうに雑に本性むきだしにすらなら、なんでふだん仮面かぶって体裁
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.5

邦題になっているラッカのジャーナリスト集団の名前がすべてを物語っていて、そんな状況のなか「発信すること」を選んだ彼らが、苦しみ葛藤しながらも発信しつづける姿をしずかにたんたんと映すドキュメンタリー。>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

3.5

すごくおもしろかったし、映像の撮りかたかっこいいなあとおもうところもあったけど、やっぱり役者さんの力量に頼りすぎてる感もあり。斎藤工の勝利というより佐藤二朗さんの勝利っていうか。
そして松岡茉優に伊藤
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.0

自分の信念をつらぬき闘うってこういうことなんだろうなあ、と思った(その信念が正しいとかまちがっているとか共感できるものかどうかはべつとして)。
戦争とは度をこした狂乱だと改めて思う。直接的にではないけ
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

4.0

エイズ活動家団体ACT UPの少々強引な抗議行動にはちょっと疑問を感じるっていうか、いやほかに方法があるのでは!とおもう部分もあるんだけど、それでも彼らなりの危機感や必死さ、彼らなりに公平であろうとす>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.5

こんなコリン・ファレルには気をつけろ!みたいな映画(たぶんちがう)。砲撃がきこえて敵兵がうろうろしているといわれている戦時中に、いちばん幼い女の子をひとりで外にいかせるのはどうなの、とはおもいました。>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

みていてずっと息苦しかった。決断は二度だけじゃなくって何度かあったようにおもえ、そのゆらぎをあまりにも切実にダイアン・クルーガーが全身でみせてくるので、ただただくるしい。被害者遺族と加害者家族の距離感>>続きを読む

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

4.0

ワンシチュエーションの会話劇だけでここまでおもしろい映画がつくれるのほんとすごい。平岩紙の平均よりものすごく白くて平均よりちょっとだけきれいな、そしてそれをじゅうぶん自覚している人っぷりが絶妙で、石橋>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.0

くよくよしない、みんなポジティブなエヴァンゲリオンって感じで、わくわく感はやっぱりどうしても前作を超えられてないのはたしかでしたが、それはそれとして楽しめました。
トーキョーと富士山が妙に近かったのは
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サファリ(2016年製作の映画)

3.0

淡々としたドキュメンタリーではあるんだけど、さしこまれるイメージショットには、ちょっと演出過剰なんじゃないかなあ、と思うところもあった。倫理的にちょっとそれどうなんだろうと思うことでも、自分勝手な解釈>>続きを読む

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.5

「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」のいろんな含蓄をスマートに表現してる感じすごいな!と思ったし、新しい地図のプロパガンダ映像としてはすばらしかったと思うけど、映画としておもしろかったかというと、いやそれほどお>>続きを読む

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