キムティさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

4.5

後半の3D映像は、自分がよく見る夢の中の街にとてもよく似ていて、本当に不思議な気分になった。この映画製作時はまだ20代だったビー・ガン監督。脚本も手がけたそうで、世界には本当にすごい才能を持った若手監>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

4.6

まるで小劇場でお芝居を見ているかのようなテンポ良い会話。登場人物のキャラクターも全て愛おしい。コロナウィルスの影響で空席の多い映画館であったが、笑い声があちらこちらから聞こえていました。バカリズムさん>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

4.5

首も吹っ飛ぶ、殺人シーン満載の映画なのに、見終わった後、何故か心地よい爽快感を感じるのは、タランティーノも絶賛する三池ワールドの真骨頂によるもの。窪田正孝の筋肉とベッキーの生足も必見の価値あり。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

大きな劇場の大きなスクリーンで鑑賞。アカデミー賞に輝いた迫力あるカメラワークは、臨場感を感じ、見終わった後に戦場から生きて戻ったような安心感を感じた。

影裏(2020年製作の映画)

3.8

性的マイノリティに悩む若者役をさせたらピカイチの綾野剛と謎多き男役をさせたらピカイチの松田龍平が、タッグを組んだキャスティング最高の作品。筒井真理子と松田龍平の関係をもう少し取り上げたら、悩める人妻役>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.0

佳山明さんの体当たり演技、助演の方々の優しさ溢れる好演、性的描写はあるが、とても質の高いNHKドラマを見たような気がした。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

全編通して不思議な位、色々な臭いを感じてしまう秀作でした。

風の電話(2020年製作の映画)

5.0

能の舞台を見ているような佇まい。モトーラ世理奈という神秘的な魅力を持った女優の誕生と流れる風の音に心が打ちのめされてしまった。

|<