キノさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

キノ

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

ハンニバル含め登場人物のキャラクターが立っていて魅力的。ハンニバルとの面談や犯人との銃撃戦の緊張感がすごい。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

死ぬまでにやりたいことリストというのはベタだが少年心をくすぐられてしまう。ジャックニコルソンが先に死ぬとミスリードする構成も良かった。

怒り(2016年製作の映画)

4.5

犯人は誰かという緊張感とそれぞれのヒューマンドラマのバランスがよい。妻夫木くんの色気がすごい。3つの物語が容疑者を取り巻く群青劇と犯人に迫るサスペンスになっているという構成がすごい。

CUBE(1997年製作の映画)

4.5

謎が解けていくミステリー要素と出口がない絶望感のバランスがいい。スタイリッシュな舞台装置とだんだんと狂気に包まれていく対比がよかった。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

無音や音楽など音を使った表現が面白かった。音を出してはいけないという制限が想像しやすくて感情移入しやすい。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.0

とにかく映像美がすごい。ド派手なアクションの中に緻密な美しさがある。菊池凛子がかわいい。怪獣の造形もいい。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

有名すぎる叙述トリック。オチを知っていてもまあまあ楽しめた。綺麗な伏線回収で気持ちの良い終わり方。ネタバレを見ずに見たかった。

エスター(2009年製作の映画)

3.5

エスターの異常性がだんだん見えてくるのが怖い。多くの人がエスターのおかしさに気づかないのが更に恐怖を加速させる。最初は少し変わった頭のいい孤児から今までの行動もおかしく見えてくるのが怖い。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

レオナルドディカプリオの演技がとにかく凄い。圧倒的な自然描写と過酷な環境に魅せられてしまう。西部開拓の凄惨さと自然の雄大さ、過酷さがリアルに体感できる。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ライブエイドの壮大なMV。クイーンの楽曲が良すぎる。ラストのライブエイドのシーンだけで価値がある。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

キャラクターが誰も個性的で魅力的。爽やかな視聴感で清々しい気持ちになれる。ヒロインがおぶすなのが少し残念。

タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

往年の名作を今更視聴。若いディカプリオがイケメン。演奏家たちや建築家など愛すべきキャラクターが多い。映像もとてもいい。最後のシーンはどうしても泣いてしまう。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

ヒロインが可愛かった。サスペンス要素もあり楽しめる。演出がいちいち怖い。謎が解明されて行くカタルシスと怖さが両方楽しめる。80分と短いのでサクっと楽しめる。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

派手なアクションと爽快な展開で頭を空っぽにして見れる。度々挟まれるブラックジョークや虐殺シーンの手の込みようから制作の悪趣味さが垣間見られるのも好印象。清々しい視聴後感。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

トトとアルフレードの関係が泣ける。曲がとてもいい。伏線回収が綺麗。お洒落な演出が多い。

マネーボール(2011年製作の映画)

3.5

野球映画の皮をかぶったビジネス映画。スポーツ映画らしく熱い展開も多い。

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

2.5

ホラーとしてもアクションとしても楽しめる。霊媒師がかっこいい。貞子と伽倻子が邂逅する時のワクワク感がすごい。

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

5.0

80年前の作品とは思えない。4時間近くの長編ではあるが全く見飽きない。キャラクターが全員魅力的。最初から最後まで無駄がない名作。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

デニーロがとても可愛い。登場人物が全員いい人間で気持ちいい。清々しい視聴後感。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.5

ギャング映画界のスターたちの夢の共演。殺し屋の人生を切り取るのではなく最期まで描き切っているため上映時間がとても長い。デニーロとアルパチーノの友情とアルパチーノの死後の哀愁が物悲しい。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

家のガードレールで仕切られるシーンなどオシャレな演出が多い。離婚裁判の難しさと夫婦の行き違いが切ない。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.5

レオナルドディカプリオの演技がやはりいい。音楽の使い方がとても良い。映像も凝られていて象徴的なシーンが多い。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

アメリカの社会と教会(キリスト教)文化の関係の深さを感じた。局長がかっこいい。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

それぞれの時代のパリの街の情緒と巨匠たちの生活が鮮明に映像化されていた。とても良質な雰囲気映画。同時に自分の芸術知識の浅薄さを痛感した。パリの文芸を学んでからもう一度観直したい。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

コリンファースの吃音の演技がとても良かった。ライオネルとアルバートの関係がとてもいい。スピーチのシーンのカタルシスがよい。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

レオナルド・ディカプリオの名演に魅せられる。エネルギッシュな映画。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

2020年度一作目。2011年の映画だが2020年のコロナウイルスの拡大の様子と当てはまる部分が多くて面白い。映画界の先見性と医学的(社会学的)考証力の高さを感じた。

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

4.0

2つのストーリーを同じ時系列で同時に展開するという試みは新しくて面白い。
それぞれの脚本はややベタだが、違う世界線の登場人物の運命が交差していくのは面白かった。同じ運命に収束していくオチも予想通りでは
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

脚本はほとんど無く、撮り方も音楽もトレンディドラマのようにベタだが、逆に当時の香りが漂っていてエネルギッシュで爽快。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

近年に多い黒人と白人が友情を育むロードムービーだが、黒人だがスーツを着こなすドク、白人だがイタリア系のトニーと、当時の社会が単純な二項対立ではなく多重的に描かれている。
印象に残る象徴的なシーンが多か
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

ライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスの直接対決のような映画で脚本はほとんど無いに等しいが、ド迫力で痛快なアクションは見応えがあった。クリス・エヴァンスのケツに麻酔銃が刺されたのには笑ってしまった。>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

近年のアカデミー賞作品にありがちなゲイのラブストーリーものかと思いきやラストには度肝を抜かれた。
後から脚本だけ見てしまえばワンアイデアの奇抜なサスペンスだが、重厚な語り口でそうは思わせないのが素晴ら
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.0

3作目からの流れを引き継いでコメディ色が強い今作。
爽快なアクションとタイトル回収も良かった。
脚本は凝縮し過ぎて唐突に感じる部分もあったが、その分展開が早くて見やすかった。

呪詛(2022年製作の映画)

4.0

ホームビデオ主体のモキュメンタリー風の撮り方で、時系列も二つの軸が同時に進んでいくが、段々と引き込まれていく脚本。
痛々しく目を覆いたくなるような描写と悪意満載のオチも良かった。

恐怖ノ黒電波(2019年製作の映画)

3.5

ホラー映画とは思えない綺麗な画面と不気味だがどこか美しい映像は素晴らしかった。
しかし全編通して展開がゆったりで政治的な主張も直接的すぎるように感じる。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.0

メメント方式で時代を遡りながら観る青春ムービー。
3人の女性との関係を中心に描きながらも恋愛に偏りすぎないあっさりさが良い。
各時代の香りを感じる演出と細かい伏線回収で楽しめる。