ノスタルジーさんの映画レビュー・感想・評価

ノスタルジー

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.4

前作まで全て観てきた人です。
今作はいっそドンぱちに振り切った内容になっており、人間の存在がもはや蛇足と思わせるくらい、怪獣たちの怒号だけで構成された映画になってます。というか怪獣たちが人間臭すぎて、
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

ヒロシマ、ナガサキについてはそこまで深く触れていません。「原爆の父」オッペンハイマーを中心に、二次大戦期の原爆開発競争、現場の科学者たちの研究に対する熱狂、原爆投下後のソ連との冷戦期、そして政治的陰謀>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

IMAX鑑賞。1も観ていたので、流れで見ることにしましたが、映像美も中々ですし、ストーリーも王道ながら悪くないです。比較対象になりやすいスターウォーズですが、あちらより更にダークというか、鬱鬱とした雰>>続きを読む

バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.4

エセ神父が悪魔祓いの真似っこを生配信サービスして、稼いでいたら、マジもんの悪魔がスタッフに取り憑いちゃってさあ大変。そんなコメディ色強そうなあらすじですが、割と描き方はシリアスですしグロ描写もあります>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

約2時間。大きな話の起伏はないにも関わらず、不思議と最後まで引き込まれて見入ってしまった。
誰かにこの映画の内容を紹介して、とか魅力を伝えてと言われると、主人公みたく黙り込んでしまうけど。
観終わった
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レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

3.5

レンブラントの作品といえば「夜警」の印象しかなかったですが、このドキュメンタリーではその他の肖像画や、2018年に新たにレンブラントの作品として認定された作品を、その所有者と保管環境?とともに紹介され>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

上映終了間近に滑り込み鑑賞。
戦後間もない日本が背景ということで対ゴジラとして出てくる兵器も二次大戦期に登場した戦闘機、艦船が多く、「永遠の0」などでCG技術のノウハウがある山崎監督らしい仕上がりに思
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

連れと鑑賞。
なんとなく、イット・フォローズに近いというか、少し教訓めいた感じもあるものの、内容的には面白かった。
ただホラーとして怖いかというと、ビックリ系というほどでもなければ、ジトジト系とも少し
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.3

IMAXで鑑賞。
この手の戦闘シーンが入る映画はIMAXで観る派の人間ですが、これに関しては正直ノーマルでも良かったかも知れないです。
確かに戦争のシーンは砲弾の炸裂音など迫力があるのですが、どちらか
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

もうすぐ上映終了ということで、滑り込み鑑賞。映画の日ということで結構人は多かったです。
一次世界大戦終結後、日本では朝鮮からの移民に関するデマが飛び交い、差別的な価値観が広まっていた。その中で関東大震
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

スポ根系ジャズ映画。ただし、かなりスパイスきつめの狂気が多分に含まれている為、見終わった後の疲労感がやばいです。
ちなみにJ・Kシモンズ演じる音楽教師による生徒への罵声ですが、ガチで人種差別的というか
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.5

名前だけは知ってたけど、実は見たことなかったシリーズ。
1930年代、アメリカ、シカゴ。マフィアの代名詞とも言えるアル・カポネと財務官僚エリオット・ネスの対決を描く的な。
警察の腐敗が惨憺たる中、それ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

もともとレース観戦とかにも行く人間です。
グランツーリスモのゲームは少しだけ触ったことがある程度。
現実のレース映像にゲーム的なHUDと言うのでしょうか?CGで映像を重ねるのがすごくカッコいい。実話ベ
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処刑人(1999年製作の映画)

3.0

ダークヒーローもの?と言っていいのかな?
アメリカ、ボストンのアイリッシュ系チンピラのマグナマス兄弟が、ロシアンマフィアとの諍いをきっかけに悪人のみを粛清する殺人鬼となる。それを追うFBI捜査官。潰し
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ゴーストホーム・アローン(2019年製作の映画)

3.5

タイトルから何となく想像できる通り、1人家に取り残された少年が、おもちゃやら家にあるものでDIYして戦うあの作品のホラーバージョンみたい。
と言いつつ、コメディに振った作品と軽い気持ちで見るとショック
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

過去2作も見た上で。
やはり作品として1番良かったのはオリエント急行ですが、今作もミステリーとしてはうまく伏線も張られており良作だった。
原作を読んだのは数年前なので、内容を忘れかけていたのも大きいか
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.3

お馴染み実話ベースホラー。
とはいえ「死霊館」シリーズの作品ということで、しっかり誇張も入りつつ、賑やかなホラーとしてよく出来てます。
ここでの賑やかとはどっかんどっかん人やらものが飛んだり、ピカピカ
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