motchaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

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意地が悪いので、遠くの方で信号が点滅してないかとか、画面の片隅に飛行機が写ってないかとか、あら探ししながら観たけど、見つからなかった。
もっと意地の悪い人、見つけたら教えてカモーン。

それにしても同
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西遊記2~妖怪の逆襲~(2017年製作の映画)

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あの下品で薄汚い悟空と再会できる! と思って観たのに、全然別もんだった。
これはこれで悪くないけど、どうしても前作と比べられるから損してるよね。
いやいや、ちょっと待って、そもそも前作がなければこんな
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ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(1992年製作の映画)

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キッチュオリエンタルなディストピア風都市デザインは、さんざん真似された今なお、全然色あせていない。
それに比べると「私は誰?」というテーマはさすがにちょいと食傷気味。
草分けだからといってレプリカント
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

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惚れ惚れするようなシナリオ、カミソリのような切れ味の演出、密室で演技合戦を繰り広げる練達の役者たち。
もっと地味な映画かと思ったら、確かに地味ではあったけど思ったよりはるかにドキドキさせられた。

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レイルロード・タイガー(2016年製作の映画)

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この間テレビで「蛇拳」やってて、観る気はなかったのについつい引き込まれてしまった。
あるようなないようなどうでもいいストーリーなのに、ジャッキーの動きを見ているだけであっという間に100分が過ぎるから
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WE ARE X(2016年製作の映画)

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インディーズ時代の映像のうち10秒くらい見たことのないのシーンがあった。その10秒分の価値はある。
10年前なら「映画作るよりアルバム作れ」と言っただろうけど、今はもうそんな無茶は言いません。
(18
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

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この映画を観ると、自分が映画に何を求めているか気づかされる。
つまりアクションでもなく、ど派手な特撮でもなく、感動でもなく。
結局は美男美女。

で、この映画。

どうしてこの女優なのか。
このルック
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

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あら、この前半部分って良心的兵役拒否に何にも関係ないよね? 
父親が志願に反対したのは「自分よりも先に死ぬな」という思いからだし、彼女が主人公の信仰心についてどう思っているかの描写もないし。そもそも本
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

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マルタ島でのパルクールは出色。
中世風の街並みの美しさ、ドローンを使った自由自在のアングル、アクションの切れは一見の価値あり。

それに比べると現代パートは、言ってることは大げさだけどやってることは親
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

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映画前半の「この話はどっち向いて進むんだろうか?」というワクワクハラハラ感は楽しい。
最後、真犯人の熱演がちょっと空回り気味けど、腰砕けになる前に無事にゴールイン。
スピード感重視の体脂肪率低めのエン
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

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フィクションだろうがCG使いまくりだろうが、映画は面白ければOK。
「ドキュメンタリーだから」とか「実話だから」とか「ノーCGだから」というポイントでは映画を評価しないことにしているんだけど、これはさ
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ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男(2015年製作の映画)

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振付家が音源をもらったところから始まり、初演の幕が下りたところで終わる、ドキュメンタリーとしてはごく普通のアプローチだけど、内容はかなり踏み込んでいる。
振り付け自体にはデリケートで、ダンサーの体調管
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銀魂(2017年製作の映画)

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ジャンプ連載中のコミックと聞いて「どうせお子ちゃま向けの他愛もないギャグマンガなんだろうなあ」と斜に構えて観た。

あらら、面白いじゃないの。

うっかりしてた、motcha自身が、他愛もないお下劣映
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メッセージ(2016年製作の映画)

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同じSFでも、巨大宇宙船どーん、レーザー光線びゅんびゅんのスペース・ファンタジーもあれば、ちょっとお堅いサイエンス・フィクションもある。
最近目立つのがスピリチュアル・フェイス(faith)とでも呼び
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

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つまらなかったわけじゃないけど、「感想は?」と聞かれると全然思い浮かばない。会議で出てくる仕出し弁当みたいな印象。
メインの役どころを徐々に若手にバトンタッチしながらシリーズの延命を図りましょう、とい
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

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雁首そろえて練った周到なはずの暗殺計画がテキトー過ぎて笑える。
暗殺計画自体はうまく運んだのにラスボスが強力すぎて形勢逆転、あわや絶体絶命というタイミングでエクスカリバー発動! 再々逆転でめでたしめで
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

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大雑把なハッピー映画で全然OKなんだけど、銀行強盗の予行演習でスーパーの万引きはいかんでしょ。

アルのキャラクター設定も、もったいない。
気になる女性がいるのに堅苦しい考え方のせいで告白できず。それ
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

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封印されていた古代の魔物が目覚めた! という、ここんところ似たような設定の映画が多すぎてもはやどれがどれだか分からなくなってきたジャンルの映画。
面白いのは主人公が最初はチンピラ盗掘犯だったところ。
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天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)

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これはすごい! 
音楽スポ根ものではなく、変わり者の生徒がクラスに受け入れられる話ではなく、生真面目な秀才が自由で奔放な生徒に負ける話ではなく、母と子の確執の話ではなく、学校の廃校を知恵と努力で取り消
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

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ブラックでシニカルなチェーホフ風「喜劇」。
ここんところあんまり冴えなかったウディが今作ではまあまあの切れ味を見せてくれる(正直言うとウディの力量なら回想シーンなんてなくても全然面白くやれたとは思うけ
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グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状(2014年製作の映画)

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ここで映し出されるのは美術品ではなく、人々。

エンディングで「バベルの塔」がクローズアップで映し出されて、ようやく作り手の意図が分かる。
ブリューゲルが描いた大勢の豆粒のような人々。彼らをアップで見
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

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金箔女が出てくるとテンションだだ下がりだし、父と息子の絡みも眠い。
そういう意味では前作の方がまとまってたかもしれない。
だけどロケットが今作で100倍よくなった。

いいねえ、とことん減らず口をたた
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

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主役を女性に総入れ替えしたのはとってもいい。

問題は機械オタクのキャラ。
日本のラノベやアニメをきっちり勉強しておけば、この役には絶対ゴスロリ美少女を当てはめるはず。
それなのに、さほど美少女でもな
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

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作曲家なら大きな編成のオーケストラ曲を書きたいと思っているはず。
現代でその夢をかなえさせてくれるのがハリウッド。
当然世界中から才能が集まるわけだ。

彼らの作品を断片的ながらもふんだんに流してくれ
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王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

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映画にはアクションがなくてもいい。
ワクワクするような起承転結がなくてもいい。
押し付けがましい感動がなくてもいい。

だけど美人は必要でしょ!

あの女医さん、どうしてあの人選なのか。どうしてあの年
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

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映画は一人で観るもの! と強がっているけれど、こういう映画は彼女と一緒に行って、観終わったあと感想を語り合いたいもんだ。

誰も相手をしてくれないのでここで言うけど、うじうじ悩まずにとっとと冬眠装置を
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

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現実に起こった事件との関連については他の人に任せて。

マイケルが赦しを得ようと近づいたバチカンは、マフィアよりも汚らしい世界だった。
最後は例によって大虐殺。
ただ、せっかく「カヴァレリア・ルスティ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

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時系列とかの解説は他の人に任せて。

新キャラ続々登場だけど、人物紹介は最低限。
誰がどうやって裏切ったか、どうしてばれたかの説明、今回もほぼ、なし。

いっぱい殺して、いっぱい殺されて、それにつれて
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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ほめ言葉は他の人に任せて。

冒頭、葬儀屋から依頼された復讐を遂行するシーンが見たかった。
ソニーがタッタリアの息子を殺すシーンがなかった。おかげでソニーは単なる強がり屋さん。
誰がいつどうやって裏切
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美女と野獣(2017年製作の映画)

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言いたいのは二つだけ。

一つは、時計や食器などの踊りがCGだとまったく面白くないこと。

二つ目、結局、野獣が美貌の王子様に戻るところ。
中身が大切とか言いながらやっぱり最終的にはイケメンじゃないと
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

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自分をスターダムに押し上げてくれたシリーズを17年間演じ続けて、最後は自分の思うように幕を引く。
これって役者としてはすごく恵まれている事だと思う。

ウルヴァリンという渋めのキャラクターだったことも
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

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うーむ、全体に散漫でとっ散らかっているけれど、なぜか面白い。

無理矢理分析するに、オレ様キャラのソーが縛りつけられたり、ぶん殴られたり、髪の毛を切られたり、痛めつけられれば痛めつけられるほど面白いよ
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かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート(2006年製作の映画)

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久しぶりに観た。
日本料理店での立ち回りは覚えていたけれど、そのあとは全然記憶になし。おそらく寝落ちしてたんだろうね。
確かに超絶退屈なパートがいくつかあって。
お薦めの鑑賞法としては、冒頭から日本料
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

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オープニングのヌードと、屋根の上の追っかけっこと、切れのある格闘技の応酬で、前半は惹きつけてくれる。
その後は極めて普通の展開で、あくびが出始めて「もうそろそろ終わってくれてもいいよ」と思った頃にちょ
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

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100人のうち99人は「この映画の主役は人じゃない、火焔だ!」と思ったはず。
10人のうち9人は「これは映画館の大画面で観たかった!」と思ったはず。
10人のうち一人くらいは「これは火が噴き出るMX4
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旅芸人の記録(1975年製作の映画)

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映画通(ツウ)を気取るならこういう映画を褒めないとね。
だけど、これがなかなか難物。
一回観ただけでは「さすがアンゲロプロス、長回しを生かした重厚な演出で、映画という枠を超えた歴史絵巻を展開してくれる
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