トニー・ガトリフの新作だと思って見にいったら、なんと20年以上前の作品だった。
いやあ、自由だなあー。いや、監督の力量で皆がのびのびとできているのか。それとも皆が自由過ぎたのか。 その空気感のキャプチ>>続きを読む
ヴァカンス映画の系譜に連なるのかと思いきや、映画は海辺の陽気から都会の息の詰まる喧騒に。
後半のユペールがフレームの奥から歩いてくるシーンは違う映画になったかと思うほどゾッとする。
今のホン・サンスを知っているとやはり片鱗が見えておもしろい。
が、それよりも今と違うところが逆に映えて見えてくる。
結構寝落ちしてしまった。
映像だけなら壮大なカラオケのビデオを見ていたような感覚。
いつも通りの良い意味でも悪い意味でもフィールグッドムービー。
ポッドキャストで言ってたけど、監督は音楽は聴かないのに、一貫して音楽映画しか作ってないのはなかなかおもしろい。
若松孝二のピンク映画?と聞くと一番に思い浮かぶのは十三人連続暴行魔なんだけど、そっちとは非対称に静な映画。
うちの奥さんが好きなようで、少しだけロマンティックと言っていた。
赤塚不二夫先生が動いてい>>続きを読む
オープニングのシーンで壁向こう?対面?で対話してるのかと思ったら、真横にいた。そして少しあとに子供の存在を匂わせる台詞なしで真後ろに子供二人が寝ているショットをインサート。
こういうの好きです。
もうウェス・アンダーソンはウェス・アンダーソンでしかない。
映画的探究心はすっかり枯渇してしまったように思える。
昔は良かったなどと言いたくはないが、いつもと同じのウェス・アンダーソンイズム100%で>>続きを読む
恐らく熱中症の初期段階なのを頑張ってみてみた。体調が悪いのをところどころ忘れさせてくれるくらいには十分のめり込めた。
欧米のスーパーナチュラルものにしては出来は良いと思う。
お話とか区切り方とかはいいんだけど、
ポストカード的クリシェ絵心が全くいただけない。
次回作はDPは違う人を雇った方が良い。
映画内でも見てる側にも苦痛を強いられる。女の子はこの後の出演作もないことからひょっとしたらトラウマになったのではと考えもよぎる。
快作ならぬ怪作。
クッパのピーチ姫の讃美歌が麻原彰晃の選挙の時の歌を思い出させた。