柳之貓さんの映画レビュー・感想・評価

柳之貓

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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.7

トム・クルーズがカッコ良い映画。

恐らく中国のアリババが出資してるからか、張静初がモブでねじ込まれてたり、オペラで中国の話の『トゥーランドット』が演目になってたりと、如何にもな要素はあったけど、それ
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茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)

4.2

日本では明治時代くらいに当たるのだろうか。
この頃の朝鮮は、金玉均など政争で弾圧された知識人の悲劇が珍しくなかったようだが、それでも理想主義を願う人たちの高尚な精神性が作品の根底に流れていて、良い作品
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

アニメーションならではの圧倒的な超現実的表現力がフルに発揮された、サイバーパンクアニメのルーツとも言えよう金字塔作品!

アメコミのような色使いや、『2001年宇宙の旅』のようなサイレント表現、『ブレ
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.5

テレビ版で十分にヤバかったが、まさかそれを軽く越えてくるとはね。

映画的な見せ場があったものの、それなら今までの事は何だったのだ?と思ったが、そう考えるならリコの一度折れた腕も無意味だったのだろうか
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劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏(2018年製作の映画)

4.4

開始早々ハードな展開になるけど、ナナチが出てきて雰囲気が和らぐ。

暗い設定が続きながらも「おぁ?」とか「んなぁ」とか、ナナチの喋りカワイイなぁと思ってたら超ド級のトラウマ展開…
映像的にも去ることな
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劇場版総集編 前編 メイドインアビス 旅立ちの夜明け(2018年製作の映画)

4.2

アニメならではの美しくスケール感のある映像が魅力の作品。
アビスの淵から誘いの森までの、緑地と空が取り混ぜになった風景は、浮遊島といったモチーフで描かれる天空世界のようで、壮大で素晴らしい風景が広がる
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

観た人はお憑かれさまでした。
映画というより、郷土誌を紐解いている再現ドラマを見ているようようだった。

ジェームズ・ワンの『死霊の館』でもそうだったが、不可解現象の原因究明をするというのは、怖さの意
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

ようやくの完結、テレビ版から延べ20年以上の年月を経て遂に!先ずは庵野監督を始め関係各位はお疲れ様でした。

昔に追っていた時の様な熱意は無くなったと思っていたけど、終劇の文字が現れたときは、やはり寂
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.4

テレビ版のストーリーをなぞった序・破に比べガラッと変わったストーリー。起承転結で言えば転そのもの。

冒頭の高高度での初号機奪還戦はワクワクしたな。前作に続いてマリが活躍してるけど、アスカとの気の強い
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.2

テレビ版を踏まえ、前作の序の続きとして見ると、冒頭からマリが登場する事で新鮮味が強い。
以後のQやシンでも、冒頭に掴みの内容を持ってくるっていうのが踏襲されているけど、旧来のファンの心を掴むとても良い
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

基本的にはテレビ版のダイジェストだけど、作画が向上してるから全話見直すよりかは効率的。

序ではヤシマ作戦までだから、続く破に比べるとストーリーを丁寧に描いているけど、その分テレビ版との違いはあまり無
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マイ・フレンド・メモリー(1998年製作の映画)

5.0

素晴らしく、凄まじい映画!
悲しみのある物語なのに、観終わった時は上質の冒険譚を読んだような晴れやかな気持ちになる。
子役は天性の役者だと言われるけど、そんな等身大の演技って枠を遥かに超えて、主役の二
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君のいた永遠(とき)(1999年製作の映画)

3.4

昔に見た時は、ジジ・リョンが可愛かったとしか憶えてなかったけど、見返してみると、どうにもとっ散らかってて下らないなぁ。
上手くまとめたから終わってみれば良い話のような気がするけど、結局何が言いたかった
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

5.0

この世界が神秘に満ち溢れていると言う美しさを思い出させてくれるような素晴らしい作品。音楽の神童エヴァンの無垢で健気で一途な思いが紡いだ奇跡のストーリー!

『ネバーランド』の子とは気づかないほど、この
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山の郵便配達(1999年製作の映画)

3.6

なにぶん古い作品と言う事もあり、分かりやすい演技やわざとらしい鼻につく演出、ナゾのカメラワークなどの粗は非常に目に付くが、この十数年の経済発展に伴って成長した中国映画の世界では、もはや題材として取り上>>続きを読む

ワン・デイ 悲しみが消えるまで(2017年製作の映画)

4.2

暗めの作品だけど、打ちひしがれた人の心理描写が丁寧に描かれていて、またそれを支える映像やカット、全体に流れる落ちついた音楽が醸し出す雰囲気と、とても良かった。
悲劇がベースになってるんだけど、現実に向
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人生タクシー(2015年製作の映画)

4.3

西側諸国からは見えない中東の実態、核開発疑惑で経済制裁を食らったりと、漠然と独裁国家のような印象があったが、それは思っていたほどに酷くは無いものだけど、やはり世界を意識する表現者にとっては声を上げてい>>続きを読む

ストーンウォール(2015年製作の映画)

4.0

昨今、権利向上が叫ばれるマイノリティには批判される要素を内包しがちであり、そしてそれらの権利向上は理性的に達成されるべきであり、さもなくば達成し得ない、そんな事を考えさせられた。

作品の主軸となって
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レインディア・ゲーム(2000年製作の映画)

3.7

時代のせいかB級映画感は隠しきれないが、ストーリーは破綻してないし、それなりにどんでん返しもあって、エンタメとしては悪くなかった。

ただ伏線の張り方ってのが、ストーリーの整合性をとる為な要素が強いの
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

1.9

いやー酷かった。
始終眉を顰めながら観ていた。

表現したいものは分かるのだが、余りにもあり得ない設定に状況、ご都合主義というか無理矢理な展開に、観ていてしんどかった。それでも最後まで観たのは批評する
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.8

もう20年以上も前の作品になるけど、人文学的題材を描いたこれぞ映画って言える傑作。
ロビン・ウィリアムズの暖かい演技がつくづく偲ばれる素晴らしい作品。やはり彼は、激情を内包した穏やかさを演じさせると右
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堕天使のパスポート(2002年製作の映画)

3.8

『アメリ』の女優が演じる、全体的に沈鬱で絶望的なストーリーだけど、後味は悪くないのはまだ救いがあった。

オクウェと彼女との感情の芽生えが腑に落ちない、っていうか、初めから置かれている状況にしっくりこ
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コールド マウンテン(2003年製作の映画)

4.5

何でめでたしめでたしで終われないんかなぁ、後味悪くしたら名作になるような縛りでもあるんだろうか。
ジュード・ロウがあんな死ぬ思いして、たくさんの人の手助けや好意を受けてきたのに、命のバトンを繋いだらお
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ヘヴン(2002年製作の映画)

3.5

ケイト・ブランシェットは『セブン』のラストのイメージがあって、何か血の香りがする。
美しいんだけど何か存在の儚さが漂っていて、欧米では幸薄い顔扱いなんだろうか?

ストーリーはよく分からんな。何か上手
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フリーダ(2002年製作の映画)

3.1

眉つながりおばさんの伝記的作品。
身なりに気をつかわない感じがウーマンリブの先駆けみたいで、作風も含めて個人的には嫌いなんだけど、知りもしないで毛嫌いするのも良くないと思って鑑賞。

アカン、気の強さ
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.7

娯楽ファンタジーとして観ると悪くないかな?ヒュー・ジャックマンがカッコ良かった映画。

タイムトラベル物なんだけど、伯爵があんまり驚いてないのは題材を活かしきれてなくて勿体無いと思ったな。特に後半部の
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.8

里親に貰われるのを切望してる子供たちが、いじらしくて可愛かった。ハナタレのカーリーや気管支炎のファジーとか、不憫な子供は見てて放っておけなくなる。
ホーマーの子分みたいなバスターも、不良になり
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

過去の有名作品を評価するのは難しいが、雰囲気映画だな。いい意味で。

自称映画ファンとかが絶賛しそうな、オサレ感満載で鼻につく部分もあったけど、中身スカスカの映画よりかはよっぽど良い。まぁ実際にカッコ
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