Kororin68さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kororin68

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カム・フロム・アウェイ(2017年製作の映画)

3.5

二時間近い尺を、ワンカットで歌い繫ぐ舞台ミュージカルを鑑賞させてくれる。
そのリズム、テンポのよさにまず圧倒される。
実話ベースということで、9・11同時多発テロの当日に、ガンダー島で起きた出来事(?
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

3.2

ロシア料理は出て来なかったけれど、余韻はとっても満たされ感。
DVがとても身近なテーマであるだけに、ぼくら夫婦は、裁判と判決の経緯から目が離せなかった。
ハラハラな母親ではあるけれど、だからってDVの
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君の誕生日(2018年製作の映画)

3.3

セウォル号沈没事件の遺族の悲しみを軸に運ぶグリーフワークの物語。
同じ「事故」でも、遺族の数だけ、複雑な出来事がある。
悲しみ方も、求めも、違うんだ。

最後は、僕も大泣き。
だけど、「感動ポルノ」に
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.2

舞台は、美しい最高のハワイ。
ストーリーは、英語版オリジナルのひねり。
展開は、テレビコメディ。

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.6

劇団四季がミュージカル化して上演するってことで、未鑑賞だったアニメを逆鑑賞。

九太がなぜあんなに強くなれるのか、人間界とバケモノ界の行き来がなぜ出来ちゃったのか、あれこれ設定に疑問はあるのはさておき
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.1

#metoo 以来、女性差別を取り上げた映画を意識して見るようになった。
これは、アルジェリアの、1990年代(最近ぢゃん!)の実話ベース。
女性は、従順に、温和しく、地味に、男に従え。
解放とか自由
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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

2.3

綾瀬はるかと、美しい海の映画。
いろいろ込めた(ボーイズラブ、とか)かったんだろうけど、中途半端?
「記憶喪失」って、実際はほぼ記憶が戻ることはないらしい。
そんな「70年代の設定」(RHマイナスAB
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奴が嘲笑う(2015年製作の映画)

2.9

「マイ・ディア・ミスター」のイ・ソンギュン主演(ポスター画像みたら分かる。笑)
キャラは大違いの、嫌~~~~な弁護士。
キム・ゴウンちゃんがヒロインだけど、あの深みはない。

「マイ・ディア」や「トッ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

評価の高いほど、ストーリーに入り込めず、オジサンはハラハラしっぱなし(笑)
でも、なぜかじーんとします。

母ちゃん、大人たちが、彼らの心とすれ違ってる。
いまは・・・ちがうかなぁ~?

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.3

香川に来て、地元の庵治(あじ)に行ったら、「映画の聖地」の看板たくさんで、そこから鑑賞、の逆パターン。
4Kなんて聞いたこともない時代だったか、Primeでも画像はボンヤリ。
YouTubeの「聖地巡
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.3

インド同時多発テロを、ホテル・ムンバイの視点から映画化。
この事件を扱った他の作品より、ずっとポジティブなのは、半ば、ホテルのPRも兼ねて、だからかな?
それでも、実際に、こんな勇気ある行動が取られた
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弁護人(2013年製作の映画)

2.5

韓国、全斗煥クーデター政権時代の実話ベース。
冤罪、拷問、出来レース裁判。
そこに逆らった弁護士の話と、最後の後日談は胸を打つ。

韓国文化なのかもしれないけれど(そう決めつけるのも賢明とは思わないけ
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

2.7

原作を40年前(?)に読んで、すっかり虜になった。
時間ものの「予定調和」が魅力的で、以来、タイムSFは好きになった。
その後、いろんなSFで、もっとひねったタイムループ作品が生み出されてきて・・・
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.1

レビュー高く、「オーシャンズ」好きならオススメ!と聞こえたので鑑賞。
19年前、な古さ(みんな、若い!!)は否めませんが、疲れた頭をスッキリさせる娯楽映画でした。

修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

3.0

修道士の守秘義務、告解、強欲なトップエコノミストたちのミステリーと駆け引き。
謎めいた展開は、修道士という時代遅れめいた存在が果たす、この地球の末期状況への風穴的存在意義、なんだろうか。
解説をこれか
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雪の華(2018年製作の映画)

2.7

フィンランドに行きたくはなった。
あの歌から作ったストーリー?
韓流ドラマ「ごめん、愛してる」のほうが(あっちは雪なんかほぼないけど)、結びついちゃって、2時間映画の尺は、厳しかったかな~

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.4

メディアの権力者によるセクハラの実話ベース作品。
創作部分かもしれないけれど、自分の実績が、女性スタッフに(少々の?)「見返りを求めて、何が悪い?」という態度は、ゾッとする。
それに、被害者への賠償金
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

3.1

オトナなロマンスストーリーの定石。
ケーキをぶつけるところと、プロポーズ、そしてラストの再会は、うるうるしちゃう。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

2.6

数学で戦争を勝利に、というので、「マネーボール」みたいなのを想像していたら、かなり残念なエンディング。

う~~ん。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

2.8

リーマンショック、サブプライムローン破綻を見越していた人々の暗躍。
タイトルやポスターだと、なんかコンゲームっぽく見せてるようだけど、実際は笑い事じゃなかっただけに、内容はかなりシリアス。
大興奮する
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.1

実話ベースの、ドイツ「サッカー初め譚」
ゲルマン精神の、なんて鼻持ちならないこと!
とはいえ、対するイギリスもそうだったろうし、今でもアメリカ、世界各国にある民族主義。
それでも、かつて、サッカーがこ
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もうひとりの息子(2012年製作の映画)

3.4

「そして父になる」パレスチナ・ユダヤ版

アイデンティティってなんだ?という問いは、多くの「差別」を無効化するはず。
というか、「差別」がよりかかっているアイデンティティって、ひょっとするとひっくり返
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1番街の奇蹟(2007年製作の映画)

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十年前の映画、だなぁ~
当時は大ヒット、らしい
ことばや構造はめっちゃめちゃだけど、たくましさはすごい。

だけど、10年経って、韓国でもこんな「根性論」ではなくなってるってことが、ほっとします。

子どもが教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.0

たんたんと、小児病棟のこどもたちの生活、笑顔、ことばがつづられていく。
タイトル通り、教えてくれます。

我が道を往く(1944年製作の映画)

3.1

古い作品、よくもこんなの、アマプラに、と思いつつ鑑賞。
あの時代の、モノクロ映画、ではあるけれど、よい作品でした。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

2.4

「大統領と庶民の恋」を女性大統領にひっくり返した、新バージョン。
下品で、オーバーだけど、笑わせて貰った。

実際の2020年のアメリカ大統領選挙は、ご存じの泥沼。
アメリカって、民主主義より、ヤバい
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否定と肯定(2016年製作の映画)

3.1

2000年代に起きた「ホロコースト否定論争」の記録。
カバーの写真見て、キーラ・ナイトレイかと思っていたら、レイチェル・ワイズでした(恥)

ホロコーストの否定を、裁判でどう争うか。
ものすごい葛藤の
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

2.7

アパルトヘイトに協力した白人男性三人の脱獄実話。
もっとアパルトヘイト、黒人男性も出て来て、人種問題を浮き彫りにする話かと思っていたので、脱獄にフォーカスした話で、ちょっと肩すかし。

アフター・ザ・レイプ -判決の行方-(2020年製作の映画)

3.0

つくりは最近の手作り感たっぷりの「映画風ドラマ」。
扱っているテーマと、実話である重みはしっかり。

レイプから目を逸らす裁判所、評判ばかりを気にする母、じれったい周囲の人物も多い中、理解者の弁護士、
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