毬子さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

毬子

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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.2

最高のハッピーエンド!!ラプンツェルの愛くるしさと優しさに魅了された。カメレオンのパスカルと白馬のマキシマスがとってもキュート。光を飛ばすシーンは圧巻の美しさ。ディズニー作品は観た後しあわせな気持ちに>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

障害者と健常者ではなくひとりの人間として接することの難しさと素晴らしさを描いている作品。育った環境や生きる世界が違うふたりでも音楽や芸術、恋愛を通じて心を近づけることができるんだなと思った。誕生会のダ>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.3

映像から逃げたくなっても耳を塞ぎたくなっても、最後まで目を逸らさずに観て欲しい。感動とは違うズシンと胸に響くものがあった。

謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.6

「ストーリではなく個性あふれるキャストの演技を楽しもう!」短編のお話が徐々に繋がっていく作品。全体的にちょっとクドいかなと感じた。岡田将生が特に光っていたと思う。

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.5

「今夜は雪が降る美しくて切ない理由をお話しましょう」
おとぎ話のような世界観。素晴らしい。

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

「生き方も生きる場所もひとつじゃない」薪ストーブのパン、甘酒から作った米サワー、酸味の強いグミのジャム、夜の訪問者、思い通りに実らないトマト。自然の中で食べることを大切に生きている女の子のお話。“いた>>続きを読む

カーゴ(2013年製作の映画)

3.8

「台詞はなくても愛は伝わる。」
YouTubeで観ることができる7分の短編映画。フィルマークスのタイムラインで話題になっていた。ただのゾンビ映画ではない親子の愛を描いた作品。

悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

「ハスミン、文字の世界から飛び出しちゃだめだよ」原作の小説は一気に読ますだけのチカラがあったが、映像になると妙に安っぽく物足りない。殺しの場面だけクローズアップされてハスミンが今に至るまでの心の動きが>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.8

「イタくてイタくてたまらない彼女」ざらざらした後味が残る作品。本物のバカにはなれない彼女が心で泣いている感じが伝わりたまらなく辛い。作品としては好きではないが、ジャスミンになりたかった意地っ張りのジャ>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

「会いたい人は誰ですか。」
ビスケットのように素朴で味わい深い作品。空耳か天の啓示か“声”に従い実現していく先にあるものは…。後半いっきに謎がとけるシーンで思わず涙がこぼれた。野球に疎くても変わらない
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.8

「魂の清らかな人は生きにくい。」
“普通”と“異常”について考えさせられる作品。差別や偏見の目で見る前に愛にも人間にもいろんなかたちがあることを知って欲しい。チョコレートドーナツは歪んだママの愛のかた
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長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.8

テンポがよくて爽快な作品。洒落た台詞まわしが素敵。

明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.2

「いてもいなくても同じなら、このまま消えてしまってもわからないでしょう?」誰にも嫌われないかわりに好かれもしない、良くも悪くも人と深く関わることができない彼女の苦悩。学校を舞台に各々の生徒の孤独を描く>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

「照らすには弱く導くにも弱く、そこのみにて輝く儚い光。」綾野剛と池脇千鶴にスポットがあたりがちだがこの作品は菅田将暉がずば抜けて素晴らしい。役者としての幅が広まったと思う。これからの彼をもっとみたいと>>続きを読む

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

「手放すことで手に入れた自由とは。」先入観なしで観てもらいたい作品。幸せのかたちについて深く考えるきっかけになった。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.2

「君を守るために君を喪う」二転三転する展開にハラハラした。過去を変えたとしても全ての人を幸せにすることはできない。幸せは犠牲の上に成り立つ。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

この作品から多くの言葉を学んだ。たくさんの人に観て欲しい。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

真琴の「いっっっけーーーっ!!」という叫び声が聴きたくて何度も観てしまう作品。不器用でも精一杯“今”を生きている人は美しい。

カラフル(2010年製作の映画)

4.2

森絵都さんの小説の世界がそのまま映像になったような作品。小説の好きな言葉が全部台詞として使われていたので嬉しかった。マイナスポイントは関西弁がヘタなところ。あまりにもヘタでした。

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

4.0

陽気で口数の多いジャン・レノがみられる貴重な作品。ライバル店に着物で変装して潜入するシーンは必見。テンポが良くて台詞も粋で面白かった。

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

少女の心を持ったまま大人になったアメリが恋をするお話。とにかくキュートな彼女に釘付け。台詞もステキ。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.2

息子を深く愛した彼女の人生はうまくいかなかった。けれども、最期に魂は救われたと思う。

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.5

何度観ても美しい作品。衣装も音楽も素晴らしい。仮面舞踏会のシーンが特に好き。ミュージックチャプターを使えば好きなシーンの歌ばかり簡単に聴けるからオススメ。

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.6

映画というよりスペシャルドラマに近い印象。あたたかい気持ちになる作品だがキャストが好みではなくストーリーに入りきれなかった。主役の演技が少々クドい。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

誰も不幸にならず幸せな気持ちになる作品。奇跡はあたたかい。

シカゴ(2002年製作の映画)

5.0

何度観ても最高な作品。ロキシーのキュートな表情、ケリーの熱を秘めたクールな眼差し、彼女たちの歌とダンスに魅了され虜になる。最後のダンスシーンは思わず拍手したくなる素晴らしさ。

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

3.8

アジアを濃縮して閉じ込めたような猥雑でエネルギーに満ちた街で生きるシロとクロ。シロにないもはクロが持ち、クロにないものはシロが持つ。ふたりはひとつ、シロとクロはひとつ。
エンディングの後、もう一度オー
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.8

「君に、また会えるだろうか。」
青春ラブストーリーかと思いきや予想外に壮大な物語への展開となり少し欲張りすぎな印象だが詩的な世界が楽しめる。
新海誠監督の描く空は青も橙も眩しく光に満ちて美しい。
声優
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.8

「語られなかった言葉に宿る真実。」舞台は東西ドイツ時代。深い悲しみを静かに纏い進む話に時間を忘れた。先入観なしでじっくり観て心で感じて欲しい作品。素晴らしい。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.8

『あなた、誰なの?』
じわじわと追い詰められ精神が壊れていくアイドルの話かと思ったらもっと深刻な解離性同一性障害の話だった。現実と妄想の区別がつかなくなっていくシーンはアニメとは思えないくらい描写がう
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

「あなたにはどんな世界が見えているの?」
序盤は話の展開についていけずに焦ったが何故か目が離せない。精神が侵食され消耗するような疲労感が残る。それでも忘れられずに後を引く作品。パプリカの名に相応しい。

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

静と動の描写が秀逸。ここまで寡黙な主人公も珍しいのではないか。タイトルからカーチェイス的な作品かと思っていたが、見事に裏切り釘付けにされた。流れるようなドライブシーンも美しい。とにかく目が離せない。

スマグラー おまえの未来を運べ(2011年製作の映画)

3.8

「痛みの果てにみつけたものは。」
とにかく痛い。心と身体で痛みを受けとめる作品。痛みから目をそらすなと言いたいところだが、どうしても拷問シーンだけ耐えられなくて早送りしてしまった。ごめんなさい…。