毬子さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

毬子

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テッド(2012年製作の映画)

4.0

「ムチャクチャだけど君は最高の友達!」映画に詳しくないと小ネタがわかりづらいところもあるが、勢いで乗りきってしまうお下品で愉快な作品。テッドの表情がとてもキュート。くまのぬいぐるみなのにだんだんおっさ>>続きを読む

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

3.0

誰かの日常をみているようなユルい作品。オープニングのすき焼きではないすき焼きがとっても美味しそう。あとはひたすらユルい。

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.8

舞台を観ているような豪華な作品。トルストイ原作のストーリーで流れがわかっているからか衣装や音楽、演出の方へ気が逸れてしまった。特に舞踏会のシーンが美しく女性特有のやわらかな動きに魅了された。

神様のカルテ2(2013年製作の映画)

4.0

「後悔のないように生きるなんて出来るのだろうか」医療ドラマとして観ると疑問が残るので、穏やかな気持ちで人間ドラマとして観て欲しい。藤原竜也の芯の通った演技も素晴らしいが柄本明の前ではやや霞む。見せ場の>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.8

「支配するもの、されるもの」
残虐なシーンに圧倒されがちだが生きる意味を痛みと肉体を使って表現している作品だと思う。精神的ショックが大きい作品なので興味本意では観ない方がいい。覚悟して観て欲しい。

バーレスク(2010年製作の映画)

5.0

エネルギッシュな歌声とダンスに魅了される作品。音楽が素晴らしい。思わず立ち上がって拍手したくなるラストのショーシーンが最高にカッコいい!

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.6

ストーリーは好きだけれどキャストがあまり好みではなかった。

路上のソリスト(2009年製作の映画)

4.0

余計な先入観を持たず、まずじっくり観て感じて欲しい作品。

恋の罪(2011年製作の映画)

4.2

「『言葉なんておぼえるんじゃなかった/帰途より』」賛否両論ある作品だろうが私は好き。性的な描写やグロテスクな要素が多く含まれ刺激が強いので観るには覚悟が必要。舞台や演劇が好きな人には好まれる作品かもし>>続きを読む

さんかく(2010年製作の映画)

4.0

「他人事だとわらっていられないかもよ?」
男のあわよくば…という狡さと女のメスの部分の狡さがよく描かれた作品。小野恵令奈がイライラする妹役を好演。最後の声を出さずに目と表情で語るシーンがよかった。

海でのはなし。(2006年製作の映画)

2.5

「スピッツのPVだと割りきってこの際楽しもう!」BGMを入れるタイミングが突然すぎて失笑もの。贅沢な役者を使っているのに全く活かせておらず映画と呼べるような作品ではない。

紀子の食卓(2005年製作の映画)

3.8

「『あなたとあなたの関係は?』『あなたは“役割”に目覚めましたか?』」
詩集を読んでいるような独特のリズムと世界観のある作品。好き嫌いがはっきりわかれる作品だろう。園子温監督の知らない一面をみた気分。

おと・な・り(2009年製作の映画)

4.2

「相手のことをよく知らなくても音から始まる恋があります」イヤホンをして耳を澄ましてじっくり観て欲しい作品。ラストシーンとエンドロールがたまらなく好き。

楽隊のうさぎ(2013年製作の映画)

3.4

「『実録中学生』演技力もなければ華もない、あるのは真っ直ぐな中学生の“今”」吹奏楽部の演奏はチューニングもバラバラでとても不安定。映画用に作られた音ではないところがリアリティがあってよかった。
全員で
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純喫茶磯辺(2008年製作の映画)

3.8

「とびっきりダサくてあたたかい父としっかり者の娘との『アレ』な話」すごく好きな作品。ほんわり心があたたかくなった。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.2

「ムチャクチャでなぜ悪い!」園子温ワールド炸裂の作品。血まみれでグロくてあり得ない世界なのになぜか笑ってしまう勢いのある作品。役者陣の振り切った演技は見事。この映画が気に入った人は同監督の「愛のむきだ>>続きを読む

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.6

多田と行天が見事に原作のイメージ通りで驚いた。ドラマのときよりも映画の方がテンポがいい。脇の役者も好きな人ばかりの贅沢な作品。

フライ,ダディ,フライ(2005年製作の映画)

3.8

「なりふり構わず大切な人を守る姿は美しい」ストーリーに強引さは残るが堤真一と岡田准一、この二人の圧倒的な存在感によって打ち消された。特に岡田准一の野性動物をおもわせるしなやかな身体の動き、翼を得た鳥の>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.2

「狂人でも頭のオカシイ人でもない、個性的で愛すべき人たちがいた。」予備知識がないとラストシーンの意味がわからないと思うが、理屈よりもまずは心で感じて欲しい作品。時間をおいてまた観たい。

花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

光と音が絵本から溢れてくるような作品。なかでも蒼井優の放つ光は格別。淡い三角関係、懐かしいあの頃、思い出をくすぐるシーンがたくさんあった。終盤のバレエのシーンは妖精が舞うような美しさ。岩井俊二監督の独>>続きを読む

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.8

“正常か異常か"少し前の自分が画面の中にいた。これはわたしが見てきた世界。死んだのは誰、救いを求めたのは誰。

ジャージの二人(2008年製作の映画)

3.0

ゆるーいのに時々グッとくる台詞で攻めてくるので眠らず最後まで観て欲しい作品。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

4.0

「映し出されたのは色と狂気、そして深い哀しみ」彼女は誰から愛されたかったのだろう。命を刻む音が静かに聴こえた。

転々(2007年製作の映画)

3.8

「日曜日の夕食後はなぜか少し寂しい」ゆるくてあたたかくて散歩がしたくなった。いっしょに、歩こう。

オリヲン座からの招待状(2007年製作の映画)

4.5

「ひとりでは辿り着けなかった場所へふたりで行こう」
忘れていたあたたかい気持ちがじわっと心を満たしていく作品。

のんちゃんのり弁(2009年製作の映画)

3.8

「家族のかたちも夢もしあわせも、選ぶことに『遅い』はない」

婚前特急(2011年製作の映画)

3.8

「とびっきり面倒くさくて可愛いカノジョがここにいた」