変態紳士と変態美女の歪んだ愛に溢れた物語。とにかく衣装や美術が素晴らしく洗練されており、それらを取り扱う役者さん方の振る舞いも良き。
旧友に出会ってからの、スティーヴ・カレルの笑顔が出た瞬間は友達ってこういうものだよなと思わせてくれる。取り扱うテーマはデリケートなものだが、それを客観的にみせており、深刻さを考えさせられる。
家族、学園、愛と三拍子揃った作品。息子が嫌な現実にも立ち向かおうとするときに寄り添って支えてくれる家族。冷え冷えした心が暖かくなった。
2人の出会いのシーンが綺麗。特に感想というものも抱かないまま終了してしまった。
久しぶりに映画館で寝るという、映画好きを謳っておきながらやってはいけない禁忌を犯してしまった。愛されないB級映画。
イザベル・ユペールの演技に目を惹かれる。色香もすごいけど、作品自体はこれじゃない臭がぷんぷんとする。
シリーズ作とは知らずに鑑賞。自分好みではなかったかな。あの横一列で皆さん集合しましたよシーンって、きたきたっと思いつつも恥ずかしくなるのは何故だろう。
主人公が葛藤するところを観て、こんな気持ちになったことあっただろうかと思い、ないことが判明し、自分の薄っぺらさに笑えてきた。
タイトル通り。現実なのか空想なのかが分からなくなる。随所に散りばめられるヒントがあったりして作り込んでるなと感心する。
音楽もの、学園もの、安心できるいいお話が好きだったら是非おすすめしたい映画。
実は隠れた才能って誰もが持っててそれを気付かせるきっかけを与える人と出会うのって素晴らしいなと思わせてくれる。
正直、あまり期待せず観ていたがこれが傑作で驚いた。特に法廷場面での論述合戦、それにつながるまでの経緯、各々が主張することどうしても許せないこと、よくぞこの題材でここまで作り上げれたなと感心。
鑑賞後に自分でも評価に困る作品。実は2.5点も考えたが、いろいろ思い出すとえらい情報量だったので。どういう生活送ってればこんな発想なるんだろと心配になる。
最後の強烈なメッセージが鑑賞後の余韻に浸る暇を与えない。テンポが良く、ころころ変わる映像から目が離せない。
アリシア・ヴィキャデルのあまりの美しさと、チューリップの球根おそるべし、衣装や美術が印象に残った。
私好みの映画でそわそわしながら鑑賞。エイリ・ハーボーの美しさにうっとりしながらも、北欧ホラーならではの映像美が味わえる。謎が明かされてく展開もなかなか。
アレックス・ウォレフの等身大な演技が非常に好感が持てる。サリンジャーを探しに行くというストーリーの中での淡い青春もあったりして気持ちが若返った気がしたような気がした。
最後のライブシーンだけでも観る価値あると言われ、のそのそと行ったら実に素晴らしくて感動した。あまり語りたくないであろう部分も描かれており大切につくられたことが想像できた。
ストーリー展開、構成、映像とどれをとっても嫌な気持ちにしかならないからこその説得力がある。鑑賞後、考察サイトを巡回したのは私だけではないはず。
モノホンの方たちが出ているらしい映画。いろいろ過激なシーンもあるが、刑務所内でのあらゆる欲が繰り出される日々に消沈してくる。ムエタイを通じてのカメラワークが気に入った。
ジョエル・エドガートン鑑賞映画。陰鬱で不穏な雰囲気は申し分ないのに、あと一歩が出てこない印象。
終始目と耳が離せなくなる。展開、演出と凝っており、鑑賞後はどっと溢れてくるものがある。少し変わった映画が観たいと言われたら、候補に出る作品。
衣装やらインテリアが目に飛び込んでくる。どろどろした女性たちの心模様が恐ろしくもあり美しい。オリビア・コールマンの迫真の演技も素晴らしい。
文句なしの傑作。テーマ、ストーリー性ともに高まるとこまでいっており、かなり観易くまとまっている。ヴィゴ・モーテンセンの豪快かつ繊細な演技に胸打たれ、マハーシャラ・アリのオーラがスクリーンからだだ漏れ。
人種差別なんてそもそもナンセンスな話ではあるが、そうは言っても根底に潜んでいるのはなかなか厄介ではある。コミカルに進んでいくが取り扱っている内容はディープ。
ティモシー・シャラメとスティーヴ・カレルの2人の演技が胸を打つ。父親と息子という理想的な関係性を感じ取れ、鑑賞後の晴れやかな気持ちが実に良かった。
激渋ダンディ、ラッセル・クロウが父親を演じる。息子と父親、母親とのやりとり、病院でも矯正シーンなど、今のご時世だからこそ考えさせる作品。
久しぶりにかなり気に入った作品に出会えた。とあるお金持ち一家と住み込む家政婦さんのお話。人種やら貧富を超えた愛があって、それを必要とする人達がいる。終始、モノクロ映像もまた想像力を膨らませてくれる。
宇宙船にエロティシズム溢れる女医がいて囚人たちがとある実験をさせられているというお話。
何故だかすっぽりと記憶が抜け落ちているが、唯一かなり漢らしい一面があったなというのは残っている。良かった筈なんだけどな。
程度の差はあれ、久しぶりに興味心で映画館まで行ってお金払うのはやめようと思った。
安心して観れる作品。一癖も二癖もある家族が生き生きと描かれる過去と、現在とを交互にみせていく。家族っていいなってそんな気持ちにさせてもらった。
役者さんがかなり実力揃いだなと思いつつも一向に名前と顔が一致しないので、なにも考えずに鑑賞。そのまま終了。いろんな感情やら欲やらが出てきて湧き出る。
風車をつくるお話。最後の少年の目の輝きは本当にきれいで美しくもあった。
主演2人のイケメンっぷりと演技力だけで椅子に座ってられる作品。ぶっとんだ展開もあり、すっきりもするが、内面事情部分も垣間見れて、そこがまた興味惹かれる。