十五時さんの映画レビュー・感想・評価

十五時

十五時

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渇き。(2013年製作の映画)

3.8

きっと私が最初に見たR指定作品。ここからこういうエログロのようなものにハマりました。私の原点。
キャスト全員良いんですよね…。小松菜奈も清水尋也も森川葵も橋本愛も二階堂ふみも妻夫木聡も役所広司も。ポッ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

思春期だな〜〜〜。登場人物みんな可愛い。レディバードも母も父もとても愛情深くて良い。ちょうど今の私がレディバードと重なる時期にいることもあり少し感情移入した。このタイミングでこの映画を見られて良かった>>続きを読む

リトル・チルドレン(2006年製作の映画)

4.4

群像劇良い。
私はこのくらい暗い映画がタイプです。淡々としているようでスピード感があるというか、主点が変わるから飽きない。けど時間軸は同じ。とても良い。
暗い過去を映しながらも伝えたいことはポジティブ
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.6

上手く言えないんだけど画が特徴的で、でも美しい。
主人公の女の子がまさに私の理想。ピタリと肩幅に合ったブラウス、綺麗な細いプリーツスカート、革靴を履くために生まれたような平たい足、上品な革靴、それらの
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ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

5.0

深夜2時から見始める園子温は一番ゾクゾクする。深夜に観るなら園子温。園子温観るなら深夜。この組み合わせより上があるなら教えて欲しい。

こんなメタ構造の映画初めて…!
本当に園子温は凄い、もうめちゃく
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バイオハザード(2002年製作の映画)

3.5

途中はめっちゃ興奮した〜〜!
ミラ・ジョヴォヴィッチ美しすぎるでしょ!あの有名な壁蹴って回し蹴りするシーンでは「フゥ〜!」って言っちゃった〜!!ゾンビに囲まれて八方塞がり〜からの激しいロックとテンポの
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.2

原作から来たので途中で「違くない?」と思ったり単純につまらなかったりしたけどラストで全部許せてしまった。
「ひかりが振り向いて、俺を照らした。」という原作の一文が好きで、部活にのめり込む前田の顔が宏樹
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

ショーン・ペンの演技すご、、もうそれにしか見えないすっご、、

「あの歌詞のように愛してる」という台詞が大好き。親子愛。ほっこり。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ココアやら芝刈り機やらビールやらをここぞとばかりに宣伝してるのが面白かった。
最後に他人の人生に涙を流し消費するだけ消費したあとまた別のチャンネルに変える視聴者が超皮肉的!
ナターシャ・マケルホーンが
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

-

インテリじゃないから面白さ分かんない。ので評価はなしで。
ゴダールの映画は分かりやすい面白さが微塵もない。全く優しくない。ゴダール作品を面白いって言ってる人はインテリか映画好きな自分に酔ってる人くらい
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.4

蒼井優すごいなあ。もう本当にメンヘラなのかと思ってしまうくらいメンヘラ演技が秀逸。オダジョーの自暴自棄になっちゃった抜け殻みたいな感じも分かるなあという感じ。二人とも頑張って前に進もうともがいてるけど>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

なんて美しい映画なんですか、、。
ティモシーシャラメ君が素晴らし過ぎる。それこそピアノを奏でるように美しく熱く儚い初恋物語。なんて謳い文句も安っぽい。相応しい言葉が見つからない。
さすがフランス映画(
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.7

この子役が美し過ぎる…。今はどんな風に成長してるの?とても気になる。
子どもでもなく大人でもなく、とても艶めかしく妖艶で、でも小さな唇やぷくっとした頬があどけなくてそのアンバランスさがとてもちぐはぐで
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.2

93分の映画なのにこんなにセリフ回しがくどいの!?というくらいくどい。自己肯定感が低く卑屈な男は本当に面倒だな。30分で見るのやめようかと思っちゃった。
ミッドナイトインパリではもう少しマイルドだった
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この映画を見る前に「サマーちゃんはクソ女だ!」と言われた。そういうことか!こいつはクソ女だ!やべえ!クソ女だ!!
そしてそのサマーちゃんにうっかり惚れ込んでしまったトム、こいつもこいつでどうなんだ!?
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

鑑賞中は私まで息を潜めてしまうほど緊迫感に満ちた映画だった。すぐに驚いて「うわっ!」「ひえー!」と声を上げちゃったけど(笑)

怖いだけかと思ったら結構ストーリー性もあるのね。あのお爺さんのやってる事
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.7

いや、めちゃくちゃ怖すぎる…本当に怖すぎるでしょ……。
鑑賞中は彼氏にムカついてたし、あの連れてかれるシーンで泣いちゃった。
日常の中に起きる怪奇現象がどんどんヒートアップ…という映画なので、家の中に
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

こういうフランス映画は、フランス映画特有の映像の美しさ、少女の葛藤の艶めかしさやリアリティたっぷりの生々しさの中にバッチリホラー要素を含んでいる。しかも芸術的に。
これに当たるのが「獣は月夜に夢を見る
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遠すぎた橋(1977年製作の映画)

3.3

マーケット・ガーデン作戦を題材にした映画。
残念ながら私は戦争に対する知識がないからこの作戦のことや米軍や英国軍のことも詳しくない。もっと詳しかったら楽しめたのだろうな。

市街地が戦争の前線になった
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.9

あのジョニーデップ主演の不朽の名作。後半はずっと号泣していた。愛する人を愛そうとするほど上手くいかず傷つけてしまうエドワードがとても切なくて悲しかった。本当の事を分かってもらえず悪者になったけれど、そ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

5.0

見ていてとても苦しかった。
広瀬すずも佐久本宝も妻夫木聡も綾野剛も宮崎あおいも渡辺謙も松山ケンイチも森山未來も、全員、役者が本当にそれにしか見えなくて、役者魂みたいなものを感じた映画だった。
それぞれ
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.6

青色が凄く綺麗。洋服や小物、所々に青色が意識的に使われていて統一感もあり遊び心もあり。また、光の取り入れ方、カメラワークが最高で映像作品としてとても美しかった。
淡々としているようで物語は着実に動いて
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.7

やっと18禁解禁したので、15歳の時からずっと観たかった映画を観ました!

園子温節!園子温の世界観が大好き!なんだろうこの淡々としているのに抑揚やスピード感があって、狂っていて…。
2時間があっとい
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.0

沢尻エリカが圧巻だった。美、名声、時代を手に入れた「タイガーリリー」はやりきってて格好良かった。そして蜷川実花ワールド全開。派手な色使い、ネオンが眩しくてキラキラしている世界観好きだ。水族館のシーンと>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

「キャラメルを買いに行こう。コーヒーは月並みだから。」

「不公平だわ。ここに来て4年もたってから出会うなんて。」「でも出会った。」

セリフや言い回しが粋でどのシーンも印象的だった。キャラメルを買い
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.9

最後が…最後がかっけえ!!
途中は退屈してしまい寝てしまったのですが、起きて途中から観て良かった。終わりよければすべてよし、と言いたくなってしまう締めくくりの良さ。主人公が音楽を聴きながら手を挙げて昔
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.7

「何もしないは最高の何かに繋がる」
小さい頃プーさんのアニメをDVDで観ていたり、恥ずかしながら今でもプーさんのぬいぐるみと一緒に寝ているので序盤から泣いてしまった。
100エーカーの森も、プーさんの
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

是枝監督が「十年分の問題意識をこの作品に全て打ち込んだ」と仰った作品は、ものすごくあたたかくてつめたい、一度では消化しきれないたくさんの心に刺さるものがあった。
「家族」や「幸せ」とはなんなのだろう。
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ホット・ショット(1991年製作の映画)

3.3

意外と完成度の高い、B級映画としてはA級の映画だと思う。
それでも所々ふざけていたり、クスッとくる笑いが良い抜け感になっててとても楽に観れた。
ストーリーがしっかりしていたし、悪い人たちにバチが当たっ
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

日本の生活や四季を糸を織るように丁寧に切り取られた映像がとても美しく綺麗だった。本当に映像が息が詰まりそうなほど私の好みのドストライク。
古いけど手入れされた生活感の漂う家、庭の梅の木、温かい人々。
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

途中で出てくる「Jumper」という曲が良かった。
イエスと言って何事にも飛び込む人になる、というメッセージが込められているのかなと。
この曲の歌詞もそのシーンにピッタリだった。
こんな風にフットワー
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死国(1999年製作の映画)

2.6

思ったより怖すぎ…号泣してしまった……
この映画に出てくる逆打ちや八十八ヶ所の話は全てフィクションだよね?この映画を見た後色々調べてみたけど、まあ四国ってオカルト話が多い。そういう話に持って行きやすい
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

アン・ハサウェイがハマり役!キャリアウーマンがとても似合っていて、自然と応援したくなる。男尊女卑や女性が職場で指揮を執ってバリバリ働くことへの非難の目など、現代的な問題にも触れていて考えさせられた。仕>>続きを読む

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