十五時

君の名前で僕を呼んでの十五時のレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.2
なんて美しい映画なんですか、、。
ティモシーシャラメ君が素晴らし過ぎる。それこそピアノを奏でるように美しく熱く儚い初恋物語。なんて謳い文句も安っぽい。相応しい言葉が見つからない。
さすがフランス映画(厳密に言えばイタリアとフランスだけど)。日常の一つ一つがため息がでるほど美しい。
それでも17歳の思春期の男の子の純粋さが滲み出ていて、ああ苦しいなあって感じ。言葉数は少なく、直接的なことは言わなくても雰囲気が伝わってとても官能的。「君の名前で僕を呼んで 僕の名前で君を呼ぶ」という行為、とても素敵。
父親の言葉が優しく心に響いたし、最後の電話のシーンは切なくて苦しかった。
とても熱く爽やかでうっとりする。ティモシーシャラメにゾッコン。
十五時

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