financierさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.2

ジョージクルーニー、すっかりおじいちゃん。
幼女に救われるおじいちゃん。

パニックムービー的なカットは苦手なのでいらなかったかなぁ。
あと、種撒いただけの子供の成長した姿をみて感動する生物学的父って
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ア・ビューティフル・プラネット(原題)(2016年製作の映画)

3.8

TOHOシネマズ日比谷IMAXレーザー導入記念(?)上映で3Dで鑑賞。
とても美しい地球のようすと、和気藹々としているIISの中の様子が見れて良かった。
今の世情から見るとこの国際協力は奇跡だっつのか
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HUBBLE 3D -ハッブル宇宙望遠鏡-(2010年製作の映画)

4.2

TOHOシネマズ日比谷IMAXレーザー導入記念(?)上映で3Dで鑑賞。

子供の頃から憧れのハッブル宇宙望遠鏡が見た画像を大画面で観れて満足。
1990年の技術、すごい。長生き衛星すごい。

2回くら
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.7

航空管制と軍の連携以前に、
軍の情報収集能力が「本当に?」というほど酷い。
ここからCIAとNSAのパワーバランスが変わり、
海外はもちろん国内にも諜報を張り巡らせ、
PRISM他のシステムが確立した
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.6

エディレッドメインを観る映画。
ジェシカチャスティンの抑えた演技と演出が全体の空気をサイコ風ではなく、日常にしている。

日本の事件とは文字通り桁違い。
犯人も怖いけど病院という組織の怪物性がさらに怖
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.5

塞がなくても良かった感。
チャドウィックを観る映画。

フェイク(1997年製作の映画)

3.5

映像がきれいだったので2000年代の作品かと思った。
けれど字幕がつんのめっていて違うな…となった。

レフティが〝身支度〟をするシーンがとても胸にきた。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

求めていたものがしっかり提供される感じ。
前半より後半の方が好き。もっと前半詰めて忙しくしてもいい感じ。
シーン切り替えのつなぎかたが独特だけどわかりやすくて素敵。

音楽とSEどっちもキレが良くて干
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.6

スリラーじゃなくてドラマかな。
お父さんのダメなところと素敵なところが渾然一体となっているのが、米南中部の田舎町の壮年男の理想形な感じで、
信じる方へ揺るぎなく歩もうと足掻いて、時に感情や情緒に揺れつ
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.6

演技が好きだった。
コナー君の演技が特に好き。
アンジーはたまにお母さんっぽかったけど、子供がいない風の時間の方が長くて、微妙な感じの視線がまた良かった。

山も火も美しかった。
背景や周辺の情報はと
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しあわせへのまわり道(2014年製作の映画)

2.9

ちょいちょい(女の)下品さをアピるところが嫌だった。
不要な濡れ場と同じくらい要らない。

ラスト・キャッスル(2001年製作の映画)

3.6

アイデアル軍人夢物語。
クリントイーストウッドものの主人公を策略家にして爆発足したみたいな感じ。
ラファロさんの演技が好き。マイケルペーニャみたいでかわいい。

ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.3

翻訳がいまいちな小説を読んだような気分。
心情か設定か雰囲気かどれかを深掘りしてほしかったような、結末ありきのような。
結末はなんだかんだ好き。

フォールアウト(2021年製作の映画)

3.5

こどもたちの色々な受け止めかた・受け流しかたを提示していて、興味深い。
感受性が強めの主人公は家庭環境が完璧で、友達とも激しい軋轢が起きなかったからこそ立ち直れた感じがして、
他の子達に──映っている
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ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

3.5

画の構図が好き。

ストーリーは可もなく不可もなく。
冷徹なトムハンクスもいい。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

ディズニー+さん、これはコメディじゃないですよ…!

美しい衣装!美術!照明!カメラワーク!俳優!レタリング!

で、ドロドロ感情がナパージュされグレーズされ、さらにデコレートされてるけどグロい。
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

-

コメディは時代が移ってから観るとキツい。
ロビンウィリアムズの演技力と
最後の説教のために観た感じ。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

この選択ができる強さに憧れ、
この道を選ぶかたくなさに愛おしさを感じた。

人生は解決しない。

Oltremare/群青色 好きな曲

コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

3.6

今まで観た映画のなかで一番おそろしく、とんでもない作品だった。
執拗で手抜きなく絢爛で爛れた舞台。

ナンセンスとシニカルは苦手だけど、カタルシスは良かった…でももう観たくない。

〝go on Al
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ヴェロニカ・ゲリン(2003年製作の映画)

3.6

彼女は鉄人じゃないけれど、でも立ちはだかった。折れかけても立ち上がった。
彼女はスーパーパワーを持っていなかったし、自己犠牲でなにかを実現しようとしたり、世界を動かそうとした訳じゃない。
彼女は仕事を
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.6

はしょられている雰囲気を感じつつも、
執拗なまでにティムバートンの世界で埋め尽くされている画面を楽しんだ。