financierさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

レインメーカー(1997年製作の映画)

3.7

みたことはあるけどもう一度。
陰謀に寄りすぎないところが好き。
マットデイモン、焦ってる演技が好き。
デックのキャラも好き。

バトルシップ(2012年製作の映画)

3.6

こうして、こうやって、どりゃー!みたいな感じだった。

あらゆる強引さを力でねじ伏せるストロングスタイル。
最終兵器じいちゃん投入からの駄目押しの筋肉。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.6

人間に都合のいい話だけど、いつだって犬はすばらしい友達なのでこんな夢もみたくなる。

人間の食べ物をたくさんあげるのはダメです。ダメ。

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.5

轟音がして粉塵だらけで
血みどろで市民も子供達も死んでいく
街と共に磨り潰される

どうしたら世界はこれを止められたのだろう
どうしてロシアを止められなかったのだろう
この街だけじゃない
全部が今に続
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.4

ダニクレを360°撮りたい気持ちが感じられる。
とてもいい。

前作よりコメディ大増量。
シンプルさも増量して、設定の詰めは減量に感じる。そういうシリーズであるから、そういうものなんだろうけれども。
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

-

かっこいいはずのデニーロがすこぶるキモい男になってるのが見所…?
かっこつけの科白とかが気持ち悪すぎる…。

サクサク進むのが好きなので、ずっとコミュ障を見せつけられるのがしんどかった。
スコセッシ監
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おやすみなさいを言いたくて(2013年製作の映画)

-

映画としての問い掛けは良かったけど、
ステフが無理やり大人になった、
ならざるを得なかった感じが辛くて好きにはなれない…。
母という存在に多くを求めすぎていると言われたら、黙らざるを得ないけど、だけど
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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

-

最初に思った通りの筋だった。

けど、良心とか信念とか家族の話じゃなく
〝難しい町〟の話なんだろう
そんな町の生活者たる主人公の話にも見えるけど
撮りたいのはこの町、このような町そのものなんじゃないか
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黒の魂/黒い魂(2014年製作の映画)

3.6

マフィアと家族
ええ?!と思ったけど、そうね…とも思う。

最近の一般向けヤクザ映画っぽい

しあわせの百貨店へようこそ(2018年製作の映画)

3.6

So soft and sweet.
こういう映画も良い。

この地にしかない視点で、
この時にしかない価値観で、
あってもおかしくない軋轢は見当たらない。
あの地に眩しく降り注ぐ日差しのせいかしら。

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

-

時間細切れ系、群像劇風、ややアンサンブルキャスト
私が耐えられるギリギリのシニカル

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

-

序盤のゆっくりさで、何を見てるのかよくわからなくなりつつ見続け、
彼ら彼女らのあまりの無邪気さに、
それが天性なのか、あの光に当てられたのかウンウン考えているうちに、
話がまとまったような、まとまって
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シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

3.4

静と動の落差がすごくて、静で寝そうになるのだけれど、
静は生で、動は洞で。
だから、静をこそ見つめないといけない作品だと思った。
美しさが悲しい。

確かに「庵野っぽさ」がある。

マネーボール(2011年製作の映画)

3.6

見せ方、映画の作りが上手くて面白い。
野球と人生、面白い。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.7

メグの顔が少女っぽすぎるところ以外はおよそ全部良かった。
(原作小説からのイメージがたおやか系の女性像だったので。エマワトソンの顔は大好き)

どのシーンにも均等に力が込められていて、良い本のようだっ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.6

安全な場所に居場所があっても、
中途失聴者が「ハンディではなく、治すものでもない」という理念に馴染むのは困難だし、
きっとそれは他の個性であっても同じで、
自分の人生をできる限り足掻いていかないといけ
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.2

あー!
半分くらいまでは散らかしに散らかしきって、
誰が誰だかよくわからなくなるし、
あーあ、もうめちゃくちゃだよ…ってなるのに、
ツメの畳みに畳む勢いにまんまと…。
カタルシス…!
映画館で観たかっ
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.5

アリシアがタフだけど地味なのが良かった。

フィルマークスのキャスト順も作品と同じように、ハリス→ギブソン→グリロの並びにすべき。

ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

-

嫌いではないけどわりと嫌なタイプの話。
本の方がどきどきしたかもしれない。
邪悪な方のキング。

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

-

音楽と共にある映画。
失礼なんだか礼儀正しいんだかよくわからない社交。
近代よりこちら側で、親より上の世代の意識は近世ぽく、主人公もあたりまえにそれを踏襲しようとするけど…というのが見所なのかな。
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恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

3.5

このふたりでどんな劇になるのだろう?と思って観たら。
普通に愛しく醜く余韻ある愛憎劇だった。
邦題はもうちょっと、こう…。

衣装がとってもキラキラ豪華。