常に相手軸で物事を考える美雪と、自分のことしか考えられないように映る愛の対比。愛による美雪、たとえへの情念のぶつけ方が常軌を逸してるように見えなくもないが、ディスコミュニケーションな訳ではないと思う。>>続きを読む
ラストの長回しが爽やかで優しくて好き!語り口が軽いだけに、恋愛映画としても大いに楽しめた。何よりも伝えたいのは、架乃ゆらさんが素晴らしいこと...見た目の説得力は勿論、物語が進むにつれて演技の自然さも>>続きを読む
変なことをしたら周りがつっこむスタイル、映画には合わないよね。あと、覗きを笑いに変換するのそろそろ止めたら?不快な上にしょうもない。まあ、それ以外は諸々現代風になり、登場人物は原作より一回り歳上になっ>>続きを読む
杏奈ちゃんが可愛いのは知ってるし、どう撮っても魅力的に映るのは分かる。それにしても、話がおもんなさすぎ。というか、マジで不快ですらある。瀬田なつき監督が本当に撮ったのこれ??
映像がオシャレなことしか覚えてへん。評価保留。
中川龍太郎監督、新境地。なかなか挑戦的でもある。岸井ゆきの、浜辺美波、相互の眼差しに震えた。鑑賞前に想像できなかった不穏さ、愛する者への強い情念に慄く。評価保留。
このレビューはネタバレを含みます
5回観た。初見は日岡が大上の遺志を継承できていない、話の構成が前作と違い過ぎることに反発していたが、2回目以降、「狼」亡き平成に「昭和を取り戻そうとした」凶犬二匹のぶつかり合いを描いた作品なのだと理解>>続きを読む
ダサい!かったるい!こういった作品は登場人物をいかに魅力的に見せるかが勝負だと思うんだけど、全く上手くいってない。エライザさんの「大学にいたら絶対に好きになっちゃう先輩」感は良かったけど。
闖入者を殺しちゃうとこまでは良かった。ラストの周回遅れ狂気描写は完全に蛇足だよね。刑事コンビの描き方も前時代的でゲンナリ。
重要な局面で音楽は鳴る。ボリュームはコントロールされない。子どもの感情がそうであるように。ただ、それがとても愛おしく、この世界に必要なピースだ。心の内、いわば本音や理性の解放は他人との対話による。それ>>続きを読む
エンタメ作品して堂々たる出来。良作!
序盤から性的嗜好とは関係なく、主人公がヤバい行動を取っているので、違和感なく話に入り込めた。また、反モラルな人物を直線に描いているだけに、最近日の目を見た2作に感>>続きを読む
恋愛群像劇として一定水準の面白さは満たしているけれど、その「面白さ」を喚起させる幾つかの会話がデリカシーに欠けているなと感じ、今一つ楽しめなかった。また、演技巧者をある程度揃えただけに不味い場面が際立>>続きを読む
終わった恋を振り返る際、ウェットでエモく描きがちなところを今作は軽快な語り口で魅せてくれて、後味が爽やか...だけど心にしがみつく強い余韻。二人の映る決め画が全て最高にロマンティックで、、好き。そんな>>続きを読む
国岡の方が好みだけど、これはこれで楽しく観れた。ガンアクション、肉弾戦どちらも間違いなく日本映画史に残る精度!展開と設定を違和感なく見せられてるのが何気に凄い。ただ、不満点も少しあって(徹頭徹尾「殺し>>続きを読む
噂に違わぬ面白さ!冷静沈着で仕事人の一方、依頼主や旧来的なオヤジ共に振り回される今どきの若者な国岡さんに共感しっぱなし。あの飲み会シーンなんて、監督自ら覚えがある映画界隈の再現なんじゃと邪推してしまっ>>続きを読む
原作に忠実にしようとした結果、映画として観ると中々厳しい出来になってしまった。特に前半はダイジェスト過ぎて、原作・アニメ未履修の人にとってはハテナだらけだと思う。ただ、その志は買いたい。特に役者陣の頑>>続きを読む
映画としての豊穣さは勿論なのだが、主人公の和雄と自分を重ねて見ざるを得なく、苦しくて、そして掛け替えのない映像体験だった。人一倍プライドは高いくせして、自尊心は頗る低く、誰にも上手く愛情を表現できない>>続きを読む
重厚なミステリを期待すると肩透かしを食らうかもだが、的確なライティング・カメラワークと白石節に心奪われるのは間違いない!史上最凶に綺麗なサダヲさんに操縦される若者たち。世にも奇妙っぽいオチも、丁寧に伏>>続きを読む
圧倒された。現実にしか見えない名演と、青と黒が際立つ映像美。更紗に感情移入し過ぎて本当に震えが止まらず胃が千切れるかと思った。物語の深くまで、自分自身まだ沈みきれていない気はするけど、ふたりが真に邂逅>>続きを読む
原作からエログロを抜くと、B級ラブコメになっちゃったの巻。
映画的に面白いかと聞かれたら苦笑いで答えるしかないけれど、福原遥さんをヒロインにした時点で勝利は約束。好きな人のどこが好きかって永遠のテーマ>>続きを読む
愚直に勝ちを求め続けた男たち。過剰なスコアや展開を排し、淡々と写す様はボクシング映画の理想形と思えた。退場していく挑戦者たちの、仲間に対する憧憬・嫉妬、ボクシングに対する熱情、それらが観客と距離感を持>>続きを読む
腹抱えて笑ったシーンもあれば、苦笑してしまうシーンもあった。ホラー映画として観るとダメダメだけど、ちょっぴり恐いコメディとして見たら楽しめる。相合傘、一人暮らしにしちゃデカい冷蔵庫など「そこかい!」と>>続きを読む
ピエール瀧さんが役者として復帰されたことは喜ばしいことで...あとは、松田龍平さんって塩顔イケメンなんすけど、意外にも一重じゃなくて二重なんですよ。えーっと、あとは、そうですねえ...特にないですかね>>続きを読む
夏帆さんが園子温の好きそうな女性を演じてた。確か、死体にビンタしてたよね。
なんか、冨手さんがスキンヘッドになるところと満島真之介さんがクレイジーな感じと、しょこたんが暴れ回るシーンは覚えてる。
全然おもんなかったやつ。オムニバスで一つも面白くないって意外と無いよね。