kumik00さんの映画レビュー・感想・評価

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戦雲 いくさふむ(2024年製作の映画)

3.6

なし崩し的に勝手に進めていくのが、今のこの国のやり方。
その酷さをまざまざと、わかりやすく見せつけられて途中本当にしんどかった。
わたしなんて映画館でただ座っているだけなのに。。。

毎日牛歩で資材搬
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.3

過去に置いてきた前世が、24年の歳月を経て目の前に現れたらどんな気持ちか。
答え: 違和感。(ちょっとキモイ)

個人的にはSkypeの呼び出し音とすれ違う感じと電波の不安定さへの懐かしい感情がピーク
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

少なからず予習必須。
映像と構成と、その他全てでストーリーのネタバレなんて超えて良い映画体験が出来るから大丈夫。

メメント(2000年製作の映画)

3.8

ようやく見ました!

記録の恣意性を信じるな。
私がExcelなら
おいっ、循環参照起こしてるよっ!!!
と言いたくなる。

目まぐるしく転換が起こるからホームシアターでも飽きない。(ただ検索したくは
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ある男(2022年製作の映画)

3.7

なるほど、正体を探してたのは『ある男』。
名前を変えて人生を生き直すこと、
受け継がれる(と思われている)何か、
そして自分は何者なのか。

原作未読のため、語りたいのはそっち側の話なのー!?という新
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

「観る前の自分」には戻れるけど、あのシーンはすごく良かった!!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

とあるPodcast番組 本屋プラグラジオの、ASDの視点から考える回を聴いてから見たら、とても清々しい心地よさを感じられた。

ミニマルな生活をしてるのに一階の台所の奥の部屋は意外と年季の入った物で
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

2.9

今年サンセバスチャンに行く予定が無ければ映画館で観ようと思わなかったし、ある程度予想はしていたが、案の定…
痛くてウザいおじの話。
サンセバスチャンの風景はちょいちょい出てくるけど、予想外に白黒の夢の
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パレード(2024年製作の映画)

3.4

ネトフリだから予算沢山あったのかな?と邪推してしまうけど、
なんだか豪華で満足感はあり。

ただ、設定上の粗さが目立って、そこに引っ掛かってしまった。
なぜ、あのとき良に触れたの?
普段から人に会いに
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.9

良作!!

エネルギーとパッションとユーモアに溢れた人、ナイアド。
運も、必要な能力を持った人材もを味方につける粘り強さ、諦めない心。
そしてコーチの重要性。

水の中で泳いでる時間が大半なのに、趣向
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

丁寧で繊細で、爽やかで暖かい。
良い!!

組み合わせの異なる2人の動きがシンクロするのとか、季節感が感じられるのとか、
前髪うねってなってるのとか、細部まで手を抜かず、漫画との融合もバッチリで、嫌味
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.0

うーん。。。ハマらなかった。


「もうこの一曲だけで元取れましたー」っていう曲がなかったのと、
全員巻き込んでの教会でのパフォーマンスが序盤も序盤で置いてかれた。
事前知識が割と必要だったと後で気づ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

ベストサポーティングアクター賞をこの犬にあげたい!
犬だけでなく、ザンドラヒュラーは言わずもがな、ダニエル役の子役も素晴らしい。

あと、弁護士との関係性があのままで良かった!危なかったけど、持ち堪え
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

どう足掻いてもタンウェイに惹きつけられるの仕方なくないですか?
途中ちょっと中弛み?と思ったけど、その後の明らかにやさぐれたソレさん見たらほっとけなくないですか?

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

なんでこうなった?って所はバッサリと切り捨ててるのが潔い。
そして最後思わぬ結末と、Netflixへの特大ブーメラン!!

内紛を起こすには情報を遮断してエサをばら撒いて、疑心暗鬼にさせれば良い。陰謀
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

2.9

さすがに大学生には見えない…

良い話ではあるが、サクセスストーリーなのは織り込み済み(だって実話だし)。
この手の映画あるあるだけど、やたらとラブストーリー絡ませるのがなんかなぁという気がする。ザッ
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

4.1

毎シーンが素晴らしい。

特に、ドレス着た時のおばあちゃんの無言の視線と気まずそうにする母を見るルシアの顔、というシーンがなんとも言えない。

そしてずっと陰ながら見守り続けた兄のあの決意の瞬間に涙。
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

これは、2回目が面白い系映画ですので我慢して最後まで見て下さい!!


事前情報なしで見始めたから途中までどこに向かってるかわからずただただ不穏&不快。最後まで見続けるの厳しい(配信なだけに尚更)…と
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.7

見終わった後、じんわり残る。

門脇麦の繊細かつ的確な表情筋!
映像も綺麗だし、人物との距離感も良い。余計なものが少なく、よくまとまっている。
だから、ただひたすらに人間関係と感情のほつれにフォーカス
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

ポップでキュートでオシャレでシュール。
家族の行方、母の行動、事件の理由、そして社会の動きにも、何も明示されない。
全ては観客の知識と想像力に委ねられていて、
ジョジョの視点のまま、あくまで軽いトーン
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

2.0

プロ意識の低いお仕事ドラマが嫌いなので、ドラマチックに仕立てるためにあり得ないって思う演出なのがダメすぎる。。。

服装、色まで分かってるのにわざわざパーティー会場で一人一人の肩掴んで確認する必要が?
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

偏屈っぷりが、リメイクより一枚上手!
そしてリメイクが、ほとんどこちらのベースをなぞっているとわかって、改めて素晴らしい脚本だなと思った!!
ネコ可愛い

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.2

みんな大好き(?)ウェスアンダーソン。例に漏れず私も好きだが、今回は途中で帰ろうかと思った笑

テレビ番組の中の架空の街のお話、という二重構造で、ふむふむそう言うことねって覚えてられたのが3分くらい。
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

ほっこり!!!
軽い気持ちで、心洗われたい時にどうぞ。

トムハンクスの溢れる善人オーラとベースの優しい顔はちょっと偏屈ジジィ味が足りない&今後のストーリーを予感させるけども、まぁ結果オーライだな!!
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

やはりスピルバーグはドキドキハラハラの種が無いと、なのかなぁ。

興味深かったけど…

このポスター思いっきり地平線真ん中やないかいっ!

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