つばきさんの映画レビュー・感想・評価

つばき

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オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10(2021年製作の映画)

3.8

oasis来日にそなえて鑑賞。
古い名画座で見たので音が残念なことに。
同じ曲調で退屈気味になったところでノエルの弾き語り。ここが一番良かった。

プリシラ(2023年製作の映画)

2.8

ソフィアコッポラがどうしてプリシラの人生、一昔前の女性観に興味を持ったのか、考えながら観ていた。
いま、あえてこういう題材を作品化しようと思うソフィアはもうかつてのような先端を走っている女性監督ではな
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

名作と言われながら、やっと観られた。
主演女優のなんて魅力的な演技。初めて観たと思いきやスポットライトや色んな映画に出ているのですね。

相手役のライアンゴスリングは安定のいい男。久しぶりにときめいた
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.0

アーニャテイラージョイは魅力的な女優だと思うのに、あまり良い映画に恵まれていないようだ。レイフ・ファインズも出ているけど、役者の無駄遣いではないか。

あんのこと(2023年製作の映画)

4.3

河合優実さんの演技に圧倒された。
家庭環境の厳しさから、やっと信頼できる大人たちとめぐりあったと思いきや、コロナで孤独感を強める。
つらいストーリーだけど、彼女のような人が他にいてもおかしくないと思え
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

1.5

三角関係のテニスプレーヤーの話。
長い時間かけて何やっているのと思った。
チャレンジャーズというタイトルにも違和感。

特筆することがあるとすれば、ゼンデイヤは美しかった。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

観たかった作品をようやく配信で。
想像以上に良かった。
夫の転落死をめぐる裁判劇。
家族という名の、息苦しい関係を事件🟰事故をきっかけに明らかにしていく。

盲目の少年、ダニエルの胸のうちは最後まで明
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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

3.5

産む性なのに、産まない選択ができない時代に、女性の差し伸べてきた手を離さない女性たちの物語。

今まで専業主婦として側から見ると不満のない主人公が自身の中絶をきっかけに変わっていく姿が良かった。
シガ
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

特に期待はしていなかったが、高レビューだったので観たが、良作だった。
家族で大切にされないコットのような子供たちが世界にはたくさんいるのだと思う。だれもが親に愛されて、手をかけられて成長できるわけでは
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.0

オッペンハイマーからノーラン作品を観ているが、今ひとつハマらない。

関心領域(2023年製作の映画)

5.0

今年のベスト1
アウシュビッツ捕虜収容所の中を描かずに、無関心を装う隣人を描く事で残酷さを伝える。
映画館から出てもなかなか現実に戻れない体験は久しぶりだった。

アカデミー賞を取っただけあって、音響
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

父を9.11で失った少年の物語。
この悲劇を少年の目線で描いた。一種のロードムービーのようだ。

市子(2023年製作の映画)

2.5

市子に男を狂わす魅力がこのキャラクターにあるのか、理解しがたかった。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.0

初めてこの監督の作品を観た。
この静かな映画にはまるかどうかだが、ラジオを付けると隣の国、ウクライナとロシアの戦況が伝わるシーンは最新作ならでは。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.8

木々の映像と石橋英子の音楽で心地よいスタートで穏やかな作品だと思いきやとんでもなかった。
グランピング施設の開発側とそこに住む人達が接点を持つことから物語が始まる。一見、距離が縮まるように見せながらも
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

カズオイシグロの本を読んでいるような映画だった。ゾンビとあだ名をつけられた公務員が余命宣告を受けて生き直す。

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

2.5

沢田さんは都会人のイメージなので最後までこの配役はほかに誰が合うのか考えていた。
小林薫、役所広治あたり?

葬式のシーンがいい。いまは葬式と初七日を同日に葬祭場で終える。手作りでもてなし、故人をゆっ
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

立て続けに長い映画ヲ観た後だったのでシンプルなストーリーで心穏やかに観られたのが良かった。

ノラのアメリカで生きていくために初恋が心を占める割合は多分ヘソンほどではなかったはずだが、ヘソンが自身のア
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

オッペンハイマーを観た後でノーラン作品を。高評価だったこの作品。戦時なのに美しい構図があり、複雑になる。
登場人物がどんなバックグランドがあるのか、民間人の親子以外は語ることなく描いていく。他の戦争映
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

時間を感じさない大作映画だった。
原爆投下を知らなかったり広島の残状を知らない人たちに理解のきっかけになってほしいと願った。
アカデミー賞を総なめにし、ヒットした米国でどう受け止められたのか、あまりニ
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警官の血(2022年製作の映画)

2.0

チェウシク目当てで観たけど、ストーリーが頭に入ってこない。
原作を消化してないせいなのか。
途中まではワクワクしながら観ていたけど後半からラストに向かって置いてけぼりになってしまった

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.3

脚本がいい。期待以上に面白かった。
黒人のステレオタイプなイメージや、それを理解しているつもりの白人たちをシニカルにかつユーモアに描いている。登場人物が魅力的。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

ソンソックがアンチ役にハマりすぎて、このイメージが固定化してほしくない笑

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.8

期待を裏切らないどころが前作よりもスケールアップしていた。

それにしても砂漠とSFって相性がいい。ドゥ二監督の美意識が画面から溢れている。未来になっても、人間同士の憎悪や覇権争いは変わらない。砂虫は
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.5

デビッドバーンの身体の動きやバンドメンバーとのシンクロに痺れっぱなしだった。

犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

マドンソク主演作品を初めて観たが、人気があるのが分かる。これから一つずつ観ていきたい。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

役所広司のベストアクトだった。
少ないものを所持して、懸命に働き、ルーティンを生きる。その中にささやかな幸せがあり、時には感情のさざなみが起きる。
自身の生き方と重ねて幸せの尺度を考えた人は多いのでは
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

ララランドでアカデミー主演女優賞を受賞したエマストーン。それだけにとどまらない意欲作に圧倒された。
外の世界へ触れて覚醒し、成長していく主人公を演じた。お金を得る手段には正直疑問を感じる。
ウィリアム
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

よくぞいまの時代に作品化してくれました。今村昌平さんら社会派の映画監督らが喜んでくれているのでは。

ムラ社会の閉塞感や差別、誤った報道、女性の不自由さ、翼賛的な思想。ありとあらゆる事象が炙り出され、
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.0

若くして父になり、離婚後に過ごす娘とのバカンス。繊細だが、父を喜ばせようとする娘の行動に父は。

互いに思い合っても、切ない親子の物語が数えきれないほどこの世にはある。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

久しぶりに超大作を見た満足感。スコセッシとディカプリオ、デニーロの豪華なタッグに3時間半があっという間だった。

実話に基づくストーリー。先住民族の地に入り、富を求めて彼らのアイデンティティーさえ奪っ
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