megadakeさんの映画レビュー・感想・評価

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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

題材もそうだし内容も狂気的な内容
一瞬一瞬が見たことのない映像に圧倒された

めちゃくちゃ美しい人にエロさを感じないように洗練されすぎた狂気的な映像のため記憶に残るシーンは個人的には少ない

理想郷(2022年製作の映画)

3.5

スペイン版ガンニバルといっても過言ではない田舎ホラー

若者と老害みたいな対立ではなく年もそんなに離れてない設定でよりどちらにも共感しやすかった
お互いの気持ちがわかるゆえに悩ましい

少女は卒業しない エピソード0(2022年製作の映画)

3.0

勝手に前日譚かと思っていたが完全にドキュメンタリー
作品に対する理解が深まるというよりは作品への見方を考えさせられた

面白かったので原作を読んでみようと思う

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.0

予告を見た段階では高校を卒業前の少女たちを描いたキラキラ群像劇かと思いきや、そこから一段驚く仕掛けがあり、それぞれの物語に作用しながら進んでいく感傷的な作品

とにかく河合優実の演技が凄まじく、調理室
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

3.5

日常の些細な心情の変化やその時の関係性を描くのがうまく、音楽はささやかでしっとりいい感じ

途中少しバタフライエフェクトや小説のボトルネックのような雰囲気が不安だったが懸念で終始ユルく安心感があった
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

5.0

3Dであるのに背景や所々に2Dのピクセルが荒く水彩画のようで、その合わさった一瞬が絵画的で目に残る
クリス・サンダース監督ということで飛行シーンやクライマックスなど各所に思わず「ヒックとドラゴン」を重
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.5

ゴア描写はデヴィッド・クローネンバーグっぽさはあるが話の構成はシャマランっぽい感じがした
話の大枠は上手いが尻すぼみな感じが最近のシャマランっぽい

ミア・ゴスはこういう役をやりすぎてハードな役でない
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神回(2023年製作の映画)

3.0

光の演出は面白かったけど主人公がモラハラすぎて好きになれなく感情移入できなかった

花に嵐(2015年製作の映画)

3.5

モキュメンタリー風から映画に切り替わる瞬間が気持ちよすぎる

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.0

ジェシー・アイゼンバーグの監督作
ジュリアン・ムーアの演技力が爆発していた
字幕を見なくてもわかるムカつくような表現力に思わず苦笑い

キャッチーな曲に、淡い色味の映像でA24っぽさが際立っていた
K
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

5.0

旅行好きにめちゃくちゃ刺さる作品
特に際立って良かったのがナレーションの言葉、聞き心地のいい声に言葉のチョイスも絶妙で温かい
途中見られるスナップ写真も美しくどこの国も最高だった今年見た作品で早くもベ
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.5

始まりはクライムロードムービーだが、すぐにホラー要素を盛り込み最終的にはワンシチュエーションものになる

序盤から伏線盛りだくさんで最後には予想外の本命が用意されており、ラストの店主には思わず「そっち
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

物語自体に力がある作品だったので、カットの意図やメタ的な要素などの雑念なく、物語だけに没入させてくれるイーストウッドの職人気質と上手くハマっていた

豪華俳優陣だしそこに日本人の福山智可子さんが混ざっ
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

アンビエントな音楽を多数使用し、映像的にも温かい色味が多くどこか幻想的に感じるが所々にあっさりとした決断があり、そこにリアリティを感じ、ファンタジーと現実の狭間を漂っているような感覚に陥る
評判通りの
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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.0

チェンソーの使い方、安全管理的に大丈夫なんか
怪我怖すぎる

ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

4.0

わかりやすい伏線ありつつも、そこからしっかり二転三転するストーリーにしっかり騙された
いつの間にか引き込まれていくストーリーに没入感もたっぷり

お互いに目的を達成できたので結果的にハッピーエンドな気
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ボーダーランズ(2024年製作の映画)

3.0

最近増えてきたゲームの映画化作品
個性豊かな武器に乗り物、マッドマックスのような世界観
ゲームのノリをそのまま持ってきたような作りでクラックトラップがしっかりうざかった
原作をプレイしたかどうかで楽し
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デーヴ(1993年製作の映画)

4.0

ひょんな事から大統領になってしまった男のコメディ

「ホームアローン」のようなバランスの取れたコメディでオープニングのコレコレって感じからラストの潔い幕切れまでたまらない作品

90年代作品はまだまだ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

アニメシリーズでのプラスされた場所と比較すると尺の都合もありメイン二人の話にだいぶ寄せたのがよく分かるが前篇の引きに比べると内容は少し弱く感じるが描きたいものを考えると納得

ラストはアニメシリーズと
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

アニメシリーズ見ていても前編としては、たまらないラストに鳥肌が立った
EDの曲までの流れが二部作の前編としては完璧すぎる
内容を知っているとはいえコレは後編が楽しみすぎる

ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.5

物凄く引き込まれた一作
「怪物」のように教師の生きづらさっていうのは世界共通で広がっているのだと思い知らされた
正しい事をしているのに悪く見られるこの居心地の悪さに終始ゾワゾワする
「ありふれた教室」
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

4.0

この時代、久しぶりに真っ当なラブコメを見れた
主演のシドニースウィーニーは「マダムウェブ」を見たときとはまた違う色気のある演技で今作を見たときの方が大人のように感じた
頭空っぽで楽しめる作品ながらも、
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.5

韓国映画の時代劇ものという見慣れない世界観に入り込み慣れるまでに時間がかかったが
中盤のある事件以降はグイグイ話が進んでいきクライマックスまであっという間だった
上質なサスペンスで二転三転する展開が楽
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.5

舞台を映画化した作品だけありカメラの構図もめっちゃ舞台らしさがある
最近増えてきた女性は辛いよ映画かと思えば、それだけで済ませない時代の変化を感じる作品

音楽がめっちゃいいと思ったら「スカート」やっ
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.0

凶悪かつむごすぎる作品
久しぶりに見た胸くそで終始居心地が悪い

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.0

警察が無能すぎるのが気になるしツッコミどころも沢山あるけど「ネクスト」みたいな未来予知は正直カッコよかった

新しい事をしようとする心意気は好きだったけど奇をてらいすぎてた気もする
コスチュームは何と
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リロイ&スティッチ(2006年製作の映画)

3.5

今までの作品、アニメシリーズも含めての集大成
ちょっとしたアベンジャーズのような作りで全作品を見た人はより楽しめる作り
修辞疑問文が良かった使いたい

今年公開される本当にフワフワの実写版スティッチが
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リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

4.5

この一作目はどこか他のシリーズとは違い底抜けに明るいだけじゃなく少しナイーブな気持ちになる部分もあって奥深い
クリス・サンダースたちコンビが監督、脚本で関わってるのが納得のクオリティ