「すげー早口で喋ってそう…」な映画。
ウルトラマンへの愛は感じるしテンポも良いんだけど、愛ゆえか「ウルトラマンで映画作れて嬉しい!キャッキャ!」というオッサンオタクたちの声が画面から漏れ聞こえるよう>>続きを読む
「ありふれたものを不滅にするってすごくクールだ」みたいな台詞があったけど、そのとおりの映画だと思う。
ただ淡々と2人の少しちぐはぐな、それでいて愛おしい日常を見ている感じなんだけど、それを"大人と子>>続きを読む
戦慄した。
モイ!ツイキャスから配信中!な嘘くさいファミリームービーから家族の幸せが虚飾であることを気づかせ、父親にそっくりの息子と母親そっくりの娘というビジュアルで家族の溝を悟らせる。そんな親切す>>続きを読む
音楽と青春に都合の良い映画。つまり最高ってことね。
冒頭、アクセルのもつギターがエピフォンのレスポール(チェリーサンバースト)の時点で俺の胸ポケットからキュンがこぼれた。オッサンの語彙力はもう限界で>>続きを読む
"攫っても攫っても攫ってもだ…"
"…この世(実写化)の永遠のドブ攫い……"
これが劇場を出た俺の感想です。
掃除の時間ですよ丈一さん。はやくきて。
原作への深い愛は映画をフラットに観る目を曇らせ>>続きを読む
今年度「こういうのでいいんだよ」部門大賞最有力候補。あ、俺の中でです。
終始ルビーにピントを合わせて話がすすむ中、たった1シーンだけ、父の視点になる。このギャップこそ本作のキモだったんだと思う。もっ>>続きを読む
2021年末。中学の同級生に突然呼び出され、十数年ぶりの再会を懐かしむ間もなく日本滅亡を真顔で語られた俺にはタイムリーすぎる映画。やーばいでしょ。
このフラッシュ暗算ばりの風刺連発をケタケタ笑ってい>>続きを読む
この映画の賛辞を見るに、夏油の乙骨評は概ね正しい。女たらしめ。
お話は原作どおり+少しのオリジナル。このオリジナルってのが原作付きアニメの鬼門だと思うけど、変に深掘りせず本編のキャラ出しに留めている>>続きを読む
心に残るというか、こびりつく映画。
まずあらすじがヤバい。
障害をもつ兄が自閉症の妹に売春させるて。
文字数に対する地獄度が高すぎる。
画面から豪速球で投げられてるものは、劇中でもある「お前それで>>続きを読む
冒頭のピアノ演奏、3秒でわかる「あ、この映画の曲たぶん全部好き」感。
まったく裏切らない146分に感謝。
「歌は続けなさい。音楽が救ってくれる。」という言葉が冒頭であるけど、それが答えだったのかなと>>続きを読む
俺にはこの映画の根本について語るだけの知識とか教養がマジでないんだけど、これほどの表現が"やりすぎではない"ってレベルの感情なんかな、と。
なんかもう白人に対する敵愾心、というか、"こいつら敵ですよ>>続きを読む
前半は映像美にばかり目を奪われていたけど、後半なると少しずつ、モノクロの画面につられるように主題が輪郭を濃くしていく。
2人の女性への感謝と尊敬。血縁だけじゃない、家族への愛と礼賛。
海のシーンで俺の>>続きを読む
イカれてやがる。
ジェットコースターホラーという言葉では生ぬるい。ジェームズワンはホラーで音速を越えようとしたんか?
と意味のわからない感想が出るくらいぶっ飛んでる。速度が出すぎてホラーの枠を飛び出>>続きを読む
涙腺にダイレクトアタック。4分割くらい泣いた。
描写や言い回しがいちいち好みで、ずっと2人のやりとりを見ていたかった。
個人的に1番好きなのは病院のシーン。哲学の准教授は出産の祝福を伝えるときも一味>>続きを読む
夏を真空パックしたような映画。
画面のいたるところから匂いがする。こんな特別な夏を過ごした憶えはないけどさ。
いろんな言葉があっていろんなものに名前がついたりカテゴライズされたりする現代だけど、この>>続きを読む
めちゃくちゃ好き。
他人は自分を映す鏡だ、なんて言葉があるけど、じゃあ他人と向き合わなかった人間はどうなるのよ、の答えが序盤の幸夫くんなんでしょうね。
色んな角度で自分を写す鏡がまわりにたくさんあっ>>続きを読む
俺はこの映画と友達になりたい。
はたから聞いたら意味がわからないだろうし俺もわかってないけど、そう思ったんだから仕方ない。圧倒的なバランス感覚の良さがそう思わせたのかも。
「寂しいなら、自分から先手>>続きを読む
このラミ・マレックを見たら恐山のイタコたちも裸足で逃げ出すでしょうよ。
Live Aidのシーンは演じてる本人も自分をフレディだと思ったんじゃなかろうか。少なくとも俺は空目した。実物見たことないけど。>>続きを読む
俺さ、ウィルから顔と頭の良さとコミュ力と腕っぷしを取り上げたみたいな奴なんだよ。
つまり正反対のただのクズなんだけどさ。
そんな俺でもショーンの「君のせいじゃない」って台詞で嗚咽もらして泣いたときは>>続きを読む
刺さる人には刺さりすぎるであろう映画。
俺は脳天に風穴が空いた気分で観ていた。正直二度と観たくない。
ンドゥールが言ってたでしょ、「悪には悪の救世主が必要なんだよ」って。
このジョーカーは俺の救世>>続きを読む