くりさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本作は非常に優れたサスペンス映画だった。
結局、ルースは彼女や友人達と組んでハリエットを陥れることに成功するのだが、序盤あたりはルースもハリエットもどちらも怪しい、絶妙なバランスの見せ方になっていてま
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.4

エンドクレジットが流れだした瞬間から、「これは物凄いものを観た」という感覚に陥った。
肖像画を完成させることが二人の別れを意味するというそもそものプロットが良く出来ている。
二人の想いの移り変わりが"
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

2.7

バカバカしくて最高!つまらなさが逆に良い!って言いたいけど、、、これ、純粋に、面白くないんじゃないか?
こういう類の映画は好きだし、批判するのはナンセンスな気もするが。。ギャグがつまらない。笑えない。
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

1.現在と回想とを行き来する構成。2.観客に解釈が委ねられているラスト。この2つは多くの映画で取り入れられている語り口だか、本作ほど"質を高め、メッセージを強調する機能"としてしっかりと作用している作>>続きを読む

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

4.4

こんなん絶対泣いてまうやろ。

あまり評価は高くないようだけど、自分には凄く刺さりました。

自分の未来は家族の未来。祖母の教えからそのことに気付き、自分の未来を切り開いていく主人公には心打たれる。
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで鑑賞したこともあり、冒頭のアマゾン版サスケシーンとショッピングセンターでのアクションシーンは大迫力。音楽も良かった。

この時期に大作映画を映画館で観られた喜びは大きい。

ただ、この作品は
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

前半まではかなり面白かったが後半で失速した感じ。

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.9

ある程度のオチはなんとなく予想できるものだった。それでも主役2名の素晴らしい演技と物語構成で、最後まで楽しく観ることができた。

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

2.6

物語に起伏がなく、そのうえ一つ一つのカットとシーンが長くどれも抑揚がない。地球、宇宙で起こるそれぞれのハプニングも物語の本筋とは関係のないもので、結果退屈な2時間になってしまった。敢えてそういう作りに>>続きを読む

100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

2.5

話運びが強引で全く乗れなかった。もう少し設定を生かしたギャグがあってもよかったのでは。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.8

太平洋戦争を経てベトナム戦争へ。戦争や暴力から抜け出せない大国アメリカを、小さな街の救いのない物語で揶揄している作品なんだと解釈しました。

囚われた国家(2019年製作の映画)

4.0

ジョングッドマンが渋くてカッコいい!あまり評価されてないのが残念だが、自分的にはすごく好みなSF作品。

グッド・タイム(2017年製作の映画)

2.8

主人公の行動動機が理解できず、ストーリーや話運びも鈍重でなかなか乗れなかった。音楽の使い方は新鮮。

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

女版ウルフオブウォールストリート。犯罪集団がどんどんエスカレートしていき、最終的に後戻りできなくなる様は、どこかファイトクラブのようでもある。
物語の推進力というか、この先どうなっていくのだろうという
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

冒頭の2人の掛け合いから完全にやられた。「あっ、この2人の物語をずっと見ていたい!」そう思えた。
容姿をイジったり自虐したりするギャグが無いのも良い。そういう笑いを取ってきた過去の映画が、一気に古くな
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.8

思春期の輝きと危うさを見事に描いた作品。
結果的に2020年新作映画で個人的に1番好きな映画になった。
ラストは反則級、涙腺崩壊。

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.2

ネズミ視点のアクションシーンはライド感があって楽しかった。アンアサウェイのオーバーアクトも嫌いじゃない。でも、何か物足りない気がする。

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

4.2

ジャンルが二転三転。絶対にネタバレ無しで観るべき映画。いい意味で痛快に裏切られたし、こういう裏切りは本当に気持ちが良い。話の内容は全然気持ち良いものではないが。。めちゃくちゃ面白かった。
どこかで見た
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.3

長尺だし物語もスローペースで進む作品にも関わらず、全く退屈になることはない。主人公と共にどんどん沼の深みにハマっていく感覚に陥る。実際に銃撃戦に巻き込まれたことはないけど、なんかリアルなんよなあ。それ>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

こんな風に歳を取りたい。
主演の2人の演技がとにかく良い。