戦死したマイクの母親を見て泣き崩れたアイラが印象に残る。英雄扱いされたとしても、激戦区とされた戦場から戻った者の中でドクのように模範的市民として生きられた人は、ほんの一握りなのかも知れない。スピルバー>>続きを読む
なぜその状況で子ども作ったし。さっさと撃ち殺さないのは仲間を呼ばれてしまうから?クワイエットながら観る者の恐怖は音で煽る。長女役のキャラクターが、なかなか良い影響を与えていると思う。どんどんヤバくなる>>続きを読む
まるでそこで傍観していた気分になる。即興劇を使いこなしたルメット監督が、人の真の驚きや感情を再現した秀作。やや過小評価されている気がする。事実を扱う作品としては当時の新しい波と言っていいものだったので>>続きを読む
ヘプバーンさん3人の中で歌はいちばん下手だが、ダンスと踊りながらの生き生きとした表情はベテラン二人に一歩も譲らぬ堂々たる主演ぶりと思う。ほんとに踊りが好きだったんだな…。
Uボートに標的の座標を提供していた偽装船の破壊。中立国の港で行われる作戦は英国の影を落すわけにはいかなかった。かつては任意の義勇兵だったご年配の方々が立ち上がったという話だけなら美談だが、80年代らし>>続きを読む
ただの憎愛になってるし。前日譚としながら10年以上経った前作の主演も苦しいものがある。エスターに同情的な、ほぼカナダ作品。
ギャグと歌があまり刺さらなかった。今ではテンプレにされてもいるだろうし、不変的な面はあるかも知れない。バリモアさんとサンドラーさんの次回共演作に期待したい。
俳優が自分を自分で弄ったようなシナリオ。斬新で奇抜、楽しい!作中では90年代後半をケイジさんの黄金期としているようだが、ここまでの映画人生を歩んできたケイジさんだからこそ成立する作品だと思う。どれだけ>>続きを読む
いつもどおり歌ったけど、どうだったの?って表情が忘れられない。このジャンルは自分より年配の方々のものと思っていたが、さいきんになって仏語で歌われたほうが良い、と感じた曲がいくつかあった。意味は解らない>>続きを読む
おいィィィ!…んだよショートかよぉ。続きが見たくなっちまった。iPhoneとかで映画撮ってそうだよなぁw
スパイ映画としては007シリーズより現実味があり、結末も人間臭さを感じた。文字ベースの小説原作から映像をイメージする段階で、やや解りにくさが生じてしまっている気がする。ニューマンさんは得意の運転と水泳>>続きを読む
フォードさんがIT系に見えないというのが最大の理由な気もするが、それなりのキャストでここまでパッとしないのは数話のドラマを短縮したようなシナリオにあるのかも知れない。ジェイミー・ラニスター!
母校の危機に立ち上がった卒業生の話で彼らの再訓練ではない。下ネタが抑えられ笑えたのはマウザーの眉毛くらい。質の低下を感じたがラストのラサール校長がかわいいのでまあ許してやるか的な。エンドクレジットの音>>続きを読む
伏線鬼回収のミステリー・スリラーだった。海外ドラマ版の個人的「悪役商会」ガンドルフィーニさんとストーメアさんのいる撮影場所にケイジさんが潜入してからワクワクが止まらなかった。キャストいいなこれ。シカゴ>>続きを読む
さいきんは正面から取り組まれることも少なくなってきたようなフィクション美談。担任と生徒の親というのも俗っぽいが、オスカー俳優が演じるとすんなりか。トレバーの知らないところで、もっと大勢の人がバトンを渡>>続きを読む
原題直訳では「シャネルの前のココ」になり、しっくりくる。生涯の短い部分にスポットを当てた作品は、成功する前の彼女と二人の男性をめぐるロマンスが中心。全体にあっさりと言うか、自分はバルザン役ボールヴール>>続きを読む
ドロンさんでなければ完全に駄作だと思う。フィルムノワールだかなんだか知らないが行き詰って投げたようなストーリー。武士道の引用もイキって見せたかっただけだろ。寡黙なドロンさんが素晴らしく画になるので命日>>続きを読む
美しい田舎町で兄弟3人にそれぞれ用意されたエピソードとしては上手く纏められていたと思うが、父親と娘の壊れた関係の修復、というラストへ向けての大きな流れは弱まってしまったような気がして残念。ジャン・レノ>>続きを読む
映画音楽が「若い芸術」と理解されるまで師との間に軋轢があった。マカロニ・ウエスタンで得た名声と使用楽器など独特のアプローチが、長年に亘りオスカーに拒まれた理由という気がする。いずれも自身の実力と才能で>>続きを読む
やや不自然な面も感じる人間ドラマ。スチュワートさんの圧でなんとか体裁を保っていると思う。高尚な音楽と直訳の邦題タイトルは良い
短いコントを繋げていくような作り。キャラハンが出ないのでお色気は後退気味だが、下ネタは健在。圧倒的に笑いを取るのは署長の座を狙うマウザー。個人的には不良グループのゼッド推し。ブルーオイスターを残したの>>続きを読む
ゾウを救うことがテーマだったのなら完全にハズしていると思う。政府高官や軍が、思いっきり胸糞の悪党に描かれているので反体制志向の作品にも見える。だいじょうぶかインド。地球の森林は大切。71年の同じタイト>>続きを読む
いやこれ鑑賞後にキャスト見るまでふつうにわからなかった。特殊メイクすご。明るくノリの良い曲がオールディに編曲されていて楽しい。ブルース歌いながらのデモは、言葉を連呼するより心に響くのではと思った。色々>>続きを読む
新たな過去を作り出すくらいならまだかわいい。必死のリカバリは見られるが死人を復活させ過ぎ。宇宙でクルマのハンドル意味あんのかと思ったし(スラスターと連動していたもよう)、B級墜ちが近づいてきてるのかも>>続きを読む
崖から落下する車輌を駆け上がり、レティが運転するクルマのリヤスポに掴まる奇跡の大ジャンプ。ウォーカーさんの遺作。本作はステイサム兄貴とジョンソンさん、ディーゼルさんとの肉弾戦ドリーム対決も見所か。もう>>続きを読む
劇場鑑賞から数年後にお家で一気見するためのシリーズ作品か。前作で匂わせていたレティのロドリゲスさんが復活。画に収まる車種は多めでスペシャル車輌も登場。シナリオよりアクションのアイディアはいったいどっか>>続きを読む
「この頃が一番良かったねぇ~」という会話が聞こえてきそうな快作。サーガは明らかに前作から新章突入の感。家族の絆を叫ぶ熱いドラマは、新加入ジョンソンさんも巻き込んで加速していく。オーシャンズを思わせる展>>続きを読む
巨匠と呼ばれた映画監督が撮りそうなテーマ。以前の作品から本作を追ってくるべきだったと反省。なので暫定的スコアと感想。マストロヤンニさんの優男ぶりは良かった。帽子にスーツ姿がよく似合う。字幕は不足がある>>続きを読む
ピュアピュアな青春ロードムービーだった。なぜか邦画の波長を感じる。ドライバーはTHE WAVEに出てた子かー
ジェレミー・レナーさんはハマリ役で好演。シナリオはTVドラマ感が抜けてない気がしてしまう。極寒の厳しさと、そんな場所にある居留区といった限定的な設定は良かったが、先住民失踪の統計云々へのこじつけは要ら>>続きを読む
ただ艶笑コメディと言ってしまうにはお洒落過ぎると思った。衣裳や美術は当時や後の作品群が踏襲した本家感のようなものがある。イタリアの美的センス恐るべし。邦題タイトルから想像したそれとは違い、なんとも可愛>>続きを読む
監督の分身である9歳バディが見た北アイルランド問題。生々しい描写はさほど無いが子どもなりの宗教観を持ち、身近な人々の教派を名前で識別しようと友と語るシーン等、彼の目線での混乱や困惑が如実に伝わる。故郷>>続きを読む
プライスさんは88年「バロン」にも出演されていて因縁を感じる。本作の後半は「バロン」のような特撮ではなく、世界遺産である建物の内部に中世然とした色彩豊かでユーモラスで幻想的な世界を創り出して描かれてい>>続きを読む
悪いモンクさんだ悪いモンクさんだ!まだドラマは放映されていない時期だが、すでに佇まいはモンクさんであった。ストーリーとギャグはちょっぴり残念だが自分がおっさんになってから観たからだろう。トレホさんはこ>>続きを読む
本作は自分もあまり実話と思えない。フィクションであろうと映画として出来が良ければいいはずだが、どうにも現実感と美談のギャップを考えてしまう。期待せずにはいられぬほどの豪華キャストだったが、ブラピさんと>>続きを読む
思いのほかコメディ色が強く、恐ろしくテンポが良いのでトントン拍子のサクセス・ストーリーに感じてしまう。世界に愛されたダービンさんは本当に幸せそうな顔で歌う。父親役マンジューさんも、とても優しい顔をされ>>続きを読む