LGBTQは一般的な恋愛観は持っているという意味で、ある視点ではマジョリティ側の人間とも言える。そのなかで、恋愛感情を持たない主人公のままならなさや、誰にも本質的に理解されないのではという恐怖や寂しさ>>続きを読む
自分は一体なにによって自分であると定義されるのか。
アイデンティティというものに自信が持てず、あるいは手放したいアイデンティティがあり、そしてそれは個人の性格や生き方や振る舞いなどの自分からだけなるも>>続きを読む
AVOIDの画作りが良かった
4作品のオムニバスで、それぞれ結構コンセプチュアル。
でも構成も画も想像以上にどれもしっかりしていて期待以上だった。
IMAXで視聴。
全編原爆を作ることになる科学者たちやそれを取り巻く家族、軍人などとの会話劇をメインにしつつ、時系列の異なるオッペンハイマーの国家機密に関する聴聞会と、それを仕掛けた人物の回想シーン>>続きを読む
黒人を取り巻くいわゆるポリコレ的な現代の価値観の欺瞞をこれでもかと多方向をこき下ろしながら見せつけぶん殴りつづける映画だった。
黒人=奴隷、プランテーション、ゲットー、ドラッグ、ラップ、ギャングスタ>>続きを読む
隕石が落ちて地球が滅亡するとなったとき、避難対象者に国から選ばれた家族は一体どうなるのかって話。
暴動や、略奪や、色んなことが起きはするんだけど、徹底的に極限に追い詰められた人間の善悪を描くわけでも>>続きを読む
全然期待しないで観たら意外と面白かった。
子供ができない夫婦の元に、落ちてきた宇宙船の中に乗って届いた赤子。自分の子として愛情かけて育てたが、思春期を迎えた頃に反抗期とは言えない異常が起こりだす、と>>続きを読む
誰も正しいものなんか見れない。
立場が変われば見方も見え方もこれほどまでに変わってしまう。大人たちの色々なものを良くも悪くも大きく影響を受ける二人の少年の再生の話?
非常に良かった。全く前情報無し>>続きを読む
文明未発達の辺境の村で、女たちへの虐待が日常的に行われている…という大昔の話かと思ったら、まさかの舞台が最近で驚いた。実話なんですね…。
あらゆる権利が奪われた社会の中で、女たちが自分たちの経験や信>>続きを読む
タイの地方に根付く精霊?女神信仰を追ったモキュメンタリー形式。女神からの恩寵を受けた霊媒師であるニムのキャラが良くて、冒頭からグッと世界観に引き込まれる。
不穏さが増していく中盤以降はかなりおぞまし>>続きを読む
ずいぶん昔に観て、もうすっかり忘れてたので再視聴。
何となくオチの予想がついてしまって(まあ再視聴なので当たり前と言えばそうかもしれないけど)、でもなんか「大どんでん返し!」とくるとこいつしかいない>>続きを読む
主人公レダの、晴れやかで清々しい笑顔から始まる映画。娘二人を育て上げた母親の久々な一人時間満喫のバカンス…というような幻想的な甘さはこの映画にはない。
目を背けられている、母親という役割を心から愛し>>続きを読む
端的に最悪。原作読了済みで、感銘を受けたのでこちらも観たけど、最近原作ありコンテンツの脚本のあり方で色々問題が吹き上がってるがまさにその悪い部分を見た気分。
漫画未読で映画単体として楽しみたいなら観て>>続きを読む
同じ事件を取り上げた「生きてこそ」は昔視聴したことがあり、事件についても当時よく調べたので内容は大体知りながら視聴。
事故の瞬間の壮絶さや、雪山に取り囲まれた俗世から拒絶された世界の絶望感と、非日常>>続きを読む
終始一貫して非常に独善的なストーリーなので人は選ぶかも。
ただ、全体的な構成と演出は突出してはいないものの秀逸で、俳優陣の演技がそこに乗ってくるので否応なしに感動はさせられた。
オチは途中からほぼ予>>続きを読む
アブちゃんの歌は素晴らしかった。声優としても非常に役とマッチしていて、異形の外れものでありながら愛嬌もある不思議なキャラとしての魅力を醸し出してた。冒頭から最初のライブシーン?までのワクワク感や、平安>>続きを読む
冒頭から典型的なアメリカンドリーム、劇中で何度も語られる「ビクトリー計画」とやらの幸福な生活がこれでもかと見せつけられる。
けどどこか常に違和感があり、サブリミナル的に挟まれる不穏なカット、メタファー>>続きを読む
かなり面白かった。単純なAI暴走映画として観ない方が面白い。
現代的なアンドロイドの近未来と、大体マストで付随してくる知能の制御不能を材料にしつつ、意外と現代的で普遍的なテーマに触れられている解釈もで>>続きを読む
絵画のような画作りが美しい。
フランスの片田舎のミニマルな世界のなかでの豪奢さや閉塞感、たくましさが描かれていて、ギュッと身が詰まった映画の印象。
復讐譚でもあるんだけど、大枠のストーリーよりもっと>>続きを読む
ほぼ記憶ないけど子供の頃に観たジュマンジが強く脳裏に残っていて続編を気まぐれ視聴。
結果としては面白くなかった…というか楽しめる素質が自分から消えてた、という感想が近いかも。
割と最近の作品ながら高>>続きを読む
アニメーション、音楽文句なしの傑作。
そこまでマリオシリーズやり込んでるわけではないけど、かつてやったあのゲームのあの場面、あの音楽、あのシチュエーション…が目白押し。
10分おきくらいにサビというか>>続きを読む
当たり前なんだけど、何気なく観てるミュージカル制作にも裏には多大なるプレッシャーや苦悩やビジネスの辛辣さがあることを垣間見れて面白かった。
ミュージカル作家が主人公なこともあり、日常のあらゆるエピソ>>続きを読む
ゴア〜〜〜〜〜〜い!!!
晩御飯食べながら軽い気持ちで観ようとしたら初手から思った以上にゴアゴアだったので食べ終わってから観た。
エグいくらいグロいんだけど、人間性的な部分でのエグさは思ってる程ひど>>続きを読む
全てがむちゃくちゃすぎるんだけどジムキャリー節のきいたコメディじゃないと満たされない部分があるので、そういう意味では満足。
口先三寸手八丁でやってきた調子の良いいい加減な男が、嘘をつけない窮地に陥っ>>続きを読む
クリスマスプレゼントみたいに底抜けにハッピーな映画だった。
ギャグも下品でバカらしいものもあるんだけど全体的に知性と熟練みを感じる上品さでまとめられてて、ほんとにちょうどいいバランス感。
息子の数学的>>続きを読む
パニック系かと思ったら社会派映画だった。
第三次世界大戦がもし起こるとするならば、こういう風になるのかも。
きちんとストーリーとオチのある映画というよりは、その瞬間に人間はどういう反応を見せるかに焦>>続きを読む
かなり叙情的な映画でよく分からんかった。
自分がいかに完璧で冷徹で合理的な殺し屋のプロであり、自己統制ができているかについて御託を垂れ流しながらミスる冒頭のシーンが一番おもろかった。素晴らしいフリ。>>続きを読む
ゲラゲラ笑いながら観た。かなりギャグセン高いブラックスリラーコメディ。邦画であんまりこういうの観ないので新鮮だった。
良い母(一応親として…みたいな話もあるけど、全体観るといわゆる母性神話的な方に焦>>続きを読む
ワンシチュエーションスリラーとしては十分面白かった。
地上600mの鉄塔の頂上に取り残される絶望感が、超高層からの景色と相まってより高まる。家のテレビで視聴したけど、それでも時々ぞくっと足の力が抜ける>>続きを読む
以下でもネタバレはしてないけど、基本は感想含めて何も事前情報なくら観た方が良いとおもう。
始まってからずっと不穏な雰囲気で、ハラハラドキドキでかなり疲れる。
最初は鑑賞者の我々も主人公ニコラスと同じ>>続きを読む
母の自殺を目撃した経験に自身もトラウマを持つ精神科の女医が、恐怖に錯乱した患者の自殺を目の前で目撃してから不可解なことが起こり始めるという物語。
呪いの連鎖とか悪魔つきみたいな感じだけど、洋画っぽく>>続きを読む