Kenさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Ken

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花と修羅(年製作の映画)

3.2


画面がとても固定していて、かつ、余計なところを見せない、隠すような画面がとても好感を持った。

にしても、唯一の部員の花が亡くなったのに、緑が人ごとっぽいところがなかなか高校生ぽく感じた。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ただ、美しいものが見たかった。

ただそれだけだった。

戴冠式。自身で王冠を自分に被せるナポレオン。
ギロチンで首を切られるアントワネット。

すごい人数がひしめいていた。

特に、戦争シーン。
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

バカすぎてとても気に入った!

やっていることはほとんど北野武ぐらいしょーもなかった。

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

3.8

初めてのファスビンダー。

そうか。なるほど。これがファスビンダーか。

人種差別を描いていた。

途中2人でお料理屋さんにデートに行く。
1930年ごろにヒットラーがよく行ったお店らしいわよ。という
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.5

どんな話なのかと思ったら、逃亡劇だった。

最初の15分ぐらいで色々なことを説明したり端折ったりしていて面白い。

2023年から考えるとあり得ないだろうと思ってしまうところ満載。

距ててて(2021年製作の映画)

3.3


だんだん夕方になり、このままじゃ暗くなるというギリギリの明るさで目的地に到着。

石が光る様子は映えていてよかった。

急にファンタジーな話になり浮遊する感覚に陥る。

転回(2021年製作の映画)

2.9



もっと長くてもいい気がした。

自分が否定していたものが評価を受けるって屈辱というか、穴があったら入りたいというか、恥ずかしいものよな。

トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.4

気持ちわりーな!ってつっこみたくなった。

望遠で周りの視界が狭く、終始息苦しく感じる。

部屋の広さとか分からないものな。

ざわざわ下北沢(2000年製作の映画)

3.7

絶妙な話だった。

話だったと言ったものの物語はさっぱりよくわからなかった。

わからなくてよかった。さっぱりわからなかったけど、よかった。

最近、よくわからないけどよかった映画が見たくてしょうがな
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.4


シンプルな話だった。

なんでこれやろうと思ったんかな。

(2023年製作の映画)

3.5

久しぶりのたけし映画ということで初日に見てきました。

エンターテイメントに出来上がっており、いつからこうなったのだろうと考えていました。

昔27時間テレビで海に飛び込むショットがとても美しかったの
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ単純な話でぶっ飛んでるのに、なんでこんなに面白いんだろう。

むちゃくちゃパンクな話だった。

目が覚めた。

裏窓(1954年製作の映画)

3.6


足を怪我したジャーナリストが毎日眺めている外の風景だけで話が成り立っている。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7


イギリスの話。1981年であることの説明で、新年に会いたい。館長室でことを致した後に"1981年に乾杯!"というところが良かった。

差別をテーマに。

デモの一団がエンパイア前を通過する。そのほと
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.0

全然坂元裕二感を感じなかった。

どうしちゃったかなぁ。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

4.3

とてもシンプルな話なのに、なんでこんなに面白いんだろう。

映画館で見たかった。。。

アメリカの影(1959年製作の映画)

3.6

全然分からんけどどうしてそんなに評価が高いんだろう。

自分が見ている映画と何が違うんだろう。

むちゃくちゃ繊細なことをやっているんだろうなー。

ニノチカ(1939年製作の映画)

4.6


めちゃくちゃ面白かった。序盤のコメディに騙されてはならない。

序盤はとてもベタなコメディで、大丈夫かなと思うのだが、展開がとんでもなかった。

現代の人では到底思い付かない発想だった。

にしても
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.1


スコットランドの楽器の音からこの物語は始まる。
舞台はアメリカ、スコットランドを背景に持つ全寮制の学校の話。

最後の机の上に立つシーンが、確かに印象的なシーンではある。

その姿を見て先生はTha
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

デビットフィンチャーの作品だというのだから見ないわけにいかない。

ある殺し屋が仕事をしくじって、それからという話。
しくじったところはとてもよかった。入念に、即興はしないよう手順を踏んでいく。

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七月のクリスマス(1940年製作の映画)

4.1

めっちゃ良かった。

メチャクチャベタなのに、なんでこんなにいいんだろう。

最後のところ。社長が言っているのは正論だ。多分、その後、社長も手のひらを返したような態度になるのだろう。

まったくもう。

曖昧な楽園(2023年製作の映画)

-

167分ほとんどセリフがなかった。でも、見ていられた不思議。

東京国際映画祭にて。
上映後質疑応答があり、自己資金なくなって半分は助成金で撮ったとのこと。
人間には色々な面がある。映画も、多面性を持
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8


ディカプリオの眉間の皺がすごかった。

アトロクでディカプリオが板挟みに合う冴えない役だったらやると言って、その方向でストーリーを組み立てたと言っていました。

それって、どうなんだろうと思っていた
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.3


いっつも途中で眠くなるソナチネ。

なんで人気があるんだろう。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.8


むちゃくそ面白かった。

バーナデットが鬱であると夫のエルジーが医者を連れて迫るが、本当に病んでいるのはバーナデットなのかエルジーなのか、全く映像からは分からず、中立を保っているところが素晴らしかっ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

ヨルゴンランティモス監督作品を見たくて見ました。

夜の室内は電灯がないせいか全てロウソクで灯りを取っていたんですね。

アン陛下とサラはお互いを求め合っていましたが、うまくいかずエマストーン演じるア
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.7


ブライアンデパルマは大理石が好き。これを皆さん覚えて帰って下さい。

かなり古典的映画のような気がしていたが見てみたら重厚なドラマがある映画などとは異なりどちらかというとアクション映画に近かった。
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.7


全然、面白かった。

なにが良くなかったのだろう。

最後かな?

若干シンウルトラマン感がある。

にしても、いい意味で、なんてくだらないんだ。

怒りのキューバ(1964年製作の映画)

3.5

映像がすごかった。

どうやって撮ってるんだろうこれというところがたくさんあった。

残念なのはその登場人物の背景が分からず、そういう怪物のように見えてしまうところだ。

にしても最後の話、あんな田舎
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.1

凄く引き込まれた。

次第にリディアにとって都合の悪いことしか起きて来ない。

外堀を描くというか、ターの仕事場の隣のおばさんの話なんて省略して然るべきだと思うんだが、そこをわざわざ描いて、とっても大
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.4

随分と都合よく自分を嫌っている娘が太って動けない父親のところに来るなと思った。

ただ、最後のエッセイで、だいぶ救われた。

忖度された感想より正直な感想の方がよっぽど救われる。

福田村事件(2023年製作の映画)

3.7

映画館が各回満席になっていました。

事件が起きるのが映画の中の序盤になるか終盤になるかどちらだ!?と思っていました。

福田村の人々を丁寧に描いていきます。なかでもコムアイ演じる豆腐屋の妻と船頭との
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バービー(2023年製作の映画)

3.3


ピンク色がこんなに画面にたくさん出てきたことがこれまであっただろうか。

バービーの世界観が強固である理由は多くの人々に愛されたからなんだろうなぁ。

物語の終着点としてバービーとケンが融和していく
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.3


主人公にすごくラッキーなことがあって、後はそれから不幸なことがたくさん起きるというストーリーライン。

主人公に理不尽なことが起きた時に、いやいやでも、めっちゃラッキーなことあったじゃんって突っ込み
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