kuskusさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

kuskus

kuskus

映画(398)
ドラマ(113)
アニメ(0)

第三の男(1949年製作の映画)

-

観たい理由
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』=決定的な別れ

華麗なる賭け(1968年製作の映画)

-

観たい映画 
『1Q84』の青豆のモデルが、この映画のフェイ・ダナウェイに似ているらしい。外見ではない。

無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

4.1

既に世界は性加害問題は絶対に許さない姿勢へと移行した。


この映画では、悪い連鎖はどうやって始まるのか、性加害の本当の恐ろしさとはどういうことなのか、どうやって連鎖を止める事ができるかなど、とにかく
>>続きを読む

ベケット(2021年製作の映画)

4.3

ジョン・デヴィッド・ワシントンの演技がとてもよかった。ファンになった。
内向的性質をジョンの表情で上手に表現されているのがとにかくいい。
派手なアクションよりも、それぞれの人間性がよく表現されていて、
>>続きを読む

マゴーネ 土田康彦「運命の交差点」についての研究(2021年製作の映画)

5.0

久々に、魂に届く映画だった。
何度も見たくなる、そして心の深いところに刻まれた。
後から後から涙が溢れた。

1人の人物に焦点を当てなながら、芸術論、文学論、宇宙論、象徴論、宗教論などが語られる。
>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

4.2

ようこそ、アニミズムの世界へ。

電車で抜けた世界は、シャーマニックで精神的領域の世界。まったりとして幻想的。
CJルイス、ドラマ『LOST』、イーグルスNO「Hotel California 』に通
>>続きを読む

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.9

面白かった。

メタファーが上手。
力強い作品。

原作は『Earwig(ハサミムシ) and the Witch』

夕霧花園(2019年製作の映画)

4.2

しみじみと泣けた

戦争で傷ついた男女の切々たる愛を通して死者への鎮魂と和解が描かれる・・・

英国統治時代のマラヤ連邦(現マレーシア)で、多民族社会。
「ブミプトラ」と呼ばれるマレー人や移民の華僑や
>>続きを読む

ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.9

秀作
二つの時間をつなぐ扉― 男が選ぶのは、過去か、未来か?
娘を事故で亡くし、全てを失った男がたどり着いたもう一つの世界とは!?

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.1

1979年のアメリカのコロラドスプリングスでの事件が題材。
公民権法の成立後も密かに活動を続けてきた白人至上主義団体KKKへの潜入捜査とそこで起きた出来事を、社会派映画監督といわれるスパイク・リーが奇
>>続きを読む

涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

3.9

アルベール・カミュの短編小説『客』 に着想を得て作られた。

欧州的な価値観では、アラブとフランスの分断は守れない。しかし宗教や思想が違っても、必ず分かり合えるかも・・・

イスラムの掟の「血の代償」
>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

3.9

原作:ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴ『複製された男』

「カオスとは未解決の秩序である」

フェア・ゲーム(2010年製作の映画)

3.9

実話 権力批判をエンタメに

プレイム事件:アメリカの元外交官ジョゼフ・ウィルソンの妻ヴァレリーが、実はCIAであることがマスコミに漏洩、暴露された事件。当時ブッシュ政権は「サッダーム・フセイン体制が
>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.6

傑作
ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督/脚本で、圧倒的で力強さがある
とにかく脚本が素晴らしいので、最後まで感動し続けた

憎しみの連鎖を止めるには第三者の力が必要=公証人

原作はレバノン生まれでカナダに
>>続きを読む

最終目的地(2009年製作の映画)

5.0

ストーリー:亡くなった作家の思い出の中で生きる一家が、新たな一歩を踏み出すまでの時間を描く

南米ウルグアイが舞台(撮影はアルゼンチン)、エレガンスな演技の真田広之、成熟した大人の映画
人生のあり方、
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

原作(素晴らしい)を読んでからの鑑賞


ザリガニが鳴く・・・ザリガニが安心して鳴ける・・・湿地は大事。

う〜ん、原作の勝ち!