ルーマ・ゴッデンの小説『黒水仙』を映画化
ストーリー:山の麓に尼僧院がつくられた。そこに5人の尼僧が赴任。しかし信仰と誘惑の狭間で苦悩する姿を描く。
水仙=ナルシシズムに陥る意味もある(スイセンは>>続きを読む
それぞれの人生の岐路に立つワケありの女5人と男1人が、オースティンの長編ものを共読しながら語り合ううちに、オースティンの小説さながらの心情変化を起こしていく。
世界最大規模のNYブックフェアに集う名うてのブックディーラーやユニーク古書店主、コレクターたちの本への愛着・執着から悲哀・野望までもが淡々と紹介されるドキュメンタリー。
貴重本の数々が紹介されるのも一>>続きを読む
全物質の構成単位である元素は3種類の素粒子からなる。質量を決定する陽子、中性子と、化学反応を決定する電子。
しかしこの素粒子のうち、陽子と中性子の2種類のみが天地創造において必要だった。
「一」の中の>>続きを読む
母を亡くし心の行き場を無くした姉妹と、子供から信頼してもらえなくなった父が命をかけて再生するストーリー。
心の傷を持つ子供らと大人がもう一度信頼を得るには、みんなが命をかけて挑まなくてはならないこと>>続きを読む
ヘルディタリー=遺伝性
アニーは夢遊病あり、そこで箱庭療法をきっかけにドールハウス作家となる
アニーの母は解離性同一障害(多重人格)
アニーの父は統合失調症
アニーの兄は被害妄想
アニーの娘チャーリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ロシアの腐敗軍人やソ連の復活を望む保守派や90年代の最悪な殺し合いに発展した民族問題について取り上げながら核テロを起こそうとする男の悲しみと怒りの物語。
○ 核テロを起こそうとする政治家・教授の背景>>続きを読む
親チェチェン・反ロシア的なスタンスの映画
チェチェンでのロシア連邦軍の住民弾圧を日米が非難すると、ロシアの極右指導者がクーデターを起こして極東の核ミサイル基地を掌握し、日米は黙って引っ込んでいないと>>続きを読む
米FBIとロシア内務省が合同捜査でディスコにいるチェチェン・マフィアを逮捕するという幕開けで始まる97年のリメイク版
チェチェン側に批判的なスタンスの映画
自由主義国へと努力するロシアの元凶である>>続きを読む
孤独な者、こぼれ落ちそうな者への優しさや慈しみを抱いた物語。
「こちら」と「あちら」の境界がいかに「こちら」の主観に基づいた、もろく危ういものであるかということを、この物語は示している。
様々な出来事>>続きを読む
戦争犯罪や国際刑事裁判所(ICC)と結びつけられ、フィクションながら脆弱なアフリカの紛争と人道危機がモチーフになっている傑作。
優秀な俳優らの演技のおかげもあり単純なシーンが複雑さと深みを加えられて>>続きを読む
名作
天草で独り寂しく暮らすサキ。彼女のこれまでの壮絶な人生を振り返りながら、戦前、東南アジアで娼婦として生きること強いられた女性たちの物語。
からゆきさんは、外貨獲得のために売られていった少女たち>>続きを読む
誰の結婚式でもいつも寝坊してしまう主人公チャールズ。4つの結婚式と1つの葬式を経て結婚とは何かを見つける物語
ロマンチックコメディ映画の中でもずば抜けてる
見終わった後の至福感はたまらん
思春期にある魂の美について描かれており、決してセクシャルマイノリティーの話ではないのであろう。
思春期の頃は、魂が揺さぶられる。この時期、魂が動き出し、常識的な分類を超えるため同性愛的なものが起こった>>続きを読む
映画に感動してしまい、原作を読んだらもっと感動!
人には悲しみ、それ以上に壊れてしまった心を抱く人もいる。
そう言った人には喪失があり、それを秘密の小屋に詰め込む・・・。
小屋で起こる様々な出来事に>>続きを読む