kuskusさんの映画レビュー・感想・評価

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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.2

すべてがどこに向かっているのか・・・
登場人物たちが自分を掘り下げるにつれて、私の感情はさらに深く進化し続ける。
映画に散りばめられた謎は徐々に残酷になり、観る側の想像力によって膨らむ恐怖心は、最終的
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ダイアナの選択(2008年製作の映画)

3.7

ストーリー:仲間の生徒が学校を銃撃し、多数の生徒と教師を殺害する瞬間まで仲良し2人組の女子高生らの物語を、当時と15年後の2つのタイムラインで描くスリラー。

クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的(2016年製作の映画)

4.0

規格外な映画
他の言い方では脚本が破綻し非論理的な映画とも言える・・が面白い、癖になる

独創的で印象的なスタートの後、最後には泥沼化。不条理な状況や理解できない展開が続き、極限状況で人間がどこまでで
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おもかげ(2019年製作の映画)

4.3

母親と一緒にスペインの自宅にいる母のもとに、父親と一緒にフランスにいる 6 歳の息子から電話がかかり、そこから悪夢が始まる。

冒頭から5分間で、引き込まれるような緊張感、さらに観る側の想像力を試され
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

3.9

きっかけ:町山&藤谷のアメTube 「アイルランドが超リッチになった理由」

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.5

じわ〜っと涙が出てきた。

タイトルを直訳すると「小さなお母さん」
子供たちの遊んでいる姿は、喜びと創造性に溢れている
悲しみについての映画で、子供が突然の喪失や避けられない変化にどう対処するかを学ぶ
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ベロニカは死ぬことにした(2009年製作の映画)

4.0

国際的にも高い評価を持つパウロ・コエーリョの小説が原作。この作家の小説はどれも名著。「アルケミスト」はベストセラー。どれも映画化してほしい。

魂のない日常、蔓延する同調性によって影が薄れた現在、狂気
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

カール・ユングの書籍を読んでいたので、この作品を理解するのに役立った。
ベネ・ゲセリットの繁殖プログラムは、「影の統合」というユングの影響を受けていて、結果、精神の男性的側面と女性的側面を統合すること
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コードネーム エンジェル(2018年製作の映画)

4.1

原作;著ウリ・バージョセフ『The Angel: The Egyptian Spy Who Saved Israel 』

人類愛のためであれ、金のためであれ、マルワンはモサドにヨム・キプール戦争の始
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フル・モンティ(1997年製作の映画)

4.0

面白かった!!!
シリアスな社会問題が背景にあるのに、思わず笑ってしまう。

イギリスの労働者階級
小人の置物=サバーバンの悪趣味と揶揄される
小人の置物を壊される=その人物がそれまでしがみついていた
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ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

4.0

アッパーミドルクラスのフォースターの傑作小説(1910年出版)を巨匠ジェームズ・アイヴォリー監督が映画化。

同じミドルクラスでも、芸術を理解できるマーガレットやヘレンのような人物はアッパーミドルクラ
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