クーさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

クー

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来る(2018年製作の映画)

3.0

・全く怖さを感じられなかった。最初の始まりの因縁がわかりづらい。あの女の子、何者?
・ゲスな人間をよりゲスに見せる演出はうまい。妻夫木君も期待以上の空虚な人物像を作り上げていた。黒木華の存在感て、すご
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

・インド版まんぷく!お金のためでなく人々の幸せを願う姿はまんま萬平さんだ。
・いつの時代?え、21世紀かよ!と驚く現実。
・国連の演説に泣かされた。他にもクサイがいいセリフがいっぱい。愛する人を幸せに
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

2.5

・アニメの実写化は成功させてきたが、近年のディズニーは実写オリジナルは失敗ばかり。今作も成功とは言い難い。
・監督が二人クレジットされている不思議。ラッセハルストレムは途中降板したのか?なぜにジョージ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.5

・2度程、えっ!と声を上げてしまった。やめてくれーと目を背けるシーンも!ビジュアルだけでなく、音も怖い。
・家族の軋轢ドラマと見せかけてのど直球なオカルトドラマ。家の中の暗闇演出、撮影も見事。トニコレ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.0

・前作は動物たちが楽しかった。特にニフラーが!
・原作者があまりに力を持ってしまったため、シナリオも手掛け、きっと一字一句直す事を許さなかったのではないか?人間ドラマが意味不明過ぎる。話しの交通整理が
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

・前半の静かな雰囲気、長回し、そして構図が秀逸。効果音と音楽も計算され尽くされた印象。
・パイを一気食いするルーニーマーラを観るだけでも満足。
・後半、ハゲが酔った勢いでまくし立てるのはどうだろう?全
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

・寧子、無理だわ。支えられないよ。どうして別れないの?と前半の感想。後半の感想もそれほど変わらない。津奈木が寧子の揺れる青いドレスに惹かれたなんて、文学的すぎて納得できない。
・この映画の魅力は女優趣
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.5

・前作はエミリーブラントと同じ視点で恐れ慄きながら、どこか客観的に観てすごいものを観たと感じたものだった。
・今回は戦いの真っ只中にぶち込まれた感があり、真ん中にいたからこそ何と戦っているのか?本当の
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

・泣けた!クライマックス20分のライブエイド完コピに震え、咽び泣き、伝説のチャンピオンを口ずさんでいた。
・ラミマレックが頑張っていた。顔ではなく身のこなしが完璧だった。
・ブライアンシンガーは途中降
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.4

・アナログ対ハイテクの戦いかと思ってたが、もはやアナログだけでは勝負にならないと実感。
・ジョニーよりも首相の方がバカすぎる。一番優秀なボフが好きになった。奥さんが潜水艦の艦長とは!
・アナログな笑い
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

・タイ映画でこれ程のエンタメが作れたことに驚き!
・古くはフランス映画のザ・カンニングを思い出すが、こちらはまるでスパイ映画のクライマックスみたいな緊張感があった。
・気持ちはリンよりもバンクの方へ移
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華氏 119(2018年製作の映画)

3.5

・グゥエンステファニーのせいでトランプが大統領を目指した説が面白い。
・トランプがアメリカを酷くしたのではなく、その前から充分にクソな世界だった。フリントに来たオバマの行動、やる気のない民主党の重鎮。
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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 回生篇(2018年製作の映画)

3.5

・客の年齢層が高い!ヤマトの音楽を聞くだけで気分が高揚する。
・AI、クローンと現代的な要素を入れてきたのは必然だろう。
・雪が4年の記憶がなくなるのは都合が良すぎる。どうせ、最後に泣かせの要素に使う
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.3

・思ってた以上にど根性ガエルで寄生獣だった。
・ヴェノムはお国に帰りたかったのではないのか?すぐに心変わりして、この星が気に入ったとはちょっと雑。バディものの友情を築くまでのドラマや、裏切りの葛藤も欲
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ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.0

・デスウィッシュを観たばかりのイーライロス。ファンタジーなんか作れるの?
・話は至極単純で、あまりヒネリもないが、ちゃんとファンタジーになっていた。
・だが、所々に露悪的なイーライらしさが出ていた。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

・全編PC画面だなんて出オチになりそうな演出。画面に飽きがくるのではないかと観る前は懸念があったが、杞憂に終わる。
・サスペンスとしてちゃんとおもしろい。
後半、二転三転するストーリー展開に釘付けにな
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.0

・ブルースウィリスはチャールズブロンソンを意識した演技をしていたのか?感情を爆発させることなく、あまりにも淡々とし過ぎている。
・なんか地味な始まりに少し拍子抜けしていたら、、、流石、イーライロス!痛
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.0

・1作目から面白度は下がってしまったけど、歌の楽しさは健在。
・犯罪アクション要素を無理くりに入れてきたのは語る要素がなくなってきた証拠なのでは?ジョンリスゴーが素直になれなくてを歌う以外全く面白くな
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.5

・門脇麦が70年代にいそうな雰囲気をだしていた。とても器用な女優さん。
・70年代、若松プロに集う若者達、金はないけど夢はある。楽しかったんだろうな。
・が、夢だけでは生きていけない。何も作りたいもの
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.0

・乗れるか、乗れないか?観る人を選ぶ何とも困った映画。自分は乗れなかった、、
・リンチ的ノワールと思っていたら、ヒッチコックにまで手を出してしまっていたり監督はやりたい事全てやったんだろうな。監督的に
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

・舐めてた相手が凄腕の、、、だった系の映画。みんな大好きデンゼルさんのハマり役。
・前作みたいなカタルシス、ザマァ感を期待したけど、そこまではなかったかな?
・強いデンゼルさんよりも、いい人なデンゼル
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

・心に傷を持ってるハズなのに健気に働くオッコにどこか違和感を持っていた。が、
すべてはクライマックスに容赦なく残酷な現実が押し寄せる展開に衝撃。色々な事象がメタファーであり、悲しみを乗り越える通過儀礼
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

・音を立ててはいけない映画のクレジットにマイケルベイの名前発見!
・ひとつのアイディアでここまで深くおもしろい映画にしたクラシンスキーの監督としての力量に驚嘆。嫁さんのエミリーブラントに追いつけたかな
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.6

・日本の下品な金持ちを想像して観に行ったら、なんとも上品なものを見せられた。
・ここまで弾けたクレイジーな金持ちぶりを見せられたら、まるでファンタジーを観ているようで下卑さも感じられない。
・ミシェル
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

・単純すぎる話展開。ここには意外な事実や意外な犯人、動機もない。冒頭の事件か何らかの因縁があるのかと思っていたが何もない。
・ロック様のいつもの筋肉肉弾戦、義足を全く感じさせない。
・感じさせないとい
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.0

・死霊館の新たなスピンオフ。主演がヴェラファーミガの妹タイッサファーミガ。このキャスティング、もしかしたら本家と遺伝的な繋がりがあるのかと勘ぐってしまった。
・実話ベースでないと安っぽいB級感が出てき
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.5

・手堅くツボを押さえたディズニーらしい内容。
・予想以上の驚き、ワンダーはなかった。今年のパディントン2の心踊るような楽しさを少し期待したのだが、、、
・1度たりとも青空が映らず、曇り空ばかりのロンド
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.3

・きれいな切株映画としては評価できる。
・が、話の交通整理がうまくない。人物描写もそれ程キャラ立ちしていない。惜しいと感じる。
・戦い方もイングロリアスバスターズ的な得意技を駆使した頭脳戦を期待したの
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.6

・原作未読のため、本作を観て腰を抜かした。全てが不器用過ぎる!
・木野花の狂気の演技!本当に怖い。
・狂気を共有すると愛が芽生える。だがその愛は暴走してしまう。
・伊勢谷友介の嵌まり役。女衒風情に流暢
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.5

・日本がバブルで浮かれてた頃、お隣の国は若い人々が戦っていた。民主主義を勝ち取るために、、、
・一握りの正義で世の中を変えることが出来ると知らされた。
・まともなジャーナリズムがある国を羨ましく思って
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

・佐藤泰志シネマティックユニバース。画面の片隅にオダギリ、蒼井優や菅田将暉がいるんじゃないかと探してしまった。観光地ではない生活感溢れる函館が舞台で、少し底辺な人々の日常。
・石橋静河がこんなに活き活
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

・中国資本映画。だから、悪い中国人は出ないし、間抜けな死に方もしない。高島忠夫似の博士のクサイ台詞や最後の死に方にどこかゲンナリ。mickeyの中国語バージョンには笑ってしまった。
・ステイサムはカッ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

・どこにでもいそうで少し地味めな唐田えりかがよかった。彼女をキャスティングしたことが映画の成功だ。あえて演技を複雑にせず、たんたんと棒読みの様な台詞まわしも、よかった。
・ラブストーリーだが、何か不安
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.0

・シャイアラブーフ、まだまだできるじゃない。キャリアベストの演技じゃないかな?
・冷静な男の熱い心、熱い男の冷静な心の対比をするにはもうちょっとマッケンローの掘り下げが足りない気が。クライマックスはマ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.3

・残念だがオリジナルを超えることはなかった。90年代アイテムと音楽がこれでもかというくらい画面から溢れて来るが、それほど上手い使い方とは思えず、単なる記号化となっている。
・オリジナルとほとんど一緒の
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