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きみの鳥はうたえるのクーのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
3.5
・佐藤泰志シネマティックユニバース。画面の片隅にオダギリ、蒼井優や菅田将暉がいるんじゃないかと探してしまった。観光地ではない生活感溢れる函館が舞台で、少し底辺な人々の日常。
・石橋静河がこんなに活き活きした表情をしていたとは!彼女が凄い魅力的。
・柄本佑の一瞬見せた狂気といつもの様に器用な染谷君、役者のアンサンブルは完璧な化学反応を見せる。中年の萩原聖人も哀愁漂っていたなぁ。20年前だったら、萩原が僕をやっていたかも。
・男二人に女一人、突然炎のごとくを思い浮かべてしまったが、このシチュエーションはいつもハラハラさせられる。
・彼らの秋、冬を想像してしまう。
・こういう映画が日本映画のメインストリームになって欲しいものです。
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