介護中の男性の権利を勝ち取る物語です。その過程で女性が育ちます。
と書くとネタバレになるのでしょうか。そうは思わないのですが、いずれにしても、そこが注目されていないのが実にもったいないです。
「女>>続きを読む
娯楽性を盛り込んだ前半の脚色に愕然とした。確かに「声すら出なくなる恐怖」を映画で表すのは難しいだろう。だが、その出ない声を無理やり絞り出した時に生じるおぞましい音を、製作側のどなたもご存知なかったのだ>>続きを読む
どうかこの愛すべき傑作が、あらゆる依存症について、ひとりひとりの一般市民が具体的に考えるきっかけになるといい。厳罰化だけが答ではないのかもしれないと、この映画はやさしく問いかけている。
これ観てから、スーパーの賞味期限ぎりぎりコーナーで積極的に買い物をするようになりました。
このレビューはネタバレを含みます
今年のマイベストです。アダム・ドライバーの間合いがメチャメチャいいです。ただ、ネタバレですが、ジョーのお金って、もとから盗まれてなかったってことですよね? これについて、周囲の人たちとさんざんモメてま>>続きを読む
私がこの映画に最も惹かれたのは、主人公が心に悪魔を抱えた人だからです。その悪魔を自覚しているからこそ彼は武器を持たないわけですが、その気持ちが私にはわかります。
完全に過小評価された映画です。“リアリティのある戦闘シーンにメタファーを加えた映画”と見るか、“メタファーにリアリティのある戦闘シーンを加えたもの”と見るかによって面白さが変わるように思います。でき>>続きを読む
昔ながらのバートンが帰ってきた。のっけから、オーラン・ジョーンズが『シザーハンズ』へのオマージュを振りまいている。この作品を見逃す手はない。
バートンと“やっと会えたね”感が強いテレンス・スタンプも>>続きを読む