箱の中のネコさんの映画レビュー・感想・評価

箱の中のネコ

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カサブランカ(1942年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ロマンスと政治の緊張が巧みに絡み合った不朽の名作。
この映画は、モロッコのカサブランカを舞台に、アメリカ人のナイトクラブ経営者リック・ブレイン(ハンフリー・ボガート)と彼の旧恋人イルザ・ルンド(イング
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

スティーヴン・スピルバーグ監督とジョージ・ルーカス製作のアクションアドベンチャー映画。本作は、考古学者であり冒険家でもあるインディアナ・ジョーンズ博士が、ナチスとの競争の中で伝説の聖櫃を探し求める物語>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

フランク・ダラボン監督の映画で、スティーヴン・キングの同名の小説を原作。
この映画は、1930年代のアメリカの刑務所を舞台に、死刑囚として収監された巨漢の黒人ジョン・コフィーと、刑務所の看守ポール・エ
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バンビ、ゴジラに会う(1969年製作の映画)

2.0

タイトルが示す通り、ディズニーの無邪気な鹿、バンビと怪獣映画の象徴、ゴジラの出会いを描いたアニメーション短編映画。映画の長さはわずか1分半程度だが、その短さの中にも驚きとユーモラスな要素が詰まっている>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.0

1954年公開の「ゴジラ」は、戦後日本の社会情勢を反映した象徴的な怪獣映画であり、その名を世界に広めた作品である。核実験の影響で怪獣ゴジラが目覚め、東京を襲撃するというストーリーは、核の恐怖とともに日>>続きを読む

チャップリンの替玉(1916年製作の映画)

3.0

詐欺師の店長とそっくりさんのチャップリンが巻き起こす騒動。チャールズ・チャップリンが初めてミューチュアル・フィルム・コーポレーションで制作した作品で、彼のキャリアにおける新たなスタートを象徴している。>>続きを読む

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.9

チャーリー・チャップリンが扮するトランプがアラスカの金鉱で運命を探す。チャップリンのユーモラスな演技と敏腕監督としての才能が見事に結実したこの作品は、まさに喜劇映画の金字塔。
本作の見どころといえば、
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一部として描かれる、新たなヒーローの誕生を描いた映画。
ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジは天才神経外科医でありながら、ある事故によ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)であるアクション・アドベンチャー映画。宇宙を舞台に、異なるバックグラウンドを持つ5人の英雄が、宇宙を脅かす強大な敵に立ち向かう。
個性豊かなキャラクターが
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.5

ジョルジュ・メリエス監督による短編サイレント映画で、月への旅を描いた初めての映画作品。地球から月への壮大な冒険を描いている。
この映画の最大の見どころは、斬新なビジュアルエフェクトとインパクトのあるス
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國民の創生(1915年製作の映画)

3.0

D.W.グリフィス監督によるアメリカ映画。
南北戦争とレコンストラクション時代を背景に、二つの家族の運命が交錯する物語を描いている。一方で、この作品は人種差別の描写が強烈であることから、大きな論争を引
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.0

ロベルト・ウィーネ監督による表現主義の傑作。
フランシスが友人アランの謎の死に疑問を持ち、その原因を追求するうちに狂気に満ちたカリガリ博士とその操り人形チェザーレの秘密に迫っていく物語。ラストは敢えて
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

5.0

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第四フェーズの一部として登場した、タイカ・ワイティティ監督によるエキサイティングなアクションアドベンチャー映画。
本作は、ワイティティ監督の独特のユーモ
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.0

ドイツのバレエ学校で起こる奇怪な出来事を描いていく、不朽の名作。
主演のジェシカ・ハーパーは、映画のオーディションで監督から一目惚れされ、すぐに起用が決まったらしい。彼女の演技は非常に印象的であり、物
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恋をしましょう(1960年製作の映画)

4.0

マリリン・モンローが輝くロマンティック・コメディ

マリリン・モンローが演じる歌手アマンダ・デリングとヨルダン・ベルゴット(イヴ・モンタン)が演じる富豪ジャン・マルク・クレマンの軽快なロマンティック・
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シャイニング(1980年製作の映画)

5.0

キューブリックの心震わせるサイコホラー傑作

スタンリー・キューブリック監督の1980年の傑作「シャイニング」は、スティーヴン・キングの同名の小説を基にした心理ホラー映画。ジャック・ニコルソンとシェリ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

5.0

魔法と冒険が織り成す絆。

ファンタジーと冒険の世界を舞台に、個性豊かなキャラクターたちが織り成す物語。監督とキャスト陣が緻密な計画のもと、観客に魅せる冒険活劇を生み出している。膨大な数のセットや細か
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

スティーヴン・スピルバーグ監督が自身の少年時代をもとに描いた半自伝的な物語。
家族の愛、成長の痛み、そして人生の喜びを美しく描いたこの作品は、観客の心に深く残ることだろう。
スピルバーグ監督は、過去の
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.0

本作は、息を呑むようなサスペンスと緊張感に満ちている。舞台は空港と飛行機の中で繰り広げられ、テロリストの危険な計画に立ち向かう登場人物たちの勇気と知恵が見事に描かれている。
この映画の制作過程では、リ
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ペット(2016年製作の映画)

3.0

コロナ前の話。会社で子ども連れの社員向けのイベントとて映画を放映することになり、選ばれたのが「ペット」だった。
飼い主がいない間にペットたちがどのような事をしているのか、ワクワクさせられた作品だ。

さらば箱舟(1982年製作の映画)

1.5

ストーリーは全体的にあるにはあるが、ところどころで難解なシーンが挿入されたりする。
ただ、映像がきれいなので最後まで見ることができた。
誰かにおすすめすることはできない。

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.0

ホイットニー・ヒューストンの伝記的作品。

最近は有名歌手の人生や苦闘を映画にする作品が多い。それらの作品はストーリー展開に添わせる為に真実を誇張するか削るかしているが、この作品も同じくである。例えば
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

家族で見られるコメディー映画。
公開されてから20年も経つが、未だに色褪せることのない作品である。
30代である私が本作を始めてみたのは、幼い頃の金曜ロードショーだ。21時からの放送だったが、「22時
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

4.0

コント混じりの軽い映画。映画というか長めのコント番組か。
まともな映画ではないと言うのは分かっていたので、いろいろと自分の中でスイッチを切って観た。
映画としての筋は一応あるので自分の中でしっかりと保
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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

3.5

クセが凄すぎて好きな人には刺さるであろう作品。万人受けはしなさそうである。
ただ、大金を使ってやりたい事を詰め込みすぎてストーリーがとっ散らかってしまったものを「ハリウッドでござい」と薄い胸を張って消
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永遠のユダヤ人(1940年製作の映画)

-

ナチスによる反ユダヤ主義のプロパガンダ映画。
ドイツでは当然視聴を禁止されているが、アメリカではドイツ語である本作に字幕を付けてポスティング活動をしているグループがあるらしい。私としてはすべての視聴者
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍で暫く映画館から足が遠のいていたが、久しぶりに行った映画が、この作品。
いやはやジェームズ・ガン節が止まらない。
特に音楽の使い方、キャラの使い方や動かし方彼の癖が完璧!「そうそう、これこそが
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スティーヴン・キング 痩せゆく男(1996年製作の映画)

1.0

キングの作品にしては今ひとつ盛り上がりに欠ける作品。
主人公のダメっぷりを描くのに、それほどの時間が必要だったのか?と思ったが、鑑賞者の気持ちを呪いをかけたジプシーと同化させるためなのだろうと思い直し
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.5

コロナ下で注目の映画が次々と先延ばしになり、映画館も閉まっていた中で久しぶりに見た映画が本作である。
福田監督作品お馴染みのメンバーでお送りする本作は、福田監督の他作品と同じく映画というよりコント番組
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驚異の大日本帝国/汝の敵日本を知れ(1945年製作の映画)

-

本作はプロパガンダ映画である。内容は日本を貶めて日本との戦争を「正義」と教育するものだ。であるからして内容をそのままストレートに受け取ったのでは誤解してしまうことになる。なにせ本作を兵士の教育のために>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

少年の頃から見続けてきたこのシリーズもついに完結である。
本作はかなりの話題作であるうえに評価が大きく別れていることを考えて深くは書かないが、おもちゃの持ち主の幸せから、おもちゃ自身の幸せを考えるよう
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて鑑賞。
監督だけでなく、多くの人が心の中で一度はやってみたいと思っていることをやってくれる。全体的なまとまりを意識しつつギャグを飛ばしながら画面の中を縦横無尽に走り回る様子は初期の
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ザ・フィルムズ 5ディレクターズ 短編映画コレクション(2011年製作の映画)

1.0

よく分からなかった。監督のクリエイティブさに付いていけなかった。
きっと好きな人は好きなんだろうなぁ。

とりあえずサトエリかわいい。いとしのエリー。

オペラ座 血の喝采(1988年製作の映画)

2.0

途中まで怖いと思って観ていたのだが、犯人が主人公の女の子をビビらせるために針とテープを常日頃持ち歩いているのかなと考えはじめると可笑しく感じてしまって、それからはホラーというよりコメディっぽく見てしま>>続きを読む

ふたつの昨日と僕の未来(2018年製作の映画)

3.5

新居浜市で行われる先行上映会にて鑑賞。上映のあとに監督と主演俳優、主題歌を歌った水樹奈々さんのインタビューもあり、水樹奈々さんの大勢のファンに囲まれての鑑賞となった。
本作は新居浜市市政80年記念とい
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シャーロック・ホームズの素敵な挑戦(1976年製作の映画)

-

妙に頭が冴えてしまい、睡りたくても眠れない夜が誰にでもあるだろう。そんな時にこそ観て欲しい作品。なぜなら本作を観ることでとてつもない眠気が襲うからだ。ただしあなたがシャーロッキアンだとすれば、眠気の前>>続きを読む

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