いかやきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

いかやき

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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.5

ちょっと話が暗いかな。前作のストリートでの乱闘っぽいハチャメチャ感と、この後の作品の一対一の格闘技っぽい感じの間ぐらいなので、アクション的には一番好きかも。

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.5

冷静に考えるととても悲しい話だが、中盤のストーリーの能天気さとアクションから滲み出るB級感でよくわからないバランスになっていて面白い。

圧倒的強さゆえに孤独と悲しみを引き受けなくてはならないというの
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俺たちニュースキャスター(2004年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

笑いとしてはほとんど雰囲気と下ネタだけで何も面白くなかったし、設定やストーリーも皮肉を込めてやっているとはいえ割と不愉快。たまに犬や猫がかわいいだけ。

少林サッカー(2001年製作の映画)

1.0

小学生ぐらいのときにテレビで見て以来強烈な印象を残している映画。

久しぶりにちゃんと見たら、「キーパーが強烈なシュートを止める際にハゲる」というのは記憶違いだと判明した。が、その辺りのシーンも含め、
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キック・アス(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もっとアホな映画かと思ってみたら意外とちゃんとしてたという珍しいパターン。楽しい、面白い!

前半では、やっぱりこの人のアクションはなんか後から手を加えすぎでごまかし感があっていまいちハマりきらないな
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

基本巧いコメディって感じだけど、ラストとかはだいぶ楽しい感じでバランスが良い。

三谷幸喜作品は大体キャスティングのしっくり感が尋常じゃないのが好き。

これを見るとやたらと「マジックアワー」というワ
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マスク(1994年製作の映画)

4.0

うちの母のオススメ映画はこれと『ゴーストバスターズ』(1984)らしいので、さすがだなと思う。

山寺宏一が面白いので吹き替えで。とりあえず突然歌って踊ったり、CGがヘボかったり、ちよっと普通にいい話
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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

後半、ジャッキーチェンばりの怒涛のアクションコメディが展開していく。素晴らしい。この時代にこんなん撮れるんだ、すごい。

ストーリーが適当なのはまあご愛嬌。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

ちょっと見やすすぎるんじゃないかというぐらい見やすく面白い。

メリルストリープがめちゃくちゃかっこいい。震える。あとおじさんが良い。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日本版のロゴ・ポスターが悲惨すぎる…。

普通のパニック映画かと思いきや、なかなか意外なノリでかなり好きだった。怪物の生まれた背景とか子供の活躍とか、ウルトラマン・ゴジラといった往年の特撮っぽい。
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにアクションではない王道SF映画を見れてうれしい。面白かった。

おそらく低予算の結果なのだろうが、結構『2001年』感があるのも好き。

最後の方で、月に囚われている(邦題だけど)のはサムよ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

突然歌い出す映画は好きだけど、ずっと歌ってる映画は別に好きじゃないことが判明した。

話もなんか興味湧かなくて勝手にやってくれって感じ。

有名な列車が出るシーンはさすがに面白いし、色やカメラの動きは
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.0

超かっこいい。画作り・撮影にめちゃくちゃ成功している。

やっぱりジャームッシュは夜だなあとなる。なるべく夜中に見るのがいいと思う。

キラー・ヴァージンロード(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんじゃこりゃ。インド映画撮ろうとして微妙に失敗しましたみたいな感じ。でも結構好き。

三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的御都合主義感があるけど、結構面白い。

大人たちが現実的な利害関係を考えて、サンタがいると認めざるをえないというのが皮肉っぽくてよい。

夢の無い幼女が最後にちょっと笑顔になる話は基本好きという
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静かなる男(1952年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストは意外なトンデモ演出で愉快だが、いかんせん中だるみ感がすごい。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いい映画だけど、本当にクリスマスにこれ見るのはなんか人生詰んでる感あるよね。

たけし、坂本龍一、デビッドボウイと演技が上手いとかではなく圧倒的存在感があるという人たちを、ローレンス役のトムコンティが
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さらば復讐の狼たちよ(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

貫禄ある俳優陣にケレン味のある演出が利いた痛快アクションコメディ。

冒頭の列車が吹き飛ぶシーンからして物理法則をぶち破っている愉快なVFXが炸裂していて、とても楽しい。

人が太鼓に蹴りつけられるシ
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ワールド・アパートメント・ホラー(1991年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

漫画家大友克洋への義理ぐらいの気持ちで見たら案外結構面白かった。ボロアパートとか麻雀とか団地とか外国人とか大友克洋っぽい要素は満載。バブル的なダサ面白さも良い。

ただ、最後は物足りないかな。やっぱり
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話の話(1979年製作の映画)

3.5

一本の筋が通ったストーリーが見えないという点ではたしかに難解だが、本当にわけがわからないというわけではないという絶妙なラインをついてくる。かなり面白い。

お腹すいてたからかもしれないが、絵としては単
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.0

表情、仕草がとにかくかわいい。

普段映画を見てもキャラクターに感情移入してハラハラしたりしないタイプなのに、まさかハリネズミの一挙手一投足にこんなにドキドキしてしまうとは。我ながらびっくり。

キツネとウサギ(1973年製作の映画)

4.0

かわいい。最高。かわいい。あと笑える。

話自体にはあまり関係ないのに、うさぎの暮らしの細かいところが表現されていて愛らしい。

額縁的なものを利用した演出も非常に面白い。

ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

3.0

技術的にわけわからんことになってる(褒め言葉)。どういう仕組みなのか全然わからない映像が続いて楽しい。

ただ、内容的にはやや退屈かな…

25日・最初の日(1968年製作の映画)

3.5

レイヤー的な奥行き感の表現など技術的になかなか面白い。

赤い人たちのところが好き。

ズーランダー(2001年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

こういうのが見たかったんだよなあって言いながら笑顔で見続けてた。最高の愛すべきクソ映画(いわゆるバカ映画なのでちょっと趣旨違うか?)

圧倒的クソ設定と展開力、勢いまかせのギャグ、突然のいい話、クソみ
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ペタル ダンス(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

さすがにゆったり過ぎて、深夜に見ると寝てしまいそうだった。

が、なんか結構良かったような気がする。役者が素晴らしい。

なんかカメラが微妙では?というところや、カットのつなぎがうーんとなるところがち
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

必要性ないのに港で始まるところとか、バスとか、ウェイターの制服を奪うところとか、カンフー映画を分かってるなあと思う。
一方で、爆発や銃を盛大に使ったアクションや事件解決後の車がいっぱい来てるシーンなど
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本筋にはあまり関係ないが、冒頭『アパートの鍵貸します』だ!となる。

「観客はカメラがとらえているものしか見えない」という当たり前のことを上手く利用した巧みな構成。3人目お前かい!というあたりもなんだ
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激突!(1971年製作の映画)

4.0

ところどころ本当にうまくて、にくいなあ、やっぱりスピルバーグだなあってなる。

やっていることは単純なのに、圧倒的緊張感。超面白い。そして超こわい。

僕は「特別に映画が好きな人」というわけではないの
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.5

怖くはない。笑えて面白いけど汚い。

かつてないほどの、なんだったんだこれは感。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

NHKでたまに見る、コントパートがある歴史ドキュメンタリー番組みたいな構成(伝われ)

全体的にあまりにも単純化・図式化しすぎている。国会の討論なんてプロレスみたい。かといってギャグとして面白いかとい
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

話的にはどうしようもないアメリカ映画なのは否定しようがないが、悔しいかな面白い。すごいトップガンみたいだけど、あっちより断然いいと思う。

クソみたいなラストシーンもなかなか。

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.0

どうもあまり印象に残らなかった。こういうタイプは苦手なのかも…

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

池松壮亮めっちゃええやん!と思いながら見ていたが、最終的に蒔田彩珠に持っていかれてしまった。(ゴーイングマイホーム以来、個人的思い入れが強すぎるので)

是枝監督はディテールの既視感(そういうことある
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