かほさんの映画レビュー・感想・評価

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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.6

白城に共感した。親友によく「やさしすぎるのやめなよ」と言われるけど、いや弱いだけだよといつも思っている。働き始めてずいぶんと図太い嫌なやつにもなった。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.6

ずっと感想が書けない。感情の操縦を完全に取られてしまい、観終わった後の帰り道でブワッと涙が溢れてきた。なんとなく電車に乗る気がしなくて家まで歩いた。
「私を部屋から出してくれてありがとう」打算も裏も下
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

「夜明け前が一番暗い」という言葉、「明けない夜はない」よりも好き。夜を照らす光に心温まった。
ひととひと、それぞれ手渡せるものがあるのだから、その間に生まれるものをもっと大切にしたいと思った。

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.9

政治の話は、珍しいかも。大人も子どもも一生議論してるの、楽しそう。

美しき結婚(1981年製作の映画)

4.0

サビーヌ怖い。多くの人が人生経験を積むなかで、おそらく手放したであろう打算的な理想を平然と口にする姿は少しうらやましいと思ってしまうけども。

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

途中から結末を観るのが怖くなった。
こういう作品は、自分の居場所を見つけて終わるものが多いけど、本作は問題はそう簡単には解決しないんだよと痛感するようなエンディングで、そこがとても好きだった。

バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.4

軽く観れる。もたいまさこさんの魅力たっぷり。同調圧力は、とても苦手。

彼方のうた(2023年製作の映画)

3.9

誰かを救いたいとき、救われたいのは自分自身なのかもしれない。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

「なんで泣いているのかわからない」は、本能で泣いていると思った。心と身体は、必ずしも繋がっていなくて、頭が追いつかないまま涙が流れていることもある。
ブリジットが6歳のフランシスに「あなたは?」と聞き
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スティング(1973年製作の映画)

4.0

エンターテイメント!シンプルな娯楽で気持ちいい。

さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

4.1

とてもよかった。前を向こうとする人たちが、力強い。
大切だから楽しいだけではないこと。いろんな決断の向こうにそれぞれの人生があること。全部わかってるつもりだけど、このままもがきながらも誰かと助け合って
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.0

ロメールの会話劇すきだ〜フランス映画の登場人物は、高確率で浮気、不倫してるな…みんなが少しずつ気持ち悪いの、恋愛って感じ。

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.8

予想以上に死の匂いがすごかった…
生きるとは、今が続いていくということ。炊き立ての白米の美味しさ、湯船に浸かった時の気持ちよさ。一瞬の喜びを噛み締めながら、今をつないでいく。生きづらさは何かを成し遂げ
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トイレット(2010年製作の映画)

3.5

もたいまさこさんすき。セリフのない間、心地いい生活音。眠れない夜におすすめ。

こっぴどい猫(2012年製作の映画)

3.5

「傷つけるより、傷つけられる方がいい」「好きな人のこと、付き合ってもないのに嫌いになれる?」「体裁とか不謹慎とか友情とか家族とか生活とか夢とか社会とか身分とか。そういう類のものは、好きという気持ちの前>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

4.1

恋人がいない時期に、「彼氏いないの?好きな人もいないの?それ寂しくない?」とよく言われてた。そうか、そういう考えの人もいるのかと思った。
恋愛する人しない人、結婚する人しない人、異性愛者同性愛者。カミ
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

恋愛とは、運命の相手を探すことだと思っている人と共に成長することだと思っている人。

パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.0

都市ならではの人との偶然性。出てくる女の子たちがみんな堂々としていてかっこいい。 

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

これまでの人生で選んでこなかった選択について、考えさせられた。
情報過多でいくらでも選択肢を増やせる時代、自分にとって、より良い選択肢をエンドレスに求めることができる時代を生き抜く術とは、何か。きっと
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.4

2023年ベスト映画。人間讃歌の達人すぎる。さりげない表情と極端に少ないセリフがクセになる。
日本の民謡が使われていることに驚いて元歌について調べてみたところ、ただの労働歌ではなく、反差別を象徴する側
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珈琲哲學~恋と人生の味わい方~(2015年製作の映画)

3.9

血の通った作品だった。信念を持ち、我が道を貫いてきた店主とバリスタがかっこいい。

Valimo(2007年製作の映画)

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リュミエールの「工場の出口」を真顔で観る昼休みとは。

Bico(2004年製作の映画)

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ナレーションありなの、新鮮。カウリスマキの登場人物は、無表情なのに生をすごく感じる。

ロッキーVI(1986年製作の映画)

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おふざけが本気すぎる。ゲジ眉だし、グローブ付けたままギター弾くし。マッティ・ペロンパーかっこいい。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.2

会話劇が癖になる。2人のイデオロギーの対立が面白い。議論ばっかりしてるフランス映画好きだ。