自分を客観視して分析できるだけに、これはつらい。でも理想的なあり方じゃない?
何回見ても新鮮。話もセリフも忘れていて、面白かったことだけ覚えているから←ほめ言葉
あまりのことに笑って泣ける。目の下に病んだクマのあるクリスチャン・ベールの真骨頂。
クリスチャン・ベールの肉体改造よ。ここまで来たか。最初のインパクトがありすぎて、あとの話をほとんど覚えておらず。
少々あざとい気もしたが、なぜか最後のセリフで泣きそうに。樹木希林と市原悦子のツーショットは、ありがたいのか何なのかよくわからなかった。
ウサギのカクカクした動き。お腹から溢れるオガクズ。クネクネする靴下。紅茶に落とされる石。
わかるよわかる。これが本当のアリス!
映画化に執念を見せた実話。
シミ&埃だらけなのにキュートなミア・ワシコウスカ。心に傷を持ち、頑固で純粋で無謀で賢くて、いかにもこういうことをやりそうなアウトサイダーの女の子に見える。本人にも似ていて役>>続きを読む
公開当時にものすごい話題になったなあ。やっと鑑賞。
パラシュートに括られて空から降ってくる義足。足をくれ足を!でも何でもいいってわけじゃない。義足をめぐる悲喜こもごもが悲惨な状況を映し出しながらも、片>>続きを読む
鼻血が出そうなほど上手いグザヴィエ・ドラン。本人そのものを見ているようでドキドキ。
いつだって物語を引っ張っていくのは女。近づくと離れたくなるのが女心。ああもう二人で勝手にやってくれと言いたくもなったが、モノクロ画像の静かな力強さは好き。
おバカだねぇ。でもこういうおバカさ、嫌いじゃないよ。生きてる手応えはスリルからしか得られない。
ボーダーを超えたら居場所が見つかるのだろうか。醜い容貌から滲み出る彼女の優しさ。哀しみ。弱さ。嗅ぎ方にバリエーションがあるのがちょっとわらった。
住んでいるところが舞台なので「ふむふむ」という感じ。軽妙さにあとひと押し。何かが足りない。
確かに救いはないが、ケン・ローチに救いはいらない。だってそれはウソになってしまうから。
いびつに盛り上がった肩甲骨と肋骨を波打たせながら踊る死のダンス。ホアキンの一人芝居を見ているようだった、
タラちゃんはロマンチストで優しい。そして幸せ者だね。うん。改めてそう感じ入った。ブラピの力の抜けたカッコよさは、年を取らなきゃできないシロモノ。
騙された人たちがエリカを囲んで責め立てるシーンで、グルグルと激昂していくところがうまい。