ぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

月世界征服(1950年製作の映画)

3.5

2001年の源流的なことがパケ裏に書いていた。
見てみたら2001年どころか宇宙を舞台にした全てのSFの基本となるような作品だった。

月に行って帰ってくるただそれだけ。
この時代にどこまで月の研究が
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処刑教室(1982年製作の映画)

4.0

クソガキ共をぶっ殺せ。

何も考えずただただ積み上がり続ける悪行の数々。
最初こそ教師として体面を保ちつつ対処しようとするも…。
お前らが何も考えていないなら俺も考えるのをやめる。プッツン。

ラスト
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DAGON(2001年製作の映画)

3.5

ラブクラフト原作。
インスマスの影。
たどり着いた港町はどこかおかしな町だった。

町の雰囲気の再現が昔原作を読んだときのイメージそのままでびっくり。
じめじめと陰鬱とした感じが素晴らしい。

この話
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ときめきサイエンス(1985年製作の映画)

3.8

女に相手にされない。
どうしよう。
そうだ理想の女性を作ればいいんだ。
天才。

ベースはいつものジョンヒューズ。
完全におバカに振り切るとこうなるのか。
ツッコミが追いつかないぐらいくだらなくてハチ
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カルティキ/悪魔の人喰い生物(1959年製作の映画)

3.2

ブヨブヨ。
アメリカのブロブ、イタリアのカルティキ。
全体通して陰影が強めでフィルムノワールの雰囲気。
弱点もブロブとは正反対で差別化はできてる。気がする。

監督デビュー前のマリオバーヴァが撮影、演
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脱出(1972年製作の映画)

4.0

やっぱり田舎は怖かった。
カヌーで川下りの最中に現地の人間に遭遇。

田舎では都会の常識は通用しない。
彼等に対抗するには自分達も野蛮にならざるを得ない。
少しずつ世の中の規範から外れていく恐怖。
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壁の中に誰かがいる(1991年製作の映画)

3.8

お金目当てに忍び込んだ家はキチガイ夫婦が住むカラクリ屋敷だった。

家の中で何故か全身レザーのスーツで銃を撃ちまくりながら追いかけてくるパパ。
パパ面白い。

一応は出てくる警察もなんの役にも立たない
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地獄の門(1980年製作の映画)

3.5

現世と冥界が繋がっちまった。

テンポは悪いけどその分ゴアシーンもやたらとじっくりしつこく見せてくるので気持ちいい。
大量のウジ虫や脳味噌が捻り出されたりと見どころはたくさん。
この後のビヨンド然り、
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タイム・マシン/80万年後の世界へ(1960年製作の映画)

4.2

音楽がカッコ良すぎてサントラを速攻ポチろうと思ったらプレミアがついてて断念!🥺🥺🥺

80万年先なんて全く想像がつかない。
文明の発展と崩壊を延々に繰り返していくのかな。
核戦争や人類の二極化の恐怖は
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処刑軍団ザップ(1970年製作の映画)

3.2

ラリパッパヒッピー軍団に姉をレイプされ祖父をボコられた少年が復讐のためにそいつらの食い物に狂犬病の血液を注射して食わせたことによりラリパッパレベルが上昇!
アホヅラで泡を吹きながら刃物持ってダッシュし
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バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(1984年製作の映画)

2.5

ジャケットを見た瞬間に確信した面白さは本編を見進めるにつれて打ち砕かれてしもた。
もう少しおバカなノリを期待していたが話はぶっ飛んでるもののノリは意外と真面目。
この微妙なズレがあまりはまれなかった。
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デビルズ・ゾーン(1978年製作の映画)

3.2

導入こそ悪魔のいけにえの亜流であるものの蓋を開けたらマネキンと超能力の不思議な作品。
小さい頃見たら間違いなくマネキンにトラウマを覚えそう。

スティーブンキングが絶賛したらしいが本当にあの人超能力好
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モデル連続殺人!(1963年製作の映画)

4.0

モデルが次々と殺されていく。
みんな美人。

この後アルジェントに引き継がれていく原色の照明の使い方はこの時点で既に完成されている。カッコいい。
ストーリーを生贄に捧げ人間が殺される様に重点を置き美し
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エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

4.5

良かれと思ってやってることが管理社会の促進でしかなくディストピアまっしぐら。
近未来で無くとも今もう24時間監視するシステムはやろうと思えば可能であると思わせる怖さ。

巻き込まれ型サスペンスとアクシ
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めぐり逢い(1957年製作の映画)

3.8

同監督のセルフリメイク。

カットや構図までほとんど同じシーンが散見されるけどケーリーグラントの存在が全体をユーモラスな色気に染めています。
デボラカーは王様と私と似たようなことやってる。

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.5

若者達の青春映画。
アメリカングラフィティは60年代。
これは70年代。

ラリパッパもいればまじめな人もいる。
ラリパッパの中にもただのアホもいれば将来に不安を抱えている人もいる。
色んな人の視点が
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忘れられない人(1993年製作の映画)

3.2

心臓病で無口のクリスチャンスレーターと飯屋のウェイトレスのマリサトメイ。
王道の病気もの。
無口故の純真さ、無垢な雰囲気が画面から滲み出てる。

最近ここまで澄んだ気持ちに触れていなかったので清々しい
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黄金の七人(1965年製作の映画)

4.2

ルパン三世の原点。

思ったよりもまんまだった。
音楽、衣装、役回り、作品の持つ雰囲気がそのまま。
真似したくなるのわかる。
いくらでも続き作れそうだし。

そんなの抜きにしてもクライムものとして面白
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クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)

4.0

上層部からの指令が機器の故障で中途半端にしか伝達されなかった為ミサイルを発射するかしないかでの内部抗争。
敵とのドンパチは二の次三の次。
どちらの考えにも理がある故のジレンマ。

この手の映画のハンス
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ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

3.5

アメフト試合でディフェンスを銃で撃ち殺しながら猛進して行く姿や馬に乗ってタッチダウンする絵面は衝撃的。

拍手👏

クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.8

最近暑すぎるので涼しい映画を鑑賞。

わかりやすい王道のサクセスストーリー。

ただあまりにも美化されすぎてて事実との相違を調べると少し萎えるので調べない方が吉。

オルカ(1977年製作の映画)

3.2

自業自得海洋パニックシャチ映画。
仲間を殺されたシャチの復讐劇。
ジョーズの流れを汲んでるけど応援したくなる側が人間では無く動物側という異色作。

何があろうと自分本位に考えれるのは人間の良いとこでも
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.5

ちょっと背伸びしたがりなやんちゃ坊主達。
セックス、ドラッグ、アルコールとまだよく分かってないけどこれを知ってると大人だと思ってる故の微妙な感覚やセリフが面白い。
下ネタを下ネタだと分からず発言する感
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甘い生活(1959年製作の映画)

4.0

一度しか無い人生だし好きなようにやろう。
今いる場所はレールから外れているのでは?と焦る暇も含めてどう生きようがそこに意味なんて無い。
無いけど生きなきゃいけないのよね。

生きることの空虚さをとても
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ツインズ(1988年製作の映画)

3.5

シュワちゃんのコメディは見た後どれも似たような感想しか出てこないし、似たような気持ちにしかならないんだけどそれが良い。

ダニーデビートって147cmしかないんだ。
もう少しあると思ってた。

あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.8

一目惚れよりしっかり向き合った相手。
嘘もつき通せば本当になる。

人生は計画通りにいかないものです。
現実味は無いけど好き。

マンハッタン物語(1963年製作の映画)

3.5

アラバマ物語コンビ再び。
マックィーンの珍しいラブストーリー。
お相手はナタリーウッド。

冒頭いきなり君だれだっけからの妊娠発覚。
そして徐々に惹かれ合う。
マックィーンはこういう顔もするのかと意外
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殺人魚フライングキラー(1981年製作の映画)

2.0

水野晴郎や山城新伍が出てる映画クイズ番組でこれのタイトルが答えの問題が出題されてたけど誰も答えれていなかった。

魚が飛ぶのは流石にカッコよすぎる。
ラストに壮大な感動する音楽が流れて笑ってしまった。

大災難P.T.A.(1987年製作の映画)

3.5

お家になかなか帰れない。
飛行機、汽車、車と何に乗ってもトラブルばかりで時間がかかり遠回り。
テンポよく見やすいスラップスティックなロードムービー。

全くタイプの違う2人が徐々に打ち解けていくという
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ハロウィン III(1982年製作の映画)

4.0

ハピハピハロウィン ハロウィン ハロウィンと幾度となく流れるCMがもう100点。
マイケル出てこないしオカルトSF寄りなので評判悪いのはわかるけどこれはこれで大好き。

路線戻さずにこっちはこっちで続
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エクスタミネーター(1980年製作の映画)

3.0

親友がチンピラにボコボコにされたのでやり返しまーす。
それからというもの世の中のゴミ共をボコボコにするのに目覚めた男。

自警団ものとしては狼よさらばに比べるとどうしょもないB級感はあるものの殺しのシ
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ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)

3.5

前作から時間の経過が無くそのままの続き。
意外と続編で時間経過無いって珍しい気もする。

いつも通り画面の隅で颯爽と現れ見切れていくマイケル君。いいね。
個人的に前作より好き。

トッツィー(1982年製作の映画)

4.5

ダスティンホフマンの演技が素晴らしいただのコメディでは終わらず当時のジェンダー感がよく現れてる。
ゲイやレズビアンがまだ軽視されてる辺りも80年代だなと。

ジーナデイビスはちょい役だけどデビュー作な
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グリーン・カード(1990年製作の映画)

3.2

アメリカでのグリーンカードを取得するためにフランスから来た男が現地の女と偽装結婚。
表づらはラブコメだが移民問題と異国で生きることの難しさを描いた部分はピーターウィアーらしさを感じた。

2人が惹かれ
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スターゲイト(1994年製作の映画)

3.2

異世界ものって本筋より異文化交流してる部分の方が面白かったりする。
これもそう。
敵に魅力が無く、ドンパチにも起伏があまり無いのでセットが壮大なだけに勿体ない。

the endの出方は好き。

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

ピーターウィアー監督作品は体制側に縛られずにそこから脱出しようとするというテーマが一貫しててとても好き。

人生につまずいたときにはこういう映画を見るべき。
映画の内容とロビンウィリアムズの人生が重な
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