KazushiYamamotoさんの映画レビュー・感想・評価

KazushiYamamoto

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

最近怪獣モノであまり当たりがなく、シンゴジラも全然だったのだが、これは良かった!ゴジラ迫力満点だったし、浜辺美波マジ可愛かったし、とにかく主人公の再生ストーリーとのリンクが良かった。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.7

とても共感できる映画だったが、この手であれば最近の邦画の方がいい映画があったなあ、という印象。洋画だったらもう少しロマンス入れて欲しかったなあ的な、、
でもわかる、わかるぞ、ヘソン、アーサー、という感
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.4

冒頭の映像と音楽から没入、途中眠気に襲われるも、グランピング施設説明会から雰囲気が変わり、最後は。。
監督の十八番的な会話シーン、特に車の中の会話シーン、説明会での主人公のちょっと勘に触るタメ口での喋
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

クリストファーノーラン監督の伝記映画、テーマもテーマだけにめちゃ期待して観たが、、ノーラン監督らしい難解で時系列の行き来の激しい、期待以上の重厚感あふれる人間ドラマ作品だつた。
オッペンハイマーの頭の
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.0

「愛の不時着」で北朝鮮の一般の人の暮らしはあんな感じなのかなあと好印象を抱いていたのだが、これ観ると、やっぱとんでもない国だなあと。
日本に生まれて良かったな、明日も頑張ろ、と思えた。
しかし、この映
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.9

見終わった後、寝たけど面白いという映画がいくつかあるが、これはまさにそれ。
あまりの起伏のなさに少し落ちたが、進むにつれ、だんだん引き込まれ、落ちたことを後悔もさせない面白さがあった。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.7

DVDで何度か観たはずなのに、やはりスクリーンで観ると全然素晴らしい。
デヴィッドバーンはピートタウンゼントと共に大好きなアーティスト。ロックを芸術の域に高める天才というか、曲知らなくても、これ観て感
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

よかったです。
日本のトイレ清掃のおじさんの映画が、ヴェンダース監督が撮影すると、素敵なカットで、カッコいい音楽を使い、こんなにスタイリッシュになるのかと感心。
そして役所広司の素晴らしい演技。トイレ
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バービー(2023年製作の映画)

4.1

この監督の過去作品、結構好きなんだけど、やっぱり好き。
コメディ性とエンタメ度高めムービーかと思いきや、かなりの社会派ムービーに。
エンタメ性と社会性のバランスというか、このバービーでこういう社会派ム
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(2023年製作の映画)

4.2

それぞれの武将キャラクターは別として、
コテンラジオで武士の社会、この時代の風俗的なところを聞いていたので、ここで描かれていることに違和感は全然感じられず、むしろとてもリアル感があるように感じられた。
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オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

3.8

コテンラジオ「シンドラー回」聴いて、とても考えさせられてからのお勉強的鑑賞。
時代背景を理解できてなければ、平凡な政治絡みのサスペンスものとしてしか思えなかったかもしれない。きちんと理解すると、元ナチ
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私の親友、アンネ・フランク(2021年製作の映画)

3.9

コテンラジオの「シンドラー回」を聴いてから、すごく考えさせられてからの、お勉強的鑑賞。しっかりと時代背景を理解して鑑賞すると普通にみると理解できないこともスッと入ってくる。
収容所に入ってからと、入る
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

これ最高すぎ!控えめに言っても最高!!
マーベルでこんな泣かされるとは、、

ガーディアンのチームでのバトルアクション(今回の見どころの一つ)、楽曲の使われ方、笑いの入れ方などが他のマーベル映画と比べ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

かなり好き嫌いが分かれるのではないだろうか?予告だけ見てもいまいちアカデミー最有力の要素が分からなかったが、なるほど、かなり哲学的な映画にも感じた。
途中、寝落ちしてしまったのだが、進むにつれて、どん
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.8

個人的にモリコーネに思い入れがあり、一番好きな映画は「ニューシネマ・パラダイス」ということで、佐賀でもやってくれてありがたい、さすがシアターシエマさん。

ここに登場する映画のほとんどは観てないんだけ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

「イニシェリンの精霊」観て、そういや観てなかったなと鑑賞。全く雰囲気が異なる作品で、これはこれで素晴らしい。
ある時代のある家族のリアルな物語。「この世界の片隅に」のような、一般市民目線(10歳の子供
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

予備知識なく鑑賞し、エンタメ性の高い「ミリオンダラーベイビー」や「100円の恋」のようなものを想像していたのだが、全くいい意味で裏切られた。

最初から最後まで音楽のない世界が、ひとつひとつの岸井ゆき
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

「スリービルボード」大好きな映画だが、やはり、この監督すきだなー。
予告見て、まさに12歳のようなこんなしょうもない内容で映画を作るのかと、とても興味津々だったが、本編も、どう結末を迎えるのか全く予測
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白かった!

歴史好きなんですが、違和感なく極上のエンターテイメントに。 
過去キングスマン観た方からは賛否両論あるみたいですが、どちらかというと個人的にはこれくらいのシリアスと、悪ノリ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.4

うーむ、全くハマらなかった、、
全体的な雰囲気とか、音楽とか、ちょいちょい出てくるビッグネームとか、よくわかんなかった小ネタ的なものとか、良かったんだけど、、この手の青春モノは苦手なんだろう、、
ブッ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

定点観測ムービーとでもいうべき、斬新な手法。それでもって最後のシーンがきて、タイトルが浮かび出てくる。もう、お見事としかいいようがない持っていき方。

そして見た方は、だいぶいろいろ思い出しますねー。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.5

是枝監督作品と知らずに鑑賞し、万引家族感満載の作品だなと思ってエンドロール見て納得。こちらの方が断然好み。

車でのロードムービー的なシーン一つ一つがとにかく丁寧で、じわじわくる。

こういう正解のな
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トロール(2022年製作の映画)

3.4

前半は、北欧の映像美とワクワクさせる感じで少し期待感があったが、後半は極めて普通の怪獣映画で残念。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.8

至福の映像体験。海中シーンなどはひたすら見ていれそう。この映像体験だけで充分過ぎる。

今回は特に家族、特に親子についてフォーカスされてたと感じた。漫画「寄生獣」の家族の世界観に通じる感じ?子がいる人
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

エンドゲームのルッソ兄弟、ライアンゴズリング主演ということで期待値MAXで見てしまったので、まあまあの期待はずれ感あり。
それ抜きだと普通にオモロいのかもしれないが、、製作費の無駄遣い感を結構感じてし
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.5

湊かなえ系、後味悪い系、先が読める系。

あまり共感も理解も出来なかったが、
土屋太鳳に今まで全く魅力を感じなかったが、少しかわいいなあと思えたことは、よかった。

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.2

エルビスのことは代表曲いくつか知ってるくらいで、正直あまり知らなくて、ビートルズ以前の人という認識だったので、意外と長く活躍したんだなとか、エンターテイナーとしても超優秀だったんだなとか学べただけでも>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.1

ラブアンドサンダーという少しダサいタイトルとかガーディアンズとの絡みからだいぶコメディ要素多めで軽くなってる感じとか、不安要素はあったものの、とても個人的に楽しめた。
そして終わってみるとラブアンドサ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.4

うーむ、よくわからなかったなー、
途中寝たしなー、

なんか小さい時に見た、ワクワク感というか、そういうの期待してたんだけど、最初だけだったなー、、
長澤まさみは、、引きました😅
 
シンゴジラもイマ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

もうね、これですよ、これ。
エンタメ映画ってやっぱこうだよねー、
って感じの、全てが最高の作品でした。

オープニングのあのイントロのワクワク感からデンジャーゾーンでテンション上げさせる始まり方、オッ
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.4

この見終わった後に残るなんとも言えない余韻。
現在と過去のループ、オレンジと人形、耳にざわつく音楽。
扱ってるテーマと共に、この妙に引き込まれる感じは、デヴィッド・リンチのようなクセ感あり。
ジェシー
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音楽(2019年製作の映画)

3.8

全然違うかもしれないが、向井秀徳の世界観をアニメにしたような感じだった。
蘇ってきたのは、性的衝動ではなく、音楽の初期衝動だが。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

人との向き合い方を改めて勉強させてもらった、心が清くなるような映画でした。

上下ではなく、対等な横の関係として、
なかなか難しいけど、改めて大事だと思った。歳の離れた親友関係、いいな。

なぜ白黒の
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

いやあ、よかった。
日本映画でしか出せない、義理人情的なやつ、存分に発揮された快作です。

もう柳楽くんがたけしにしか見えなかったし、大泉さんも素晴らしいし、土屋さんが思いのほかよかった。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

思いのほか面白いし、時間もほどよい。
面白い日本の映画のパターン。

「しょうがない」は必要な言葉だと思うが、それを凌駕するノリってあるよねって改めて思った。

もう20年前の高校三年生の時の地区大会
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

ようやく観れました。
いやあ、よかった、よかった。
今のところ今年1番。

発表会の音を無くす演出や、手話での歌のシーンは、ぼろぼろ泣きながら観てました。

こういう、笑えて、泣けて、元気になれるって
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