軍隊という名の刑務所生活。鉄拳制裁は日常的。義理堅くたくましくて頭のいい愛すべき男たち。歩くのは苦手だが喧嘩は敵なし。人を殺した過去。粋な浪花節と見事な立ち回り。内臓はめちゃくちゃにしていいが血は出さ>>続きを読む
汚いものを見る目。尻尾を振る犬。唇を奪って噛みつく。誘惑して名誉を引き裂こうと近づく。殴られて泣き叫び自棄酒。前線から帰る男を迎える女。銃砲弾の嵐の中人波と反対方向に愛する人の元へ駆け戻る。
たとえ>>続きを読む
汗と煙の臭いが漂う瓦礫と焼け跡の街をカラフルなワンピースで歩く赤黄紫緑の四人。額に鬼の面つけて怒りっぽいけど笑うと可愛い兄貴。団結と掟。虜にする悪魔。みんな死んじまいやがった。除けものの僻みと脱落者の>>続きを読む
壮大で哀愁が過ぎる上を向いて歩こうのメロディ。並んで立ち小便する背中。コイン投げてワイングラス割る対決。森の中の小屋に雷雨。夜の街に蛍光色。口笛と車椅子。足に穴が開き羽毛が舞い容赦なく追い討ち。二挺持>>続きを読む
昔それぞれ暴行傷害と覚醒剤取締法違反で捕まったダチ公。剃り上げ野郎と桃尻娘。友情出演はサイクリングガール。銃とダイナマイトで金を強奪。ゴミはその辺にポイ。悲しき友情。微笑んでサングラスずらしてウインク>>続きを読む
品川宿にて重喜劇。軽快に世渡りいつしか便利屋のフランキー堺。競い合い強かに女郎の左幸子と南田洋子。長州藩士たちに裕次郎と旭。真面目な芦川いづみとけちな金子信雄。朝に咳しながらお暇。
目を開けられないほどの豪雨の中殴り込み巻き添えで失明させる。血をすする化け猫の祟りは龍の彫りを狙う。緑の吐瀉物付きで発狂する毛むくじゃらの獣。歯折り皮剥ぎ阿片漬け。震えるような弦楽の連なり。
おでん>>続きを読む
やくざな兄貴の夏と純朴な弟の春とはたちな人妻の三角関係。妖しく不穏で交わらない視線。現代は退屈。真剣な浮気。妬いて張り合う。夜の砂浜でふたり。たぶらかすなよ。やりてえようにやるだけさ。何もかも捨てちま>>続きを読む
雨の晩の逢瀬。夜霧と口笛。波止場に仁王立ち。我が強く押し問答。一瞬抵抗したただそれだけ。縋って寄りかかるもの。親指を噛む癖。拳銃は素直に渡しちゃうし普通に食堂を手伝って楽しそうにお出かけ満喫。鈍い音さ>>続きを読む
賽の河原に集まりし指より出ずるちのしずく。手足は岩にすりただれ叫んで苦しく叫ぶなり。姉が血を吐く謎の暗闇三日月や。おかあさんもいちど私を産んでほしい。また初めからやり直したい。時計の鐘はまだ響く。>>続きを読む
山小屋でピアノ弾いたと思ったら落ちてたシャベルで首ぶった斬って即埋葬。鬼のように引きつった形相からの叫びながら物凄い水圧の赤黒い血の海。煽って乳繰り合う。とりあえずグーで殴ってチェーンソーとショットガ>>続きを読む
夕日を背にして砂浜に降臨。流し目に緩む口元とあらゆる声色。眩しすぎる笑顔。濡れ髪に溺れゆく呼吸。息を荒げて貪り求める。血まみれの泣き顔に涙跡。雷雨も水中も映える。彼がかっこよくて可愛くて美しくて完璧で>>続きを読む
優等生は九州やくざの若頭。プロレスラーみたいなやつ。ランドセルの小学生が拳銃とスタンガン。毒入りコーヒーで後部座席が血の洪水。セーラー服の股間から殺人吹き矢。刀持ちだして華麗に受け流す。兄弟と親子の止>>続きを読む
会社クビになって首吊りもガス自殺も運悪く失敗したから自分に向けて殺し屋を雇ってみる。でも恋しちゃったから逃げ回る。追いかける側も段々と不憫。そんな中年たち。後ろ足で扉を閉め植木に水をやり棚を崩す。タバ>>続きを読む
四人ぐらいでヘリでショッピングモールに住みつく。昼食後の暇つぶしに狩る。割と悠長に銃で狙ってガラス越しに煽る。台車も使ってはしゃいで買い物。壁打ちしてゲームして操縦訓練して過ごす。暴走族乱入から均衡が>>続きを読む
クリスマスイヴの贈り物。人類がいる限り戦いは終わらない。負け続けるのは得意。力を持つ者の覚悟。無邪気な死神。美男子とかっこいい女たちの通じ合った連携。来るのを待つより迎えに行った方が早い。作画おばけ。
金属と光に粒と線の異常な細かさ。挙動と所作も凄く滑らか。暗い星まで全部見える宇宙の海。閉鎖空間でふたりきりになり男と女の素晴らしさを教えてやる少し強引な物語も最高の歌と暴力的な描画枚数でおおよそ満足。>>続きを読む
結婚式まであと数日だが廃艦命令無視して生演奏で発進。援護なしの単騎突撃。肉薄して乗り込む。やったぞ。皆順番に散る。敵も味方も狂信的に名前連呼。高笑いを正面から見せつけられる。愛と勇気。永遠の旅。犬死に>>続きを読む
ずっとまぶしい。激しい入射光にレンズフレア。きらめく汗。風になびく髪と服。潤む瞳と顔にかかる影。河川や夕陽も輝き海はざわめく。豪雨に雷鳴。過剰なまでの集中線の疾走に神妙なクローズアップ。かもめが飛びな>>続きを読む
俺の明日を殺されてたまるかと身を挺して覆い被さるおっさん。少年院での通信教育。ライバルでありファンだからすごい褒める。敗者は血の海。黒い傷。無防御で相打ちだから見てて蒼ざめる。階級下げに即身仏みたく過>>続きを読む
曲がり角から飛び出したら躓いて転びそうなほど走り回る青年とその彼女。真っ白な世界へふたりで行きたい若い夢。議員の父親から騙し取った金を奪われる。どじっちゃったよ。今更帰ったら負けなんだ。そう決めたから>>続きを読む
愛した人が親の再婚相手。口に戸は立てられぬ。言うことを聞く。知っていたさ。自分にはこれしかない。世間体に意地と義理。怨念のような呪い。ここを出て静かに暮らすしか。叩き割られて血に染まる。つらかったよな>>続きを読む
こんな夢を見た。人の気配の失せた街頭。時計の針が消えている。肩を振り向かせると不気味な顔。馬車から落ちた棺から伸びる手。そこには鏡に写る自分が居た。忍び寄る影に戸惑い怯えるばかり。あらゆる時間と場所の>>続きを読む
村は焼かれて皆殺し。埋葬を終えて両手に武器を取る。機関銃による蹂躙。澄みきった空の色。森にかかる青い霧。秋の木漏れ日と葉の煌めき。焚き火と暖炉。曇りの暗さと昼間の賑わい。神秘と幻想。地平線際の太陽。>>続きを読む
カウボーイ風のサーカス団を率いて巡業。たまたま居合わせた銀行強盗を六発で退治しインタビューにはカメラ目線でウインク。子どもたちも楽しませる。信頼できる最高の助手。家族と過ごす。叙情的で甘く少し哀愁な音>>続きを読む
取っ組み合うほど仲が良いブロンソンとミフネが英語で会話して砂と岩の世界をゆく。木の棒はみじん切りで殴りかかれば何度も投げ飛ばされ本気で悔しがる。馬だって乗りこなす。忍び寄り刺して斬って早撃ちして見事な>>続きを読む
坂の上から街を望む。屋上プールに吊り橋。着こなしも歩き方もかっこいい。袋叩きで怪我。破壊されるネオン看板。公衆電話をシャトルラン。スタジアムの大型ライト。高架上から飛び乗る。採掘物を運ぶベルトコンベア>>続きを読む
壺から飛び出た賽の目と中身が被りもする。夜の河原に雨の参道。将棋好きの浪人。夫や父の仇。男装のお嬢さん。瞼に焼き付いた恋。三味線と子守唄。読み描いた終局。瞬く間に刃を抜き鞘に収める。どこまでも悲壮な音>>続きを読む
少年院の代わりにトーキョーへ島流しされる高校生。最初は曲がりきれずに廃車にするけど成長していく。ガイジン呼びで出る杭は打たれる。立体駐車場から街中に峠。ルール無用で何度も体当たりして邪魔する。
韓国>>続きを読む
マイアミでレースを楽しむ。橋使って頭上を跳ぶ。腕の良いドライバーは協力すれば前科帳消し。よそ見運転しながら余裕に口説く。曲芸しながら煽る。幼なじみと一緒にワルさして気持ちよく笑ってはしゃぐ。
時間稼>>続きを読む
武道以外は全て下らんと頭の中は全日本団体優勝のみな主将。それに反発し俗世に堕としたい現代っ子。俺はあいつに勝ちたい。激しい稽古と繰り返す鍛錬の汗。真夏の強化合宿。白い光と黒い影。妥協できないのが若さか>>続きを読む
飛び込み自殺未遂に遭遇してまたそのうちやりゃあいいよ。お前が居なきゃ会社は潰れるのか死ぬまで働くこたないよ。おいこら外人の青年この娘を幸せにしろよ泣かせたらただじゃおかねえぞ目の前でチュッチュしやがっ>>続きを読む
季節はめぐる汽車の中。不思議な縁で共に過ごす。未亡人の女医さん。姪は早稲田大で短歌を。どんなに意気地なしの遊子でも私にとっては頼もしい勇士。すごく優しい声。面白い人ねと言われる少し切なげな表情。
産>>続きを読む
いきなり爆破ショー。ブレーキが壊れようが空を飛ぶ。そう言うと思って準備済み。アクションが粋で派手過ぎて笑う。やられたらやり返す。愛すべき愉快な家族たち。コーカサス山脈からアブダビ行って最後はホームのロ>>続きを読む
お節介でも見ぬふりできない痩せてはいない浪人。おぶって川渡って太刀飛ばしを得意に関所通行料を工面する。身軽に跳んで目障りだから片腕落とす丹波哲郎。手に薙刀だこの凛と締まった顔つきの岩下志麻。
ふくれ>>続きを読む
屋外に佇むサンドバック。うなされ飛び起きて車。蠢く金とビジネス。余りに唐突で不意。喧嘩っ早さ。友と最愛の人との日々。以前は断っていたタバコ。負った傷にひとつずつキスを。ささやかに去る背中。
扉のガラ>>続きを読む