goさんの映画レビュー・感想・評価

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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.3


1話が好きすぎる。こんなに心をときめかせてくれる作品があるの?素敵すぎてたまらない、胸がきゅーーーって痛くなっちゃった

パターソン(2016年製作の映画)

3.7


この映画を観た後の帰り道は、スマホじゃなくて、すれ違う人の顔を見るのが楽しかった。バイバイと言って別れた後に、もう一度振り向いて相手のことを見る愛おしさと心配の混じった表情とか、3人組で歩いているの
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ドライブ・イン・マンハッタン(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます


好きな人の家から、電車がない時間に帰らされたときに乗ったタクシーのことを思い出した。わたしはよく酔っ払っていて悲しい気持ちの時、タクシーのおじさんと話をするのだけれど、そしてその時間がすごく好きなの
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

4.0


自分探しっていうのは、自分にないものを外に求めにいくものではなくて、自分の中にあるものを見つけてその声に耳を傾けることなんだよな。喜びも、苦しみにも。傷は力だから。あー、わたしも歩きたくなった、最近
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あみこ(2017年製作の映画)

4.0


ベッドの上であおみくんの上に寝てるの、泣きそうになっちゃった、わたしはサンボマスターが好きって言われたらしんじゃうかも

サンセット・サンライズ(2025年製作の映画)

4.7


陽は沈み、また登る。潮は満ちては引いていき、雨の日があれば晴れの日がある。それがとても苦しい日もあるけれど、そのおかげで前に進めることがある。美味い飯と景色はずっとなくならない。帰りに烏賊買って帰っ
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.5


『花束みたいな恋をした』が恋人で見たら別れる映画なら、『ファーストキス』は恋人で見たら結婚したくなる映画だと思う。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.7


3時間あったとは思えない面白さ。ウィリアム以外の囚人はどんな罪を犯したんだろう。悪いことをした人は罰をうける、ということはとても正しいようで、そこに対する違和感は感じなくてはいけないと思った。わたし
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.5


女の面白いところが詰まっているし、女に生まれてよかった、ひいては男に生まれなくてよかったと思わされる。

アーサーズ・ウイスキー(2024年製作の映画)

3.3


自分を受け入れる方法?
そんなのないわよ、自分の道を歩くだけ。

スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

3.7


彼がどれだけ空を飛びたかったのか。

映像がたまらないな。

永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

2.5


エンドロールをみて、濱口さんの脚本じゃないからか、と妙な納得感が。

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

2.9


映画を観ること自体、セラピーなのかもしれないな

PASSION(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


「自分の中からくる暴力と、外からくる暴力」「暴力を終わらせるには、許すしかない。受け入れるしかない」「タイミングを逃したらもう終わりだよ」「自分を知るために話すんだ、自分に向き合うために」「自分が知
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.3


ケリーライカートが影響を受けたというのがよく分かる。何も持っていない、何もできない、孤独で、不器用で、運からさえも見放されて、ただ出されたものに着いていくように、流されて生きるワンダ。デニスは最悪な
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アデルの恋の物語(1975年製作の映画)

4.3


「愛していると言って、そうしてくれたら離れるから、最後に、キスをして」
自分のことを愛してくれない人をひたすら追いかける苦しさ。愛する人に「それは愛じゃなくて、エゴイズムだ」と言われ、「愛しているな
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HANA-BI(1997年製作の映画)

3.0


北野武って普段すごい愛妻家の人なのかな?って思うくらい、セリフも少ないのに愛情がひしひし伝わってきてすごかった

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.6


どこの国でも片思いって痛くて気持ち悪くて哀しいんだなあ。嘘ついて駆け引きしたり、気持ちを匂わせたり、他のもので寂しさを埋めたり。目をつむって他人に抱かれるのは、頭の中で別の人を考えるためなんだってこ
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大きな家(2024年製作の映画)

3.8


変えられないものと、ともに生きていくということ。

無理に感動的にするのではなく、否定も肯定も同情もせず、ただ淡々とそこにあるものを映し続ける。何を撮るか、ではなく、何を撮らない選択をするか。児童養
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独裁者(1940年製作の映画)

4.0


チャップリン初のトーキー映画でこの演説を書いたのがすごい。言葉がなくてもあれだけ面白いものを作る人が、言葉を持つとこんなにパワーがあるんだ。「神の国は人々の中にある」

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.3


「僕は大丈夫じゃない。それは当然の反応だ」

とてもよかった。ジェシーとジョニーの関係性ももちろん、合間に挟まれる子供たちのインタビューで語られる言葉たちもよかった。

わたしはまだまだ大人になった
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.8


グルーピーとバンドエイドの違いは正直感覚的に掴めなくて、、ただともかく、今の自分にはペニーの痛みがとてもよく分かる。どうして愛してもらえない?というのも。こういう仕事のひとを愛するということ。心の底
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逢びき(1945年製作の映画)

3.4


いつか過ぎるわ
この苦しみも切なさも
耐えなくては
幸せも絶望も永久には続かない
人生だってそう
忘れ去る時が来るはず
愚かだったと思える時がきっと…
いいえ、それは嫌だわ
全てを覚えていたい
一瞬
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.9


色褪せない名作。

幼少期から、兄として、息子として、社長として、責任を負うことで自らの夢を叶えられなかったジョージ。様々な困難を抱えながらもなんとか乗り越えてきたが、ついに絶望の出来事が起こる。「
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.6


自らに差し出された手を握り返すことさえも、本当に難しくて怖いことだけれど、その手の存在には気付ける人間になりたい。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.9


叶わないものに焦がれる苦しみ、リドを出ようとしても戻ってしまう意志の弱さ、他の人で埋めようとする虚しさ、美しく見せようとした結果醜くなってしまう哀しさ。狂おしい嫉妬があっても、踏み込める立場にもいな
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街の灯(1931年製作の映画)

4.5


あーおもしろかった。本当に素敵だった。名作すぎる。うまくいくことばかりではないけれど、それでもやっぱり誰かを想って、一生懸命でいたいな。あと、笑いも忘れずに。

バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

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泣くなんて思ったら大間違いよって言いながらボロボロ泣いてたり、良かれと思ってしたことで怒鳴られて顔見れず下向いてスカーフをいじいじしちゃったりが、なんか不器用でかわいかった

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.5


今の時期にもぴったりだし、今の私にもぴったりな映画だった!

時々、私は考える(2023年製作の映画)

3.4


最悪な週末の終わりに。とんでもなく嫌なことが続いて、自分に対しても自己嫌悪と、相手に対しての期待の分の失望や、とにかく情けなくて苦しくて、死んでしまいたいと思うくらいどうしようもない夜に。そんな日だ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.4


いまを生きているつもりだったのに、急に未来のこと考えちゃってこわくなったし、わたしこのままどうなっていくのかすごく考えてしまった