ネルソンさん、どうして人を殺しましたか?
そしてどうして、もう人を殺せないと思いましたか?
三宅監督の作品の中で1番好き。ずっと見ていられる。ひたすら絵と言葉が美しい。河合優美もウンギョンも、完璧だった。
物撮りのカットでさえすんごくお洒落ですごい。実話なのがすごすぎる。信じられない。
子供達の反応がリアルでキツい。父親を叩きながら、父親から逃げながら、階段を上り下りしてママを守る。ヒリヒリする、見たくない辛さ。
イカの塩辛とおでんが食べたくなる映画。瑞々しくてキラキラしていた。こんな映画を見るために生きているような気持ちになる。文章を書くこと、それは時に妄想で、昇華で、夢で。誰かの喜ぶ顔を見るためであったり>>続きを読む
ヴィンセントは成りすますという手を使ったけど、とは言え勉学に励み、運動能力だって適正者に並ぶ、並大抵じゃない努力をしていたのがよかった。夢があるということの力強さ。
想像していた話とは全く違い、ミステリーかと思っていたらめちゃめちゃヒューマンドラマだった。綺麗な話にすんなよなーとかって思ってみてたら急に現実に引き戻されるし、かといったらまた人の善意を感じさせられ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
すごい、すごい、すごい映画を見た!!
生活している、生きている人の映画だった。退屈な毎日、音のない毎日。どうして彼女が娼婦なのかは分からない。ただ娼婦として、母として、女として、生きているだけ。その張>>続きを読む
最後の顔がいちばん美しいというのが真理。自分が信じるものを信じていたらいいんだ、自分が愛する人を愛していたらいいんだ。
これまで観てきた映画の中でも、トップレベルに好きな主人公かもしれない。大切なものを失っても、自分のことは裏切れない。信念があって、不器用で、本当は強いわけじゃなくて。変わりたい自分と、それでも変わり>>続きを読む
一番好きなのは車ですれ違いのキスをするシーン。色彩と照明とカメラ、とにかくおしゃれですごい。
幸せなのに、幸せを手放して、前へ進む。
よく、男の人の断り文句で、「僕じゃ君に不釣り合い」だとか「君にはもっと良い人がいる」とかって言うけど、晩春は父と娘である分、お父さんも本気で幸せを願っていて。>>続きを読む
かなり面白い。理不尽に対してガムシャラに立ち向かう姿を見せてくれるから石井裕也の映画が好きなんだよ。
映像の構図や動き、人物の配置、台詞、全てが計算尽くされた素晴らしい作品だと、観る前からたくさんの本や講演で聞いてきたからこそ、そんなことばかり見てしまった。そういうシネフィル的視点は勉強中でまだまだ>>続きを読む
原作未読なので、最初の1時間は頭がついていくのに必死で、難しい概念とか前提については後から解説を読んだ。後半のロッキーとグレイスの関係はとにかくグッとくる。こんな風に理解し合えるなんて希望すぎる。
声が聞き取りづらかったり、訛りで意味が分からなかったり、でもそんなことは全然関係がなかった。長くても長回しが全然気にならない、映像で見せるってこういうことなんだと教えてくれる映画で、まさにEUREK>>続きを読む
回想がほとんどを占めているとは思わなかったけど、これまで見たエドワードヤンの作品の中で一番テーマが好きだった。彼が死んでいようがいなかろうが、それは大した違いではない。意味や幸せというものは、そこに>>続きを読む
シルビアのいる街で、シルビアのいない今が続いていて。関係のない顔があり、意味を成さない音が響き、人も街も生きているんだって、映画をみてこんなに感じたことあったかな。
写真を撮る。動画に残す。今では当たり前のようにみんな簡単にしていることだけれど、この行為ってこんなにも愛おしいものだったんだね。最近はなんだか、誰かに見せるため、みたいな承認欲求を感じて苦手だったん>>続きを読む
「不可能は不可能です。可能になるまでは」と発したとき、それは可能になるまでの努力の話や、努力が正しく結果に繋げられる構造の話であった。「何も残せないことが怖いよりも悔しい」が、「何も残せなくたってい>>続きを読む
一作目が一番面白いけど二作目も面白い。「彼がいなければ、あなたも必要ない」って。本当そうかも。足りなさがなければ、欲しさもないのね。
ほとんどが回想で進むので、構造的としてはつまらなかった。蕎麦のシーンがとてもよかった。作るところから最高。
泣き叫ぶリズムに合わせて、声を合わせて、動きを合わせて、人に共鳴してるシーンが、どんなエログロよりも1番気持ち悪かったよ。