goさんの映画レビュー・感想・評価

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大きな家(2024年製作の映画)

3.8


変えられないものと、ともに生きていくということ。

無理に感動的にするのではなく、否定も肯定も同情もせず、ただ淡々とそこにあるものを映し続ける。何を撮るか、ではなく、何を撮らない選択をするか。児童養
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独裁者(1940年製作の映画)

4.0


チャップリン初のトーキー映画でこの演説を書いたのがすごい。言葉がなくてもあれだけ面白いものを作る人が、言葉を持つとこんなにパワーがあるんだ。「神の国は人々の中にある」

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.3


「僕は大丈夫じゃない。それは当然の反応だ」

とてもよかった。ジェシーとジョニーの関係性ももちろん、合間に挟まれる子供たちのインタビューで語られる言葉たちもよかった。

わたしはまだまだ大人になった
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.8


グルーピーとバンドエイドの違いは正直感覚的に掴めなくて、、ただともかく、今の自分にはペニーの痛みがとてもよく分かる。どうして愛してもらえない?というのも。こういう仕事のひとを愛するということ。心の底
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逢びき(1945年製作の映画)

3.4


いつか過ぎるわ
この苦しみも切なさも
耐えなくては
幸せも絶望も永久には続かない
人生だってそう
忘れ去る時が来るはず
愚かだったと思える時がきっと…
いいえ、それは嫌だわ
全てを覚えていたい
一瞬
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.9


色褪せない名作。

幼少期から、兄として、息子として、社長として、責任を負うことで自らの夢を叶えられなかったジョージ。様々な困難を抱えながらもなんとか乗り越えてきたが、ついに絶望の出来事が起こる。「
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.6


自らに差し出された手を握り返すことさえも、本当に難しくて怖いことだけれど、その手の存在には気付ける人間になりたい。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.9


叶わないものに焦がれる苦しみ、リドを出ようとしても戻ってしまう意志の弱さ、他の人で埋めようとする虚しさ、美しく見せようとした結果醜くなってしまう哀しさ。狂おしい嫉妬があっても、踏み込める立場にもいな
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街の灯(1931年製作の映画)

4.5


あーおもしろかった。本当に素敵だった。名作すぎる。うまくいくことばかりではないけれど、それでもやっぱり誰かを想って、一生懸命でいたいな。あと、笑いも忘れずに。

バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

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泣くなんて思ったら大間違いよって言いながらボロボロ泣いてたり、良かれと思ってしたことで怒鳴られて顔見れず下向いてスカーフをいじいじしちゃったりが、なんか不器用でかわいかった

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.5


今の時期にもぴったりだし、今の私にもぴったりな映画だった!

時々、私は考える(2023年製作の映画)

3.4


最悪な週末の終わりに。とんでもなく嫌なことが続いて、自分に対しても自己嫌悪と、相手に対しての期待の分の失望や、とにかく情けなくて苦しくて、死んでしまいたいと思うくらいどうしようもない夜に。そんな日だ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.4


いまを生きているつもりだったのに、急に未来のこと考えちゃってこわくなったし、わたしこのままどうなっていくのかすごく考えてしまった

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

5.0


5時間も集中していられるかな、眠くならないかなって心配してたけど、そんな心配全くいらなかった。ほんとにあと倍あっても観れる。なんで?なんでこんなにも面白い映画を作れるの?

内容は少しドライブマイカ
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アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

4.1


2話で声あげて笑い、3話はちょっとわかる気がしてせつなくなった。寂しいのは幸せだったから。そう思うと少しうれしいね。

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.3


ぎゅっとぎゅっとたいせつに抱きしめていたい作品。たとえ離れ離れになってしまっても、他の誰かと別の人生を歩み始めてしまっても、過去の嬉しかったことも楽しかったことも幸せも、心が、体が、ずっと覚えている
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本心(2024年製作の映画)

3.6


石井裕也、そろそろ貧困と格差をテーマに、闇バイトの映画撮るだろうなって思ってたらこれでした。

というのは置いといて、三好さんもVFというオチを想像してたけど違った。VFは本人を取り込んでいるのかも
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.8


自らの正義を主張するために、声を上げる。楽なほうに流されないように、「仕方ない」で済まさないために。間違っていること、おかしいと思うことには、従うだけではなくNO!ときちんと発するべきだ。同世代たち
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ルート29(2024年製作の映画)

2.5


画面の構図の作り方は好きだったし、途中まではなんだかいい気分で見れていたのだけれど、、うーん

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.3


偽名でも賞を取れてしまうほどの才能がすごい。
アーレンハードの生き方もかっこいい。

ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.5


照明が良かった。最初のシーンで、きっとずっと想い続けていたのであろうリチャードに逢えたマッケナの表情が一番泣ける。

(2022年製作の映画)

4.5


自分でもびっくりだけど、ボロボロ泣いた。気持ち悪くて、切なくて、悲しくて、バカみたいで。誰かを愛したくて、誰かに愛されたくて、きっとその誰かはただならぬ一人の穴埋めでしかないけれど、愛し方も愛され方
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.0


名作。3時間まったく飽きさせない凄さ。
あまりにも美し過ぎる。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.4


こわくて悲しくて泣けてきた。わたしはわたしになりたいだけなのに、わたしがわからない。だいすきなあなたにはあなたのままでいて欲しい。この気持ちが膨らんで憎悪の塊になってしまって、裏切られたとしか言いよ
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.4


「私が悲しいのは私のせい」
わたしもわたしと同い年の時の親に会ってみたくなった、会ったら何を話そうか、何を聞こうかって考えながら見てた。将来の夢は聞いてみたいな。
きちんとさよならを言えること、今度
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

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当時のアメリカの社会背景を知らないと全然飲み込めない。ある程度調べてから見た方がよいかも。