Lewisさんの映画レビュー・感想・評価

Lewis

Lewis

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

BGMはリズミカルにミットを打つ音、そして呼吸、ステップの擦れる音。

排他的で苛立っつ女が、ゆっくりと殻を溶かしていく。そんな映画だった。

地雷を踏んだらサヨウナラ(1999年製作の映画)

3.6

飄々として、子どもに人気のタイゾー。

彼がここまでアンコールワットに執着したのはなぜ。

明日死ぬとしたら何をしたい?俺はアンコールワットに行きたい。この覚悟が彼の動力になっていたのだろうが…

>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

よくわかんなかった、の一言。

君たちはどう生きるか、それ以上でも、それ以下でもない。答えは視聴者の中にある。

だから、CMも作らなかったんじゃなく、作れなかったのでは。

宮崎駿の哲学、美学が2時
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.1

シーンの足し算と引き算の連続。すごいセンス。この重たい作品に、怪物だーれだというポスターをつけちゃうあたりも。

この二人の子役あっての作品!と思えるほどの存在感だし、子役をみてから作品のキャラクター
>>続きを読む

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

4.3

次元、五エ門の決着の付け方を見た後の
不二子のオチが際立つね。

女は優しくて冷静、容赦ない。
そうして男を救うのね。

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.7

五エ門の肉削がれた時にはヒィッとなる。

不二子は早々に離脱するが、ルパンと五エ門が最後まで五エ門の修行をコメント挟みながら見てるのがクスッと笑える。

ルパンはいつだって男の子の味方。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.9

お前がどれだけ軽い銃を使おうが
知ったこっちゃないが

俺に言わせれば
ロマンに欠ける

ストーリーは、
いちいちカッコつける台詞を
味わうための壮大なフリ。

哀愁と渋みと、不二子のちょいエロととも
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

井上雄彦様、ありがとうございます!!!
子どもの頃、漫画とアニメを夢中になって観てたけど、大人になってこんな風に映画で観れるとは思ってなくて。どこをどう映画化するの?と何も情報を入れずに観ました。
>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

吹替で観ました。音楽の力で、泣けちゃう不思議。ライブ感がとっても良かったです。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.5

ストーリーに深みはないけど、音楽がいいのと、ストップモーションアニメってことで感心しながら観れる。ジャック表情豊かで可愛い。

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

休憩ポイント無しで、緊張感MAXのまま走り抜けました。面白かったー!
個人が起こす戦争でした。ド派手アクション見応えあり。
最後はポップな音楽とともに殺しが行われてて、ちょっとキングスマンっぽい。
>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

2.9

どんな気持ちで観ればいいのかわかんないー。普通のOLが良いと言っていたナオの闘うモチベーションって何?

綺麗な女の子と可愛い女の子の喧嘩する姿って、需要あるのかなー。

喧嘩で勝ったけど、恋に負けた
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

きゅんきゅん通り越して、胸熱!!
シビれた〜。伝説をみた。
トム様ありがとう。映画の神様。

不要なパート、無駄なセリフがなかった。完璧だ。しばらく余韻で生きていけます。

一番好きなシーンは、
序盤
>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.7

前作より登場人物が少なかったので、ちゃんと主役が目立ってた。そして、岡田くんのアクションはほんとすごい。

今更だけど、ミサキちゃんはあんなガリガリじゃなくて、ちょっとぽっちゃりなくらいの豊満な女性を
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.8

受容過程を丁寧に描いた作品。
ラストの表情を見るための壮大なフリ。

ルーがもっと病的に依存してると思った。ちゃんと考えて、行動してた。健康的な彼女を持ててよかった。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

円熟味のある二人の演技。当事者の混乱、不安を感じさせてくれる作品。

ビューティフルマインドを思い出した。
認知ができる側ばかりの見方ではなく、認知できない側の世界を知ることの大切さ。

厄介者として
>>続きを読む

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.2

ヒリヒリするー!
なんでこんなに短気なん。怖いよ。

毎朝のルーティン。
タバコを買う白人と、
グリーンスムージーを買う黒人。
常に対比的に描かれる二人。

幼馴染といいながら、そこには圧倒的な壁があ
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

ちょうどいい!
少女と老人の出会い。
全盛期に死線を共にしたであろう旧友との久しぶりの会話。
同僚との何気ないやりとり。

最小限のカットで関係性を想像させてくれる。これくらいでいいよねー。

無駄が
>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

おじさまかっこいい。
終わるために作られた作品。
お疲れ様でした。

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

チクタク。焦りと、プレッシャーが、天才を追い込んでいく。
彼の人生をかけて、名作に繋がっていくんだな。またレントが観たくなる。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.9

アニメ、スペシャル、外伝、そして、この映画でクライマックスへ。
ドル箱だよなーと思ってた。スペシャルや外伝のような良作の短編をいくらでも作れるんじゃないかと思っていたけれども、映画で終わりを告げていた
>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

生きることを問いかける男臭いイカれた映画でした!
ヘレナボナムカーターががっつりヒロインの映画初めて観た気がする。

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.7

フェミニンと暴力はリュックベッソンの十八番。最後に女を愛した男がテーブルを挟むシーンもニキータの踏襲。二番煎じかなーと思っていたけど、本作は、男に導かれ使われた女、の構図から、その先にラスボスの存在へ>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.7

見た目気持ち悪いし、同じような展開が長く続くしで、飽きてきちゃって挫折。けど、何も考えずにぼーっと観れるから、やや中毒性があってまたみる。を繰り返して、やっと最後までみた。
最後の地獄の三鬼神のところ
>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

-

ミュージカル映画大好きなのにハマらなかった。ヒスパニック系移民の苦悩に気持ちを馳せることが難しいので、物語の抑揚に興味が湧かない。
そして、肝心の音楽が頭に残らない。

ミュージカル『レント』と何とな
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

観てて辛かった…ずっと危うくてハラハラするし、幸せになってほしいのに。
誰も得しない復讐劇は観客へのメッセージ。

重たい内容を、ポップなファッションと音楽でエンターテイメントに仕上げてる。映画の力を
>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

-

ヨシヒコのように1話完結のドラマ(60分)なら観れるかなと思うけど、2時間は長かった。途中で離脱。銀魂は観れたのになぁ…残念。

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

-

なんでだろう。主役二人とも好きなのに、私が求める役柄と微妙にずれてて、笑いのツボも微妙にズレてて、最後まで観れなかった。うーん。厚かましすぎるからかな。

レベル・ウィルソンのピッチパーフェクトのエイ
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.2

スタイリッシュで美しくて、UKロックが響いててとっても楽しめた。ドキドキ、ワクワク、スカッとする眼福映画。

僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.8

親に恵まれなかった場合、憧れの存在、と思える人と触れ合えるかどうかだよなぁ。そんな映画。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.7

潜水服は、過去へのタイムマシン。
短いのによく考えられた世界観。

素敵な音楽と柔らかい絵のタッチにほっこりする。

>|