KOZZさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

KOZZ

KOZZ

映画(607)
ドラマ(56)
アニメ(0)

さがす(2022年製作の映画)

3.9

佐藤二朗の演技も然ることながら、伊東蒼ちゃんの演技が本当に天才的。
表情から台詞から、目が離せなかった。

きっちり伏線が張られていて
きっちり回収していく展開と
テンポよく進むストーリーが絶妙。
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.9

「男でも女でもどっちでもいい」という沖田監督の選択肢とキャスティングが秀逸。

くすっと笑えて
ほっこりして
心に温かくて

さかなくんの人柄が周りをそう動かしているんだなと。

我が家も横並び教育を
>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

すごく腑に落ちるという言い方が合っているのかは分からないけど、大恋愛でもドラマチックでもないけれど、誰しも恋愛経験の中で経験したことのあるリアルさが丁度いい。

少し棒読み演技な池松くんと、伊藤沙莉の
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

白石監督✕高田亮✕阿部サダヲの怪演。

ところどころに散りばめられる「選択肢」とその選択肢による「責任の所在」

ところどころ突っ込みたくなる部分と
最後はちょっと納得行かない展開だけど
阿部サダヲの
>>続きを読む

オン・ザ・カム・アップ(2022年製作の映画)

3.5

わぁぁぁぁ!!
序盤からMethがしれーっと登場して超テンション上がったー!!

歴代ラッパー達へのオマージュも含めたリリックも多々あり、HIP HOP好きはリリックも要チェック。
「That's w
>>続きを読む

罪の後(2022年製作の映画)

3.4

恐らく初めての台湾映画。
クオリティーも高く、視聴者を欺く様に2転3転する展開はとても引き込まれたが、その反面所々に詰めの甘さを感じる部分も…。

疑惑から始まった罪と、その後の真実。

少年の君(2019年製作の映画)

4.8

私の稚拙な一言では語れない作品。
幾度となく嗚咽を漏らしてしまった。

過度ないじめ問題に
受験問題
更に貧困問題
が背景となっており、子供の心の拠り所が一番の問題提議とされている気がした。

台詞少
>>続きを読む

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.5

結末に至るまでは大分端折った感が否めないけれど、息子が死んでしまう前に出来ることもあったのに…とつい考えてしまう。

死んでから知る息子の事実。
周りに愛され、心からママを愛していた息子。

ただ、死
>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

2.9

もう25年ほど前に読了した大好きな帚木蓬生作品。

綾野剛じゃなかったし
小松菜奈じゃなかった
鶴瓶だけが唯一の適役。

なんでもかんでも映画化して
売れてる俳優を使えばいいってもんじゃない。

ザ・ゲーム(2008年製作の映画)

3.1

ストーリーとしてはとても面白いけれど、矛盾や詰めのが甘い部分が目立った。
最後の展開には、伏線が少し足りなすぎた。

一言でいうと「色々勿体無い」

フォー・グッド・デイズ/母と娘の4日間 ~あなたを守るために~(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画だからまだ観られるものの、実際世界中では深刻な問題である薬物依存。

どうしても母親目線で見てしまうので、愛する娘を助けてあげたい、信用したいけれど、信用できないという気持ちがとにかくもどかしくて
>>続きを読む

アンノウン(2011年製作の映画)

3.7

自分が何者で
誰を信じていいのか
何を信じていいのか分からない世界
序盤はサスペンス寄り。

からの、2転3転しすぎて全然先の展開が読めなかったけれど、よく作り込まれた設定でサスペンス要素もアクション
>>続きを読む

永遠の片想い(2003年製作の映画)

3.8

The韓国作品の代表的な展開にも関わらず、気がついたら沢山伏線も張られており、見事に裏切られた。

もう20年前の作品なのに、ソン・イェジンが全く変わらないから驚き。

恋も友情も青春にとっては必要。
>>続きを読む

九月の恋と出会うまで(2019年製作の映画)

2.8

タイムループや時空系は何度見てもやっぱり苦手…

原作がマンガということなので、観たあとに「やっちゃったな…」感が否めなかった。
マンガで読んだほうがきっと分かりやすかった気がする。

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.2

この場面で発するであろう台詞がなかったり
夫婦の関係性の違和感だったり
作品全体に漂う不調和音。

朝から観るような映画ではなかった。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

Chubb rockのメモにNASのTシャツ
Big LにTribeにPharcyde…。

私も同年代の頃(しかも90's)スティーヴィーが憧れた世界に強く憧れた。
同じ視点からこの世界観を体感でき
>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.3

娘の視点から描いている父と娘のハートフルストーリーを想像したら、まさかの父視点からの痴呆症追体験で、時空の歪みや登場人物の入れ替わり、事実と異なる現実世界、巻き戻される時間…。
率直に老いに対する「恐
>>続きを読む

ファタール/悪い女(2020年製作の映画)

2.7

想像した伏線に
想像した展開に
想像した結末。

それ以上でもそれ以下でもなかった…。

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

3.0

中盤まではとても興味深いストーリー&設定だったのに、特に凝った展開もなく、そっちじゃない方向転換に戸惑う。

中盤以降〜結末が違うだけでもっと深みのあるストーリーに出来たのではないかな…と。

また、
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

もう出だしの「世の中の理不尽説」に終始「分かる!分かるよ!!」と画面に向かってうんうん…と頷くばかり。

こういうところが坂本さん脚本の醍醐味。
(確か「スイッチ」も似たような理不尽説ありで同じ気持ち
>>続きを読む

追憶(2017年製作の映画)

3.4

あえて映画にせずとも、2時間ドラマ枠でも良かったのかも…

小栗旬って、都会でスカしてる役より、こういう田舎の昔ちょっとやんちゃしてました土方役がすごく似合う。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.2

戦争が生んだ悲劇。

あまりの衝撃展開で、見終わったあともう一度伏線を拾いに巻き戻る…。

地域名や名前に慣れがない為中盤まではなかなか記憶に留める事が難しい。

母の遺言を聞いてしまった以上、みんな
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

-

村上春樹ワールド全開。
小説は小説であるからいいもので、具現化すると非現実的すぎて、もはや車中の会話なんか恐怖感すら感じる。

劇中劇も抽象的過ぎて理解が追いつなかった。
私の稚拙な感性の問題なのか
>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.5

題材は現実的な社会問題だけれど、映画としても素晴らしく、この作品に出会えて良かったと思える1本。

幸せな家族の姿と理不尽な現実に心がえぐられる。

映画を観る意味ってこういうこと。

監督、脚本、主
>>続きを読む

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.3

実話を元にした話なだけあって、これといった深みやオチはなし。
動機も不明なので観たあとに少しモヤモヤが残る。

映画としては、もう少し脚色があっても良かったかも。

病院の闇は深い…。

星の子(2020年製作の映画)

3.3

外部から救おうとする手と
内部から見るその世界観の温度差

守りたいものがあって、誰かに助けを乞う事が宗教入信のきっかけだとはよく聞くけれど、子を想うが故の結論は所詮他人が責められる部分ではないなと。
>>続きを読む

記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

2.0

全体的に内容も演技もぺらっぺらに薄かったちょっと残念作品。

性犯罪の多さと
自己中心的過ぎる考え方にげんなり。

婚約者がいるっていうのに、幼馴染との距離感もちょっと気持ち悪い。

山田くんは笑顔の
>>続きを読む

ファミリー・クライム –ある家族の過ち–(2020年製作の映画)

3.1

展開自体は何となく読めてしまったけれど、序盤は2つの裁判シーンに多少混乱。

バカ息子と
それを庇い続けるバカ親ストーリー。

それでもきちんと理性はあったのねという、特にひねりはない話。

Two(2021年製作の映画)

2.3

SAW的設定はとても面白いはずなのに、その体勢無理よね?と都度心のなかで突っ込んでしまう稚拙さ…。

テーマが結合性双生児というなんともな作品。

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.0

恐らくこれは小説で読むべきストーリー。

2転3転するストーリーの割には、中だるみも多く感じ途中で飽きてしまった。

ちょっと藤原竜也の演技がクドいかな…。

食われる家族(2019年製作の映画)

3.2

既視感があるなぁと思っていたらやっぱり視聴済み。
途中まで観てしまったので最後まで観たけれど、「あぁ…だからあまり印象に残らなかったんだ」。

前半はサスペンス的にも展開的にもとても期待が持てるのに、
>>続きを読む

ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.3

警察もずさんだし
胡散臭い人ばかりだし

さくっと楽しめるサスペンスなんだけど、とにかく描写が粗いw

総評:クロアチアの景色がキレイ。

ル・パシヤント -ある患者の記憶-(2022年製作の映画)

2.5

予想に近い展開ではあったものの、きちんと伏線回収されず、謎も沢山残ったまま…。