lqpnlさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

この映画観に行った日もちょうど雨だったな。
ティモシーとエルが共演するなんて観ないはずないと思い映画館まで行ったけれど、まあ良くも悪くもウディアレンだなーと。
最初70年代かなんかの話か?と思うくらい
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

ほんとにタイムスリップしちゃうところには驚いたけれど、麗しき1920年代のパリ。美しすぎるマリオンコティヤール。その時代の著名人たちにもわくわく。

過去に想いを馳せるのが逃避なら、とても前向きなラス
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

韓国の格差社会を軽いコメディタッチでテンポよく描くもんだから、重苦しいテーマにもかかわらず笑いながら観れる。

けれど、スクリーンからは臭うはずもない半地下の「臭い」本当に匂い立つようで後からじわじわ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

グレタ的若草物語さいこう。
冒頭のジョーの街中失踪シーンからもうすでにグレタらしさが愛しい。

4人姉妹と母、それぞれの生き方と葛藤、全員に共感するし涙する。
とりわけジョーの「結婚だけが女の幸せじゃ
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真珠のボタン(2015年製作の映画)

3.8

チリの最南端、パタゴニア。
映し出される美しい自然と、先住民インディオへの侵食、虐殺の目を覆いたくなる歴史の対比。
ジェミーボタンが、真珠のボタンと引き換えに失ったもの。
水には記憶があって、水はそれ
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.4

cube思い出した懐かしい。
テンポ良く見れてなかなか面白かったかな。1万ドルじゃ割りに合わないわ。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

1996年アトランタオリンピックで盛り上がる最中に起きた爆破テロ事件という実話に基づいたお話。

警察やFBIといった国家権力やマスメディアの恐ろしさくだらなさ。何の疑いもなくそれを鵜呑みにして弱者を
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長いお別れ(2019年製作の映画)

3.8

「長いお別れ」
アルツハイマーで色んなことをゆっくり忘れていく、言い得て妙な表現。
山崎努の存在感と松原智恵子の可愛さ深い愛情が素晴らしくて、メタリックの三角帽子に静かな家族愛を感じて涙が出る。

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ストレイ 悲しみの化身(2019年製作の映画)

3.0

人間の喪失感に入り込む悪魔。
ロシアンホラーああ陰鬱。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

オバマが大統領に就任してもなお人種差別問題が蔓延るアメリカ社会。
社会風刺をエンターテイメントとして投げかける、その形がとても衝撃的で面白い。

監督のジョーダンピールはコメディアン出身だそうで、真夜
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

1966年のルマン24時間耐久レースで、王者フェラーリに挑むフォードの男たちの実話。

素晴らしいマシーンや忠実に再現されたルマンのコース、物凄い迫力のレースシーンは言わずもがな、その隙間に垣間見える
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

もうちょっと笑えるかなーと思って観てみたけど、うーん、相変わらずの三谷ワールドは面白かったけれど。
中井貴一の演技はさすが。

有働由美子最後声で気付くまでわからなかった。

ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪(2015年製作の映画)

3.6

グッゲンハイム家の反逆児、ペギーグッゲンハイムという1人の女性の生き様。
デュシャンと交流があったり、コクトーやカンディンスキー、ポロックのパトロンでもあった彼女は、その独特の審美眼で20世紀を代表す
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マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!(2017年製作の映画)

3.6

誰もが憧れる60sのスウィンギンロンドン。ストーンズやビートルズ、ザフー、デヴィッドボウイ、ツィギー、サスーン、そしてマリアンヌフェイスフルあの時代を象徴するアイコンたちのコラージュ。こういうの意外に>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

壮大な映像とブラピは良かったけれど。それだけかなーと。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.3

「騙されないように、自分で真実を探そうと思った」と幼少の頃にそう決めた、“パンクの申し子”ヴィヴィアンウエストウッド。

おそらく自分の信念を死ぬまで曲げずに貫き通す人なんだろうなと。そんな生き方相当
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

3.8

天才マックイーンの、40年という短くも壮絶な生き様。周りの人たちへ捧げる愛の深さと、心の底で抱える孤独、そのコントラストが美しい闇となって作り出されるクチュール。
それはまさしく芸術作品。「感情」でし
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

リンカーンの奴隷解放宣言から約100年経つ1962年、未だなくならない人種差別がはびこるアメリカ社会。そんな中出会う粗野なイタリア系白人トニーと、インテリ黒人ピアニストのドク。まるで正反対の2人が少し>>続きを読む

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.8

ベルエポックのパリの街。ミシェルオスロの美しい美しい写真とアニメーションの融合された世界にうっとり。

あの時代のパリの著名人たち(総勢100名以上だそう)を見つけるのも興奮!
ムーランルージュのカン
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タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)

3.6

Amazonプライムでやっと観れた嬉しい!

誰もが共感できうるような等身大のリアルさ、駄目なところも格好悪いところも醜いところも全てを晒すことができるレナダナムがやっぱり好きだ。

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.0

とにかくチャッキーがブサイクでなんだかなあと。
イットの製作陣が作ったらどこかコメディになっちゃうのか。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

もしもビートルズがこの世に存在していなかったら、という設定はとても面白かった。
ストーリー自体は王道かなという感じだけど、ビートルズの曲の偉大さを改めて突き付けられる。the long and win
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We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

3.5

マルタンマルジェラと、共同設立者であるジェニーメイレンス、マルタンの才能に惹きつけられた様々なスタッフ(私たち)が作り上げた「メゾンマルタンマルジェラ」の創設から売却されるまでのお話。

ジェニーやス
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

去年飛行機の中で見たがほぼ寝てしまってたので、帰国後再見。

ゴジラシリーズを1作もちゃんと見たことがなかったけれど、キャラが有名すぎて私でも分かる。そして映像にはただただ圧巻。さすがアメリカ。
きっ
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.2

おじいちゃんはおじいちゃんでしかないことに笑える。
吊り橋マンドリルのスリル。
映像は相変わらず綺麗だなーと。

これまた続編作る気だよなきっと。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

オギー中心のそこからだけの視点の物語かと思いきや、オギーを取り囲む周りの人たちの内面にも切り込みその人間性と関係性にさらに深みを増す。
人を労われ、みんな闘っている。その通り、一面だけではわからないこ
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ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ(2011年製作の映画)

3.5

チャールズ&レイ・イームズ
インテリア好きなら知らない人はいないであろうアメリカを代表する夫婦デザイナーのドキュメンタリー。(視点はレイ寄りな気がする)

実用性と美しさ、仕事も最大限に遊び尽くすユー
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.8

夏の日差しが反射する緑がアスファルトが美しいパリの街並みが、突如起こる悲劇と飲み込まれる人たちの悲しみを浮き彫りにする。

淡々と映すカメラワークがなんだかドキュメンタリーのようで、ドッチボール?して
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リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.4

予想より面白かった!
ゾンビもグロいんだけどウォーキングデッドに比べたら可愛らしいな。

ハンソンの追っかけてのに懐かしすぎて笑う。ルピタニョンゴ美しい。

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.5

80年代ぽいチープで軽い感じでゆるく終わるのかと思いきや。前半と後半のコントラストに衝撃。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

誰もが知っているであろうミュージシャン、エルトンジョンの半生をミュージカルで。
有名な曲を知っている程度だったので、こんな壮絶な人生を見せつけられるとはとたじろぐ。

人に愛されるためにはまず自分を愛
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