カイルさんの映画レビュー・感想・評価

カイル

カイル

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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

ホラー映画というよりか、普通に嫌な映画作るの上手いな〜という気持ちになった

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.7

宗教的世界や信仰を前提としたタイプのフォークホラーではなく、体系化された教義よりも前の自然と人間の関係性とか、エゴとかを主題においたもので、どちらかというと説話のイメージに近い。「フォークホラー」とい>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.8

反抗が答えだぜ!といういかにも学生ドラマっぽい青臭くてちょっと馬鹿げた終わり方が逆にいいと思う、だれでも多少抗いたいものあるよな〜。また話せる?のくだりはよかった

イノセンス(2004年製作の映画)

4.0

映像カッケ〜 街の描写がいい 相変わらず文学引用しまくるあたりもオタクを刺激していいと思います

永遠に愛して(2016年製作の映画)

3.8

ちょっとティム・バートンっぽさが漂う短編作品。耽美的。心臓の色。

(2017年製作の映画)

3.3

ほんとうに数年会ってなかった元恋人の間にあるやるせない距離をリアルに感じる。再会を機に不遜な関係になるメロドラマ的展開は現実世界では人伝に聞いたことはあっても実体験としてはそうそう起こり得ないね。あま>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

愛と夢。あるときはそれを形作り叶え、またあるときはそれを打ち壊して挫くもの、円(YEN)について。

ホワイト・ガール(2016年製作の映画)

3.1

ドラッグ!セックス!バイオレンス!ではあるものの、出てくるジャンキーがみんなダサいので微妙。若者特有の感情についても心理描写が浅いせいでどうにも薄く感じてしまうし。ラストシーン入るまで、え〜そうなんの>>続きを読む

エモ・ザ・ミュージカル(2016年製作の映画)

3.0

冒頭でナードオタク特有の偽装鬱が炸裂していて興奮したのに、エモが更生してしまったので減点。でもイエスはエモだったかもしれないのは良かったから加点。

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

4.2

アルコール・タバコ・ドラッグ・セックス、不良少女グループとつるみながら''大人''の経験を積んでいくなかで変態していく肉体。副流煙キスとMDMAオレンジジュースがツボだった。そこそこあっけない終わり方>>続きを読む

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.7

恐ろしい。何よりも恐ろしいのはこれが卒業制作のショートフィルムだということ。

台北に舞う雪(2009年製作の映画)

3.4

映像は美しめ。田舎の原風景みたいなものを感じる。内容は至って普通のラブロマンスだけどあんまスッキリしない。脚本的なよさというよりただ映像美を楽しむ感じ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

大学の先生のおすすめで鑑賞。話題作ということもあり、ミッドランドの席が9割以上埋まっていた。

コメディな前半部からシリアスな後半部へと坂道を転げ落ちるように突っ込んでいく様子が、高台から半地下へと降
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悲愁(1979年製作の映画)

4.3

これは面白い。うっすらミステリ要素もあるしある程度感動できる要素もあって良い映画だった。アンチハリウッドのシニカルなネタも入っていて良かったです。

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.7

アデラインが美しくてよい。普通にいい話だと思うけど、着地点のご都合主義感が先に見たビューティーインサイドより強かったので0.1下げました。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.8

「目覚めたら顔が変わるのにパスポート取れたのか?」という意見を聞いて、たしかに、となったが、その辺を気にしなければいい映画だと思う。まあ設定を大事にしてる感じなんだから最後で投げ出すなや、という意見な>>続きを読む

みちていく(2014年製作の映画)

3.5

スローに進むタイプの映画。青臭く鬱屈としていていいと思います。演技がめっちゃ下手くそだけど、その辺も途中から中学生日記みたいな気持ちになり、オッケーだった。いやらしい話かと思ったら正統派青春鬱物語で良>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.7

バイオレンス度合いが素晴らしい。容赦なく人が死ぬ。ドラッグと暴力、セックスで話が回るからマフィア映画おもしろい。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

画面はめちゃ綺麗で音楽もいい
愛 差別批判 メッセージ性は強い
でも別にそんなにだった

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.8

これはマジでめっちゃおもしろかった
ネタバレ以外書けないし本当に観た方がいい

この前観たSE7ENが作中に出てきてウケた
DVDに入ってる別エンディング おもろい

セブン(1995年製作の映画)

3.0

オチが予想できる 本当に思った通りの結末すぎて楽しめなかった 誰がみても結末が分かりそうな印象 犯人の殺人動機もぼんやりしてしまって残念… でも単純なクライムサスペンス観たい時には良いと思うしカメラワ>>続きを読む

殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

4.1

個人的にはめちゃくちゃ面白かった。かなり振り回されるサスペンス。振り回される系が好きなら合うと思う。論理的な繋がりを重視するタイプには合わないかもしれない。記憶障害(アルツハイマー)を持つ"信用できな>>続きを読む

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.7

何も難しいこと考えなくても観れる。

個人的にはマイク・タイソン戦よりも詠春拳同士の戦いが断然よかった。継承というよりは正統の話だと思う。李小龍への詠春拳継承は雑に流されてたし。

カンフー映画は気楽
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セッション(2014年製作の映画)

3.8

観たのは去年だけど、最近この映画について考えることがあったので。

この映画において、とても重要だと思っていることが一つある。それは、映画の中で描かれる「音楽」というのは、あくまで「フレッチャーにとっ
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.2

頽廃的なロリータ映画。映像も美しい。

純真なヴィオレッタが化粧を重ねるにつれて徐々に蝕まれ壊れていく。娼婦のような不相応なメイクと洋服を身に纏って「大人だから」と学校に通わず煙草を蒸すヴィオレッタに
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