盆暗さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

盆暗

盆暗

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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.2

すっっっごく面白かった
面白いものを作り出すということもまた面白いのはこの世界の良いところ
単に映画音楽という世界に限らず複数人での創作の素晴らしさを描いてる物語としての価値もあったと感じる

あんま
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はちどり(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

いくつかの独立した感覚が合わさっているので丁寧に取り上げてみる

- 家庭内の怒声や家族の不仲を小さいときに察知したときの嫌な気分が蘇った、やっぱり苦手だなって思った
- 悪いことをし、知らない人に怒
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アグネスと幸せのパズル(2018年製作の映画)

3.5

人の生活と苦悩とそれとの対峙を描いている作品はどれも好き
もっとピュアにパズルが好きな主婦の話かと思ったけどパズルはあくまできっかけに過ぎず実際にはより一般的な問題と関わっていく
アグネスが一瞬煙草を
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと同じ日っていうのは描き方が面白かった、そしてせつなーーーーーい
みんなにはみんなの人生があるねって思った

欲を言えばエマが亡くなってからをもう少し時間取って描いてほしかった、酒浸りで自暴自棄に
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

僕はルークや母親の立場に感情移入せずにはいられなかった
主人公は社会と折り合いを付けるのが苦手だけど周囲の人間からは理解もされていた
一方でルークや母親は周りの人(ルークにとっては他の学生、母親にとっ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

元気でた、お腹空いた
僕の隣にも陽気な相棒がいたら楽しく過ごせるのかもって思った

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

貧困が断絶や犯罪や短絡的な判断や死を呼び込むのはなかなか厳しい
僕があそこにいたら何か出来ることはあったのかなあって考えながらエンドロールを観た
たくさんの人がそれぞれの立場でギリギリに過ごしている様
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音楽(2019年製作の映画)

3.4

終始シュールでウケました
古武術のライブの暴力的な演奏はこの映画の中で唯一シリアスで良かった気がする(オチはふざけてたんじゃないかと思うけど)

三人には次も飽きたりしながら面白いことやってほしいね

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.2

テンポ良くわちゃわちゃしてて面白かった
悪友(?)たちの行動原理に一貫性が無かった気がして、「あれ?お前悪いやつなの?」とか「あれ?味方するの?」とか後半思ってたんだけどなんか描写を見逃したかな😇

ウンギョ 青い蜜(2012年製作の映画)

2.7

うーん、なんとなくポスターに惹かれて観てみたが...
展開がピンと来なかった、作業しながら観たのが悪いのかも

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

2.0

印象に残る映画体験だった。スコアが低いのはまじでよくわかんなかったから。

パラサイトよりも画面から臭さが伝わってきて、そこがすごく良かったと思っている。やっぱり汚くて臭そうなものを直接的に描くのがス
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはあまりピンと来なかった。以下理由として考えられるもの。

- ストーリーは平易に感じた。戦場の色々な側面を描きたいという目的があり、そのために主人公たちがおつかいをさせられてるような印象を受
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.6

めっっっちゃ泣いた。とにかく泣いた記憶しかない。元気ある時でないと見れないな。

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.6

面白い作家のエッセイ読んでるみたいな気分で楽しく見れた。終盤は熱い展開もあるしよかったと思う。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、その終わり方をするのかという感想。

2時間かけて描いてきた映画全部が夢オチになるというか、エンディングのその後にもう一度夢から覚めてもう一段外側の世界で意識を持つことだってあり得えると観客は
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.8

面白かった記憶があるんだけど、今観ると感想が変わりそう。なのでもう一度観たい。メモ。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.8

疾走感のある面白アホ映画、また観たいと思った。
また観たい気持ちを忘れないようにメモしておく。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

前に観たことを思い出したので感想を。

宇宙に関連する映画はなるべく観るようにしている。ゼログラビティ辺りからは世間の流行りもあってか目を引く作品が多く、面白いものもかなりあった印象。

それらに対し
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.8

そういえば大好きな映画なのに感想を記録しておくのを忘れていた。

映画館で4回観て、アマプラで1回観た。

まず冒頭でコロンビアの自由の女神像にノイズが入りアメコミっぽくなるところで完全に負けを覚悟す
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

かなり面白くて、すごく興奮した。

宇宙行ったり時間越えたりスケールの大きい SF がありふれた昨今、地上を車が走るような話でハラハラドキドキすることなんて無いだろうと思っていた。観て、反省した。
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

悲しい話だった。

終始演出から悲壮感はあまり感じられず、綺麗に、時にコミカルに、しっとりと話が進んでいく。
一方で、ナチに影響された少年たちが(僕たちから見ると)危うげなバランスで物事を捉えている様
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ブラックコメディと書くと聞こえはいいけどそこに生ぬるくて下品な要素は感じられず。
話を進める中で登場人物と作品全体にまとわりつく狂気を丁寧に育てていたな、と思った。
今まで似た要素を持つ映画を観たこと
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クレイマークレイマー的な話で大筋ではまあ世の中にありふれた話だと思う

アダムドライバーが腕を切っちゃうシーン辺りからのしばらくの流れが好きだった。まず腕切っちゃうシーンはかなりウケたし、その後疲労か
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

9の感想でもあり7-9の感想でもあるんだけれどもスターウォーズは輪廻の話だなあ、長いなあと思ってしまった
とはいえちゃんと終わったので良かった

最後のシーンはレイ・パルパティーンと言っても良かった気
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

綺麗にアーサーからジョーカーの変化を描いていて、前後のストーリーとの整合性はともかく、いい話だったと思う
社会に対して何かを訴えかけるような映画ではないと思った、概ね現代を描いているようで微妙に異なる
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前半冒険シーンが多くてちょっと飽きた
終盤アナの自立のシーンで見た彼女の強さに感動した
エルサが母に会ったシーンはぐっと来たのだが、あの場にアナがいれなかったことが未だにもやもやしている

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

僕だったら迷わずバリバリ仕事の方を取りたいです。いやでも奥さん可愛かった....。

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.1

吹き替えで観たんですが、しょーもなすぎてギリギリ笑えるか笑えないかくらいのとこでした。

美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

予告とは別もの。
痛快な贋作をめぐるイタズラというよりももっと現実味があって精神的な病理を感じる。
登場する人がみんな一風変わっていて好きだった。

ただ動機は最後まで上手く説明されないから、見終わっ
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バベル(2006年製作の映画)

3.2

ラストシーン以外の、独特の感情を観客に起こすようなストーリーは良かった。一方で"日本"編の終わらせ方が上手くなかったせいでモヤモヤが残る出来になっていると思う。
このバベル(及びバードマン)を見る限り
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