落伍者さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

落伍者

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バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ(1991年製作の映画)

2.5

太田光監督作「泊ったら最後」目当てで。こんなペンションは嫌だという体。ゲイ役でキスする田中と口数少なく不気味な光代社長。

ボブという名の猫2 幸せのギフト(2020年製作の映画)

3.0

相変わらず、毒にも薬にもならないが。利他的に振舞っていればいつかは自分にも帰ってくるということ。

宮澤賢治 -その愛-(1996年製作の映画)

3.0

三上博史のキャスティングは明らかに歴史修正主義的である(かと言って、菅田将暉が良いとも思えないが。個人的には柄本佑とか若いころの中井貴一)。国柱会に入信していた件はスルーで割とヌルめ。

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.5

再見。結局のところ人間賛歌なんだと思う。好きに生きた者勝ち。

わんわん忠臣蔵(1963年製作の映画)

3.0

冬に攻め込む理由付けされているのが変に律儀。ジェットコースターが楽しい。

ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

2.5

遺体写真家の仕事が興味深く、いっそハンガリー版「おくりびと」でも良かったなと思ったり。

逆襲大蛇丸(1955年製作の映画)

2.5

「忍術児雷也」の続編。地味に気合の入った首チョンパ。

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.5

ほとんど棒読みに近い演技だが、なんだかそれが寺の静謐さと調和している。突然の切れの良いドロップキックに笑う。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

2.0

フリースクール以上の深いつながりなんて必要ないと思っていた自分は少数派なのだと思い知らされた。

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.0

強盗がやってきたスーパーに津波プラスサメな集団密室劇。ほどほどにグロで、犬が笑える。

忍術児雷也(1955年製作の映画)

2.5

若山富三郎デビュー作。蛇がナメクジに弱いのは、昔のジャンケンは蛇、蛙、ナメクジだったからと他人の感想で見たが、それでも解せない。モノクロなせいか「怪竜大決戦」より生き物のクオリティは高い気がするが、今>>続きを読む

若さま侍捕物帖 鮮血の人魚(1957年製作の映画)

2.5

人魚は存在することが前提となっていて、あくまで本筋は人魚島での火薬製造と謀反からの名古屋城攻撃。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.5

映画にするまでもない、自分にとっては身近な話。弱者男性だのこどおじだのと呼ばれる層が全員観に行けば大ヒットするだろうが、わざわざ金払ってまで己の人生直視したいかと問われると微妙。主人公が精神を病んでい>>続きを読む

機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-(1998年製作の映画)

3.5

再見。セル画は特に時代感出る。夏の日差し眩しい街並みや雑踏最高。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man(2005年製作の映画)

3.0

放送当時は熱心に見てたが、なんか今見ると水戸黄門や旗本退屈男や若様侍捕物帖の様な大衆へのガス抜き娯楽作のように見えてしまって悲しい。警視庁長官の会見にフリーの記者も出席し、自由に質問してる時点で、ああ>>続きを読む

西遊記(1960年製作の映画)

2.0

牛魔王の形態変化に、没後、手塚の仕事机の中から発見されたメタモルフォーゼなフェチ絵を想起。

愛情物語(1984年製作の映画)

3.5

再見。ミュージカルは気恥ずかしいが、旅パートはカメラアングルバキバキに決まっていて良い。

チョッちゃん物語(1996年製作の映画)

2.0

トットちゃんと比べるといかにもな文科省推薦アニメの域を出ない。疎開先の青森でそろばんできないのに農協に勤めたりする個々のエピソードはそこそこ面白いが。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.5

一国への核攻撃やビーム、ミサイル、乱れ撃ち。最終的に倦怠期カップルたちの惚気に着地するのが凄まじい。お祭り感あり、期待以上に満足。

赤穂城断絶(1978年製作の映画)

3.5

私は千葉真一と渡瀬恒彦の対決だけ楽しんでしまうにわか忠臣蔵者。

右門捕物帖 片眼狼(1951年製作の映画)

2.0

ミュージカルと本筋が全くかみ合わないと思っていたが、この年の9月までGHQからチャンバラ禁止令が出されていたらしく苦肉の策だったらしい(公開は1月)。どうみても怪しいアラカンがなぜ女にモテるのか分から>>続きを読む

丹下左膳 怒涛篇(1959年製作の映画)

3.0

大友柳太朗版は初かも。豪快で野蛮だがすぐ騙される憎めない丹下左膳。百万両の壺ならぬ、百万両の香炉。

大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

3.0

再見。襟裳岬でガメラを目撃する左卜全に和む。

宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)

2.0

再見。怪獣も話もチープなのは初見の印象と変わらず。宇宙空間で間の抜けた主題歌BGMが流れていたり、月面基地で檜風呂に入ったりするのは好きだが。

リングの王者 栄光の世界(1957年製作の映画)

2.0

石井輝男デビュー作。足の不自由な妹の手術費用のため、ボクシング世界チャンピオンを目指す宇津井健。あまり似合ってない。

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲(1987年製作の映画)

2.5

宮崎ますみの他に五十嵐いづみが出てきて嬉しい。漫画的にワイヤーで飛ばされたり、プレス機で車一台お釈迦にしてる。

砦のガンベルト(1967年製作の映画)

3.5

よくあるネイティブ・アメリカンと砦を守る騎兵隊モノかと思ったら、気が狂ったサドで腰抜けで空威張りの大佐(ジョン・ミルズ)と彼に異様に忠実な曹長(アーネスト・ボーグナイン)のマッチョイズムに圧倒される一>>続きを読む

女の賭場(1966年製作の映画)

3.0

大映末期を支えた江波杏子主演シリーズ第一作。藤純子の緋牡丹博徒より前だったのか。ズブの素人でないヒロインが昔気質の渡世人(川津祐介)と義理人情よりも実利を優先する新興ヤクザ(渡辺文雄)と戦うという話の>>続きを読む

ビューティ・ペア 真赤な青春(1977年製作の映画)

2.5

マキ上田の高校時代のバレー部監督役に俳優時代の岡田裕介。かなり臭い芝居。

ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

3.0

暴走族との絡みや月光仮面の下り等、作家性が出てる箇所がことごとく邪魔な気がしたが、ケセラセラがすべてを優しく包み込む。

余命10年(2022年製作の映画)

2.0

思春期にセカチューや恋空に触れた世代が制作側に回る時代になったのかと思いながら感慨深く見ていたら、原作者が主演の小松菜奈と同じ難病で、死後映画化されたことを知り、なんとなく申し訳ない気持ちになる。話ベ>>続きを読む

日蓮(1979年製作の映画)

2.0

甲高い声と仰々しい演技の萬屋錦之介にうんざり。神格化されているがぶっ飛び具合もイマイチなので話もあまり面白くない。法華経以外(念仏や禅)を認めないから、民衆や武士から迫害されまくる。政治と宗教が今以上>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

小児マヒの子の葬式から駆け出した後の商店街でのシークエンスが本当にグロテスクでクラクラ。戦前の上流階級の暮らしを映像で知ることが出来た意味でも(あのガス?のトースターなんて初めて見た)面白かった。