落伍者さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

落伍者

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LOVE GOD(1997年製作の映画)

2.0

最初1.5倍速で見てるかと思った。テンポと音楽は異様に良い。

爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

1.5

熱量はあるが学生映画の域を出ない。どうしても「狂い咲きサンダーロード」と比べてしまう。麿赤兒や泉谷しげるは今と全く同じで、変わらないことこそが前衛だ、ロックだと言われるとなんとなく納得してしまいそうな>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

鉄道会社全面協力でこんな映画作ってからに。太っ腹。まあ、車掌も男客室乗務員も格好良く描かれてるからいいのか。利己的なバス会社の専務が悪役なのは笑ってしまう。老若男女が配役されているうえ、最終的に家族ド>>続きを読む

人生劇場 飛車角(1963年製作の映画)

3.0

月形龍之介演じる博徒が格好良い。鶴田浩二匿うシーンが一番の見せ場。

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.0

話の展開は割りと王道だし、最後自分で決着つけようとするとこなんていかにもアメリカーって感じだが、ゲイムービーとして楽しく見れた。鎖に繋がれたヒロインがトラックで引きちぎられるの良い。

終わらない青(2009年製作の映画)

2.5

過去に監督作他に何本か見たが、固定のワンショットばかりなのはカメラワーク下手糞なのかなと、思い始めてきた。

無伴奏(2016年製作の映画)

3.0

途中から成海璃子完全に置いてけぼりというか蚊帳の外でゲラゲラ笑う。ほとんどノンポリの学生でも月面着陸はアメリカに汚されたと感じたり、サガンはやはり軟派と思っていることが分かったりして面白かった。

どんずまり便器(2012年製作の映画)

2.0

最後のシーンは、ようやく彼女が一人の人間として認められたということなのかなと思った。

日本黒社会 LEY LINES(1999年製作の映画)

3.0

片言英語を話す田口トモロヲの存在が後からじんわりと泣かせに来る。ここから抜け出したいがその先は何もない寂しさ。

ホステージ 戦慄のテロ計画(2017年製作の映画)

2.0

もう少し待っていればソ連崩壊してジョージアも独立できたのにねと、後世の人間からすればもったいなく思う。

サイボーグ009(1966年製作の映画)

2.0

003がジュディ・オング。目玉の描き方が一周回って可愛いかもしれない。007が子供になってる。途中登場するエクラノプラン的乗り物が良い。

極道黒社会 RAINY DOG(1997年製作の映画)

2.0

三池崇史版「ケルベロス 地獄の番犬」みたいな話。台湾ロケ。ずっと雨続きだったのか、意図的に降らせたのかは知らないがあまり良い風景は無し。場当たりで撮った感。

ピート・スモールズは死んだ!(2010年製作の映画)

2.5

よくある自分探しの旅とハリウッド脚本家冷遇を絡めた緩い話。権利にうるさい脚本家である筈の主人公が上手くいっていないのも、なんか色々と幻滅して諦めてしまっていたからなんだろうと想像。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

吉岡里帆が元警官ということで物分かりが良く、状況への対応が早いのでストレス無く見れる。犯人からの追跡に視覚障碍者でもある彼女が駅構内の点字ブロック頼りに走り出すアクションは発明。元の韓国版にもあるのか>>続きを読む

バスターズ(2012年製作の映画)

3.0

フーリガン怖いが、機動隊もそれ以上に野蛮。暴力を行使し(それしかできない)、それによって繋がる仲間意識という最低な職場。

懲役十八年(1967年製作の映画)

3.0

安藤昇って顔と佇まいでそれっぽい雰囲気出してるが、声張り上げたりすると普通に演技下手糞だな。

新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争(1995年製作の映画)

4.0

三池崇史の劇場長編デビュー作。人の痛めつけ方が多彩で楽しい。眼球を引き抜く田口トモロヲ。奥山和由が石井隆が生前、中国マフィアと全面対決する「GONIN」の続編的オリジナル「SEVEN」の脚本話をツイー>>続きを読む

妹の甘い唇 幼い鼓動(2003年製作の映画)

1.5

兄の就職採用と引き換えに妹に手を出す人事のオヤジ。

Daughters(2020年製作の映画)

1.5

いや、避妊しろよ以外の感想が無い。「八日目の蝉」と一緒。コンドームしないことが愛情だと勘違いしてる時点で駄目。

淫乱OL 思いっきり抱いて/OL性告白 燃えつきた情事(2002年製作の映画)

3.5

池島ゆたかにしてはなかなか良い。酒に酔いながら深夜の車道のど真ん中を2人で走ったり、公園のブランコ漕いだり、同じ月のカレンダーを部屋の壁一面に貼って「2月は終わらない」と宣言するシーンとか好き。

五人ライダー対キングダーク(1974年製作の映画)

2.0

キングダーク出始めの頃のⅩの劇場版。子役の姉が光明寺ミツコ。ライダーマン復活。岡本太郎デザインの飛行船。

ウォリアー・ロード 戦士の道(2016年製作の映画)

1.0

大学の文学科で、自身の夏の思い出を短編という形で発表する主人公。強盗して海行きました。

愛に濡れたわたし(1973年製作の映画)

3.5

途中まで火サスっぽいが、なんだかおかしな方向に。宮下順子と青木リサは本当の姉妹ではないのかもしれない。2人が何故石津康彦を騙すのかと、彼は本気で妻を探す気があるのかが分からない(おそらくその気がない。>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

1.5

自分には全く関係の無い話。相手の為に玉砕覚悟で告白するの、スポーツマンみたいに割り切っていて少し面白いが。

ナマ配信 放送禁止のプライバシー(2017年製作の映画)

1.5

タイトルから想像した以上のものが出てこない。むしろ足りない。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.5

稲垣吾郎と玉城ティナという天才(設定)だから相手にズバズバ言えるし、許されるのだろう。高みの見物といった他人事の様な態度もそれを補強している。馬鹿な会話や間を楽しむ。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

2.5

前作でも良かったが、女王と途中平民になる親衛隊の人が厳つく、主役より格好良い。何故か一番金かかって無さそうな一人で兄を偲ぶ焚き火のアップが一番心動かされてしまった。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

1.5

3.11が都会人によって雑な態度表明と作品制作のダシに使われたようで段々と苛ついてきた。震災に向き合うならあんなシンゴジラの尻尾みたいなのうにょーと伸ばしたり(創作が現実に負けてる)、椅子になる青年と>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

2.5

普通だったらTWICEをノリノリで踊る漫画のキャラみたいなマ・ドンソクが現れてすべて解決なんだろうが、登場人物それぞれが悩みや問題を抱えており、それを解決するには結局自分一人で解決するしかないという、>>続きを読む

私は絶対許さない(2018年製作の映画)

3.5

集団レイプPOV。まあ人生棒に振ることなく、逞しく生きているようで良かった。普通、いくら居場所が無いからと言って隆大介や佐野史郎について行ったりしないと思うが。終始怖すぎていつ豹変するのかとビクビクし>>続きを読む

暴力街(1974年製作の映画)

3.5

オウム飼ってる眉まで剃ったスキンヘッドの男と、剃刀使ってくる着物着たゲイの殺し屋コンビの印象が強烈。そこだけ怪奇映画。鶏小屋での戦闘では流れ弾くらって生きた鶏が爆死し、犬小屋では犬がマジに噛みつく。あ>>続きを読む

柔道一代(1963年製作の映画)

3.0

西郷四郎がモデルの千葉真一格闘映画初主演作。兄弟分は村田英雄(主題歌も歌ってる)。杉浦直樹が嘉納治五郎。柔道が正式種目になる東京オリンピック前年に公開とあって、流石東映は時流に乗るのが上手い。

赫い情事(1996年製作の映画)

3.5

他人の未来を予知してしまう(覗いてしまう)葉月螢が人から見られるから好きなのだと、覗き部屋に勤める心地の良い不健全さ。最後の最後で伊藤猛が彼女を信じたことで、一瞬だけでも救われたのだと信じたくなる。

空手バカ一代(1977年製作の映画)

3.0

猛牛の角を折った「けんか空手 極真拳」、(着ぐるみの)熊と戦った「けんか空手 極真無頼拳」に続く、劇画空手バカ一代原作映画3作目。夏樹陽子デビュー作。終戦直後のはずなのに整備された街並みに戦災孤児がた>>続きを読む

虹蛇と眠る女(2015年製作の映画)

3.0

長女と長男が神隠しにあい、両親が右往左往する雰囲気映画。只、砂嵐と意味深婆さん以外に神秘的要素は皆無。「ピクニックatハンギング・ロック」には遠く及ばず。ニコール・キッドマンが脱ぐみたいな煽り文があっ>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.0

あくまでもタップダンスが捕虜収容所からの脱出の手段ではなく、純粋に踊りたいからこその国や人種を越えた連帯ってのが新鮮。まあ、戦争中なので国はぐちゃぐちゃ。シャバに戻っても暮らしは成り立たず、踊りはイデ>>続きを読む