LOVE肉球さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

有名な若草物語。私も子供の頃読みました。とはいえ数十年前の事、記憶は曖昧……
という方も、初見の方も、とても楽しめる作品だと思います!なんか小説はもっと、道徳の教科書のような清く正しく感があったような
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.9

ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインという、演技派対決と言うだけでも見所たっぷりなのですが、生々しい医療シーン、心臓病のエイミーが今にも倒れそうでハラハラ、なぜこんな犯行が繰り返されるのか?と>>続きを読む

ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

4.0

えっ?予想より全然面白かった!
人質を取られての国際犯罪。現場はタイらしいということで、交渉も人質解放も、困難を極める現場で、全力で頑張る主人公チェユンに感情移入し、息を詰めて見守る。ミン・テグは凶暴
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.2

前情報無しで観ました。ポン・ジュノ監督なんですね。素晴らしい作品でした。お母さん役のソン・ヘジャさんが素晴らしいですし、脳に障害のある役を演じるウォンビンはホントに子鹿の目で最高でした。息子が殺人の容>>続きを読む

私の少女(2014年製作の映画)

3.5

ずっと観たいのに観てなかった作品。ペ・ドゥナさんがいい。子役のキム・セロンさんも最高です。
重苦しい内容ですが最後まで集中力が切れることなく観られるのは2人の演技力大きいですね!

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.7

FOD祭り最後の作品
2時間半なので気合い入れて見ました。前半、えっ?訳分からん?えっ國村隼さんふんどし?ともやもやしますが、ファン・ジョンミン演じる祈祷師の登場で、助かる?と希望も生まれ、食らいつく
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.8

普通の殺人者の記憶法を見てから結構経ったので、もうあまり覚えてないのですが、こちらの方がかなり面白い印象です。主人公の記憶が失われたり戻ったりする度に、事件の様相が180度変わります。何が真実か分から>>続きを読む

JSA(2000年製作の映画)

3.5

2度目の鑑賞
FODでしか見られないことと、最初に見た時すごく面白かった記憶があったので、もう一度見てみることに。
構成が面白い。ソフィが謎を解明していくスタイルかと思いきやという流れが面白いと思う。
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レイトオータム(2010年製作の映画)

3.4

夫を殺して服役中のアンナ。母のお葬式のため72時間の時間を与えられ、夜行バスでシアトルへ。バスの発車直前に、お金もないのにバスに乗り込む怪しい男フン。
たった3日間の刹那な関係。複雑な気持ち。心が少し
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百万長者の初恋(2006年製作の映画)

3.4

成人して祖父から遺産を貰えることになった我儘で利己的で問題児のジェギョン。遺産を貰うために、田舎の高校へ転校し、ある少女と出会う。少女ウナンは不治の病であとわずかの命。恋に落ちる2人……と、大変にあり>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.9

1988年のオリンピックを境に高度成長期を迎えた韓国。餅やもそれなりアパートに暮らし中流のようである。家父長制度ほまだ色濃く残り、父は叩き怒鳴り女子供は逆らえない。父を見て妹を叩く兄。父母は餅屋に忙し>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

3.6

賢い医師生活のチョ・ジョンソクと少女時代のユナ演じるパニックムービー。街に拡がる毒ガスから逃げるので、建物からでられない、地面に降りられない。
屋上でヘリを待つしかないのだが、取り残される2人が登山の
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

バカバカしくくだらないけど、何も考えずにケラケラ笑って見られるコメディー。
皆さんのレビューにもあるけど、チキン食べたい。

#生きている(2020年製作の映画)

3.5

韓国ゾンビもの再び。
韓国のゾンビは死者が蘇るのではなく、噛まれると感染し、凶暴化、人肉食など狂犬病に似ている。
死者では無いので動きがスピーディなところが怖いです。あと、韓国は狭い国だからか、新感染
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

韓国産ゾンビ映画
ソウル発釜山着の電車、3~4時間の行程の中での話のせいか、超スピーディにテンポよく進みます。
そしてゾンビが今までで1番足が早かった笑。逃げきれないではないか!というくらい。
手に汗
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.7

私はヒョンビンの大ファンです。だからこの映画は楽しめましたよ。愛の不時着で着ていた北朝鮮の軍服もとても似合ってましたし、アクション多めで、眼福でした。韓国ファン、ヒョンビンファンでない方は今ひとつかも>>続きを読む

ソウル・バイブス(2022年製作の映画)

3.7

軽快でポップなカーアクション映画。1988年、オリンピック間近のソウルでの活劇。重たい内容なのに、そんな事をあまり感じさせないスピード感のある物語。当時のファッションや、車、暮らしなどを見ているだけで>>続きを読む

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.7

梨泰院クラスの関連で鑑賞。軽快なコメディー+アクション映画。警察大学に通う、2人の学生が彼女欲しさにクラブに行き、その帰りに犯罪を目撃するが……大事件なのに捜査開始が一月後とか、韓国の警察事情に驚くけ>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

2.5

試写会で鑑賞。
重松清ときて、阿部寛ときたらこうでしょうという映画。
私は特に号泣するほどではなかった。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

2回目の鑑賞。最初に見た時の、しょうげきがわすれられない。2度目に見てもやはりすごい。両家の窓から見える景色の対比。豊かな家を抜け出し、自分の家へ戻る時のあの階段の量。さがるにいいだけさがると、掃き溜>>続きを読む

ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.0

韓国は儒教やキリスト教の影響が強く男性が家庭を守り、女性は傅くような文化が強い。先日の東京オリンピックのアーチェリー選手が、ショートカッというだけで、フェミニストだと揶揄され、メダルの返還まで求められ>>続きを読む

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

4.1

いいねぇ。純愛だねぇ。
彼女いない歴が年齢と一緒の35歳男子とか、子離れできない親とか、家族を思いどおりにしたい父とか、障害者の恋とか、差別とか、人間関係の問題盛りだくさんな割に、爽やかなラブストーリ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.7

大物2人の演技対決!
という派手さはなくて、ふたりの演技は抑えめでナチュラルで仰々しさがなく、純粋にストーリーに入り込めたかな。
それでもメリルは凄い。あの時代の女性の不自由さ、地位の低さ、葛藤、全て
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.4

前2作に比べるとちょっとね~。
もうちょっとすすきの出してとか、ボロ車は動かないとか、お約束足りなくない?って不満があるなあ。シリーズ物はお約束はきっちり出して欲しい寅さん世代笑。
まあ、でも楽しめま
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.5

原作既読で鑑賞。
まあ、イメージ通りかなー?高畑充希の声が違和感ありましたね。
小説はテンポよく、物語にスっと入り込める感じで、何も考えず、うるうる泣いてしまうような心地良さでした。
映画も、まあまあ
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猫は抱くもの(2017年製作の映画)

2.5

ええ??
これ誰得?
猫はあまり出てこないし、吉沢亮は良さがちっとも生かされていないし、沢尻エリカもあまり良くなかった。
ただ、峯田和伸が沢尻エリカの絵を書くところと、コムアイの歌だけがよかったかな。
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いつか家族に(2014年製作の映画)

3.8

口上手だが真面目に働くとは言い難いサムグァン。村一番の美少女オンナンと結婚したくて、策を弄じ、言葉巧みにオンナンのお父さんを口説き落とし結婚を成功させる。
ある時自分の長男はオンナンの元彼の子だという
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

ドラマ版を見ていたので、楽しみにしてました。
いやあ、村上春樹と韓国は相性いいですよ。
元々は短編なので、行間にたくさんの肉附けをしている訳ですが、そのセンスがいい。
へミの不思議なキャラクターも、日
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

仕事が趣味で家族を振り返らない男性って、日本には昔はよくいましたね。
その仕事が上手くいかなくなり、零落していく主人公。家族からも見放され、孤独な上に家も失う所から話は始まるが、ひょんなことから麻薬の
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

面白かったなぁ。
テンポよく、飽きる暇なく進むストーリー。時々歌と踊りありで、長い映画もあっという間に終わりました。実話ベースらしいですが1980年代くらいかと思いきや、なんと2001年のインドが舞台
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.0

なんか残念。
こんなストーリーだっけ。
お姉さんのキャラ、作画、蒼井優の声も全部当てはまらない気がする。
ペンギンがぬいぐるみみたいなのも何だか気に入らない。
つまりは小説を読んだ時の世界観と違いすぎ
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

登場人物の心模様とシンクロした音楽が緊迫感を煽る中、父親と息子の日々が描かれる。「全て」がキーワード。こんなに仲が良く、全てを愛してくれる父親との間のどこにドラッグの入り込む隙間が?
「心の穴を埋める
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.9

幼いフリダ役の子がいい。
表情がいい。
母親を亡くした事や、引越し、叔父叔母に引き取られることも、説明されず、映像から段々と分かっていくような演出も好きだ。
色々なトラブルの中でも、フリダにあたったり
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.8

やっと観れた。前2作品を映画館で観てからどのくらい待ったかな?
まあ、相変わらずイタリア的緩さ満開の、イタリア版オーシャンズですよ!ぜひ3作全部観てください!

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.1

135分もあるとは思えない、スピード感。テンポよく話は進み、飽きることなくラストまで疾走。
スパイク・リー監督は初鑑賞ですが、リズム感がいいですね。
それから、ジョン・D・ワシントンとアダム・ドライバ
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