mhさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.9

ポスターのイメージから「新・感染」のような泣ける映画を想像してたら、見事に裏切られた。

劇場では何度も笑い声が。

かく言う私も何度も声出して笑ってしまいました。

至って真面目なストーリーなのに、
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

4.4

もう、これ最高🤣

のっけからの下ネタにちょっとドン引きしながら見てると、だんだん納得させられて来て、最後にはこの2人が好きになって応援しちゃってる😆

そんな感じなのです。

サイモンを演じるカイル
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空白(2021年製作の映画)

4.3

ストーリーも役者の演技もリアル過ぎて実話かと思ってしまう。

これが監督オリジナル脚本とは、日本映画も捨てたもんじゃないね

少し救われるけどやはり辛くて、でも観て良かったと思わせる超力作で秀作。
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整形水(2020年製作の映画)

3.7

韓国ドラマを観ていていつも思うのはイケメンが優遇されるってこと。
「あなたイケメンねぇ」なんて台詞がよくあるし。

美に対するこだわりが日本人より強いと思われます。

でも男も女もそれにこだわりすぎる
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偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

3.9

キャストは地味ながらとても楽しませてくれました。

日本版のポスターやタイトル見ると、クールなお話だと思いそうですが、
楽しいシーン、悲しいシーン、ほろっとするシーンもあってとても良くできた作品でした
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

予告編を見て気になり鑑賞しました。

「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督が2011年に撮った作品とのこと。

「燃ゆる女の肖像」にそこまでハマれなかったのですが、これはすごく良かった。私は断然こ
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スターダスト(2020年製作の映画)

-

デヴィッド・ボウイを演じた役者さんがとにかく顔と容姿が似てない。美しくない。その言葉に尽きる。

明け方お勤めが終わって化粧取れ髭も伸びてきたゲイバーのオカマにしか見えない。(ごめんなさい🙇‍♀️💦)
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.8

オンライン試写会にて鑑賞

聴覚障害を持った主人公が殺人鬼に追いかけられるという設定。
音のない世界でさぞかし恐ろしいだろうと思うと怖さが増して来る。
話せないことによって生まれる誤解。
どんどん追い
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.0

戦争を男性視点ではなく、女性の視点で描いた作品。

家族を守るために奔走する姿に母としては共感しかない。それが傲慢だと言われようとも母にとってはそれが正しい道だと言う気がする。

いわゆる感動ストーリ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

「ちょっとくらい呑んだ方がいいんじゃない?」って言われる真面目な方、って結構随所にいますよね。
面白みがないとか言われちゃう人。
実は私もそうなんです。
なので、「血中アルコール濃度0.05%を保つ」
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沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

4.1

マルセル・マルソーがフランスの人だとは知っていたのですが、実はユダヤ人だったことは知りませんでした。

もちろん、親を殺されたユダヤ人の子供達をたくさん救っていたことも。

劇中のマルセル・マルソーと
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恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜(2020年製作の映画)

3.9

強迫性障害で潔癖症なふたりが出会い恋に堕ちる。

最初はちょっと変わったふたりの可愛らしいラブコメディだと思って観てると、途中から違ってくる。

最後は切なくて苦しくて涙をこらえました。

こんな物語
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

4.0

観る前は、ガンで亡くなった妻がどれだけ良い人だったかって話かと思ってたんですが、違いました😅

癌に冒されたニコルとその夫マット。2人の親友のデイン。
あまりにも献身的に2人とその子供達に寄り添う姿に
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ミス・マルクス(2020年製作の映画)

3.5

オンライン試写会にて鑑賞

マルクスの娘エリノアの半生に描いた作品。

活動家のエリノアが惚れた男は劇作家エドワード。この男が曲者だった。
お金にゆるく、女にゆるい。
立派な活動家としての姿とは裏腹に
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愛のくだらない(2020年製作の映画)

3.2

チネマット限定試写会
で拝見しました。

同棲する恋人ヨシから思わぬ告白を受けた時、主人公の女性同様、私も「はぁ、そんなバカな」と面くらいました。

でも、「そんなバカな」話もふざけてる訳でもなくて、
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ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

4.2

「大切な想い出を映画セットで再現できる」そんなサービスが実際あったら、あなたはいつの時代を再現したいですか?

迷わず妻との出会いの場面を選んだ主人公
なのに現実世界は無情にも捨てられる。

タイムス
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.9

予告を観て、これは絶対観なきゃと何故か使命感に駆られ楽しみにしていました。

少年が体験した“ひと夏の燃えるような恋”
その相手は2つ上の青年でした。

前評判通り主役のフェリクス・ルフェーヴルはどこ
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.7

モノクロ映画とか、昔からの映画館とか郷愁を誘うものがたくさん出て来て、そういうのも含めて映画に対する想いがある人にはかなり楽しめる作品ではないかと思います。

菅田将暉さんがやっぱり上手かったなあ、
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明日に向かって笑え!(2019年製作の映画)

3.9

オンライン試写会で鑑賞

アルゼンチンの田舎町に住む人々が一致団結して、自分たちのお金を奪った相手に復讐を企てるというお話。

このアルゼンチンの人々がもう、なんかリアルでどこかみんなクレイジーでいち
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.8

Filmarksオンライン試写会で視聴。

見る前にあらすじを読んでいたら、あれ?この話漫画で読んだことあるぞ。と気づいた。調べてみたらやっぱりモーニングで読んで作品でした。

もじくんと美波ちゃんと
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少年の君(2019年製作の映画)

4.9

今年1番良かった!

いじめのターゲットになってしまった優等生、あともう少しで受験が終われば…と思っているがいじめという名の暴力がまぁ、ひどい。そこに現れたゴロツキの少年。
彼女にとってはもうヒーロー
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

4.3

私もちょうど同じ頃制服を着てOLをやっていた。

仕事が出来る先輩がいたけど、女性で高卒は出世出来ないし、給料も安いってよく愚痴っていた。

同じ時代日本もこんな感じだったなと懐かしくもあり、共感する
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パンドラ(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

キム・ナムギル主演。日本未公開。
ということで見てみました。

劇中、「福島のように…」という台詞があるので
基本的には「もし韓国で、福島ような地震があって原発が爆発したら」という設定になってはいる様
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.7

コンユ&パクボゴム主演ということで、公開前からかなり期待して公開初日に行きました。

ビジュアルを含め2人のケミが想像以上に良くて、スクリーンに釘付けでした。

コンユは相変わらずカッコいいし、
パク
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

4.8

ゲイの水球チームの物語なんてそれだけで楽しそうな映画!

そう思って見始めたら、想像を超える素晴らしい作品でした。

性転換したフレッドが登場したシーンでは、「本当にフレッドか?」と聞かれて「イザベル
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甘酸っぱい(2021年製作の映画)

3.5

日本の「イニュシュエーション・ラブ」のリメイクだと全く知らずに鑑賞。

そもそもその作品自体を知らなかったので、韓国ぽくないなと思いながら観てましたが、それなりに楽しめました。

いつもサイコパス的な
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

5.0

38年ぶりに映画館で観ました。

やっぱり素晴らしい映画でした。
大島渚監督は天才ですね。

昔観た時と唯一の違った感想を持ったのは、ビートたけしの演技でした。

当時はあの演技はどうなの?微妙。と
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.6

すごく話題になっていたので気になっていた作品。

感想はただただキモい。

12歳の女の子を演じている女優さんにSNSを通じて話しかけてくる男達

そのほとんどが変態と呼ぶべき男達。

その男たちの取
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.9

主人公の女性が人間的にもカッコ良かった。

父の残してるくれたバラ園を守るために奮闘する話ですが、バラの品種改良とか知らない世界が知れて楽しいし、バラはキレイ。

訳ありな人たちを雇って最初はどうなる
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5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.6

オンライン試写会で鑑賞


まだ封建的なフランスで、お堅い花嫁学校の先生だった主人公が、夫が亡くなったことにより、ズボンを穿くようになったり変わっていく姿が爽快で痛快でした。

特に後半からのミュージ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

アンソニーホプキンスの演技が素晴らしかった。

映画はアンソニーの目線で展開するので、視聴者は混乱する。何が起きてるのか分からないまま引き込まれて、見終わった後にそれが分かります。
認知症の記憶が無く
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.6

シアーシャローナンとケイトウィンスレット、ふたりが美しかった。

序盤からケイトウィンスレットの絡み付くような視線にその後の展開を期待してドキドキした。
対象的な魅力を持った2人が化石発掘と言う一見地
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.9

結婚5年目の漫画家夫婦
妻は夫の不倫に気付いているのか?
いないのか?
漫画の世界の妄想か?現実か?も分からない。
見ているうちにそんなことはどうでも良くなって来て、ただただ先が気になる展開に。

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楽園の夜(2019年製作の映画)

3.8

NetflixKOREAのTwitterが、エイプリルフールの4/1、アイコンをオム・テグに変えるくらいイチオシのようなので、鑑賞。

「THE WITCH」の監督さんだと観た後に知ったので、主演のオ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.1

他の方のレビューを観て興味を持ち鑑賞。

とにかくその世界観に圧倒された。

ポスターにはカルトと書かれていたが、これがカルトなのか私には分からない。

主人公をはじめとするキャラクターが味があって、
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旅立つ息子へ(2020年製作の映画)

3.8


じわじわと染み入る良作でした。

自閉症スペクトラムの息子と寄り添うように暮らす父。

母は子供のことを思っているには違いないが、一緒に暮らしておらず、どこか他人事のように見える。

父親母親、誤解
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