snさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

実在の人物(田村明義)をモデルにした
佐木隆三の小説『身分帳』を映画化ー。

加害者のラベルをはられてしまった人が
社会でやり直すことの難しさや厳しさが
生々しく描かれていて考えさせられる。

三上(
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.0

デジタルネイティブのZ世代が主人公のため、
あらゆる検索サイトやSNSなどのITを駆使して
10代ゆえにできないこともITで補うという
アイディアが賢くて非常におもしろかった。
(Go Ninjaを現
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

眺めているだけで楽しいエレメントシティの
作り込まれた世界観や映像美はさすが!
ほっこりあったかくて想像以上によかった。

直球でラブストーリーを描くのは新鮮だったし、
視覚的にもわかりやすい火と水の
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

メキシコの陽気な音楽や
オレンジが印象的な温かみのある祭壇、
鮮やかでカラフルな死者の世界観は
観ていてとても惹きつけられる。

"二度目の死"という概念は新鮮で、
亡くなった大切な人を忘れないでいよ
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シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.0

テンポもいいしさくっと楽しめたけど、
家族が自信を取り戻す過程にライルが
どう影響を与えたのかをもう少し深く
描いてくれたらより感動できたかなと。
歌も耳に残る程のものはなくて残念。
(大泉洋さんの吹
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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

2.0

自閉症の作家である東田直樹氏が13歳の時に
執筆したエッセイをもとにしたドキュメンタリー。

自閉症の障害を持つ人の見え方や感じ方を
映像や音響を駆使して表現されており、
擬似体験できて興味深い内容だ
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.0

コメディ要素強めでおもしろかったけど、
もう少しテンポのよさが欲しかったかな…
緊張感のない展開が続くため中弛み感があった。

999人のゴーストがいるはずなのに
モブゴーストばかりなのも少し残念👻
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パプリカ(2006年製作の映画)

1.0

夢、現実、幻覚の境界が曖昧になり
観ている者をも狂わす世界観はすごいし、
情報過多で色鮮やかな奇怪パレードには
圧倒されて印象に残るんだけど、
話が難しくていまいち没入できず…
何度も同じ場面の連続で
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

売れっ子アイドルが次のキャリアに
転身する際の悩みや葛藤を描いた作品。

現実と空想の境目が曖昧になっていき
主人公だけでなく観る者をも狂わせる様と
想像できない展開に衝撃で鳥肌が立った…
三重構造と
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.0

天才的頭脳を持つ孤独な石神が
引き起こしたとんでもないトリックと
それに気づいてしまった湯川の苦悩。
悲しい物語だけれど、人を愛することの
美しさと残酷さがうまく描かれている。
EDの"最愛"も物語の
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

『ガリレオ』シリーズ劇場版第3弾。
湯川×内海は14年ぶりのスクリーン再結集。

冒頭の澄み切った歌声から引き込まれたし、
今作では"沈黙"がテーマとなっており
二転三転する見事な展開がおもしろかった
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

1.0

1作目からの完全なる続きから始まり
前作を観ている大前提で展開されるため、
内容を忘れないうちに見るべし!

出演者も同じですんなり物語に入れるし、
すでに百戦錬磨の最強ビッチのツリーが
バットを持っ
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ジャック(1996年製作の映画)

3.0

同様の病気(早老症)で亡くなった
監督の子どもに捧げられた作品ー。

普通の4倍の速さで成長する主人公が
クラスメイトの同じ10歳の子どもたちと
一緒に成長していく姿に心が温まる。
ルイ君もいい子だし
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.0

人生をあきらめようとした男の再起の物語ー。
オリジナルのスウェーデン版
「幸せなひとりぼっち」リメイク作品。

わりとありきたりな内容ではあるので
正直泣くほどの感動はなかったけど、
オットーとマリソ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

『ゲット・アウト』のプロデューサーによる
ホラー×タイムリープ×ミステリーな作品。

主人公がビッチだけど明るい性格で
コメディ要素も少し入ってはいるが、
緊張感のあるドキドキな展開も多く
しっかり怖
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

2.0

"あの花""ここさけ"の脚本を務めた
岡田麿里氏による初監督作品。
人間よりも寿命の長い"別れの一族"の物語ー。

イオルフの種族に対する説明が少ないので
最初は置いてけぼり感があったものの、
主軸は
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

2.0

ユダヤ人差別、両親の離婚など、
葛藤を抱えながら、映画監督を目指した
スピルバーグ監督の少年時代を描く自伝作品ー。

原点が初めて映画館で観た
激突シーンというのが興味深かったし、
科学の父に芸術の母
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

結果を知っていても胸が熱くなるし、
勝利の裏側での監督や選手達の表情や
様々な想いを知れて想像以上に楽しめた。
ED後の大谷選手の一言がかわいい。

三年後のWBCが待ち遠しくなる⚾️

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

2.0

公開前から話題になっていた黒人アリエル。
人種の変更は気にならなかったが
表情が少なくて可愛さを感じられなかった…
ガチ魚のフランダーやセバスチャンも
リアルすぎて愛着が湧かないし、
エリック王子もパ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

任天堂と『ミニオンズ』などを手掛けた
イルミネーションが共同制作した3DCG映画。

とにかくキャラクターがみんな可愛いし、
テンポもよくて場面転換が多いので
90分間飽きることなくずっと楽しい!
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.0

池井戸潤の原作小説を映画化ー。

メガバンクの負債や融資の話だけど、
難しすぎず経済的なことがわからなくても
テンポよく観れて十分にたのしめる。
二人が対立する立場にあるかと思いきや、
後半のバディ感
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

鶴谷香央理氏による連載漫画が原作。

宮本信子さんの穏やかで柔らかい空気感や
無邪気にはしゃぐ姿がチャーミングだったし
芦田愛菜ちゃんの等身大な演技も自然で、
二人の関係性や掛け合いがとても良かった。
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

1.0

人前でうまく話せないチェリーと
出っ歯がコンプレックスのスマイル、
爽やかなボーイミーツガール作品。

独特なカラフルな絵で夏らしく清涼感もあるが、
物語の起伏が少ないため集中力が続かなかった…
杉咲
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.0

「北欧、暮らしの道具店」初のオリジナル映画。
なりたい私と、なりたかった私ー。

のんびり見れる作品だし、なにより
北欧テイストたっぷりの青葉家のインテリア、
ブルーの壁が素敵な満福(食堂)の店内、
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メランコリック(2018年製作の映画)

2.0

銭湯で人殺しというのが新鮮だったし、
出勤俳優陣が知らない方ばかりで
B級感強めなのが逆によかった。
鍋岡君の独特の間合いが癖になる。

人生には何度か、
一生これが続けばいいのに
っていう瞬間が訪れ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.0

核戦争後の砂漠化した荒野、
力と狂気が全てを支配する絶望的世界から
妻子を殺された男の復讐劇がはじまるー。

トラックで荒野を爆走して逃げる、
ただそれだけの単純明快な物語なだけに
アクションに集中で
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

5.0

vs 隣国の趙。馬陽の戦い🔥

前半の紫夏のエピソードは原作を読んでいても
うるっときてしまう場面だが、丁寧に描くが故に
少しテンポの悪さと尺の長さを感じた。

後半の飛信隊の戦いは熱量がすごくて大興
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プール(2009年製作の映画)

1.0

めがね、かもめ食堂が好きで観てみたけど
2回見てもやっぱりハマらなかった…

母娘の確執が説明不足のまま進んでいき
なんだか途中で集中力が切れてしまうのと、
さよ(娘)に共感できず好きになれない。
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.0

かもめ食堂で働くミドリ、サチエ、マサコの
やりとりがゆったりしていて心地よい。
今作はフィンランドが舞台となっており、
のどかな街並みや活気ある市場の雰囲気が
とても素敵で行ってみたくなった。

おに
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めがね(2007年製作の映画)

4.0

どのシーンも丁寧に作られた繊細さが伝わるし、
心が洗われていくような空気感が心地よくて、
定期的に見たくなる中毒性のある脱力系作品。
大きな出来事は起きないので楽に観れるのも良い。
個人的には"かもめ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.0

エロイーズはサンディとシンクロしていくが
鏡に映る姿はエロイーズのままだったり、
観ているこちらまで混乱していく世界観。
最後のオチは想像できなくてよかったけど、
個人的にはあまりはまらなかった…
(
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

三部作の完結編で遂に最終章。
(ジェームズガン監督が手がけるのは本作が最後)
vs 遺伝学者ハイ・エボリューショナリー

前作まではピータークイルを軸にしていたが、
今作はロケットの過去が軸に描かれて
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

シリーズ7作目のpart1
vs IMF以前のイーサンを知る男。
そして、人工知能「エンティティ」

上映時間が3時間と長く登場人物も多いため
それぞれの思惑が混ざりややこしさはあるが、
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

5.0

飛行機から始まり、ウィーンのオペラ劇場では
トライアングル構成の美しいアクション、
水中金庫に激しいカーチェイスと
スリル満載のシーンが続き、安定の面白さ!
前作の主要メンバーが引き続き出演するので
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.0

雑誌「暮しの手帖」元編集長の松浦弥太郎氏が
初監督したドキュメンタリー作品。

まるでBSの番組を見ているような雰囲気。
サンフランシスコ、シギリア、マルセイユ、
メルボルン、台湾と世界5カ国の人々の
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オールド(2021年製作の映画)

2.0

1日で一生が終わってしまうビーチという
設定が新鮮で面白いし、冒頭から怪しさ満点で
次々に色々な事が起きるので飽きずには見れる。
設定一本で最後まで魅せる構成力は見事だし、
伏線回収もあるのでスッキリ
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